社宅にお住まいの方も多いと思いますが、子供が「ピアノを習いたい」と言ったらどうしますか?
親としては子供の気持ちを尊重してあげたいものですが、社宅住まいで、これからも社宅生活が続くようなら、よく考えるべきかもしれません。それは、社宅トラブルで多いのが、隣人の騒音によるものだからです。
余計なトラブルを招く前に、今後のことも考えて決断しましょう。
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社宅は建物の構造から生活環境まで様々、社宅の規則や周囲の状況を見極めよう
社宅といっても、防音対策がしっかりされている社宅から、かなり年季が入った古い社宅まで色々あります。
ピアノを置くかどうかで悩む前に、まずはピアノを置いても問題ない社宅かどうか、社宅の規則や周囲をリサーチしてから考えることも大切ではないでしょうか。
規則や建物の造りに注意するのももちろんですが、それよりも環境がもっとも大切で、古い社宅であっても、以前から子供の遊び声やピアノの音がするようならピアノを置いても大目にみてくれる可能性があります。逆に普段から静かで子供がほとんどいない環境なら、ピアノはよく考えてから決断した方がいいかもしれません。
音に関しては”うるさい”と思う人がいれば”気にならない”という方がいるように、捉え方は人それぞれなのが厄介なところ。
小さな音でも気にする人は気にしますし、気にならない人はどんな音でも気にならないのです。
これからも転勤があり社宅生活が続くようであれば、ピアノを置くのは慎重になるべきだと思います。
転勤が続き社宅生活も続くようならピアノは慎重になるべき
ピアノの音は、壁を伝って周囲に響き渡ります。
ピアノは毎日の練習が必要ですし、お子さんの場合、学校へ行く前に一度練習してから…ということも少なくありません。
時間に配慮して練習をしても、古い社宅だと壁が振動するくらい響くこともありますし、それが毎日続くとなると、不本意ながらも周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。社宅ですし、余計なトラブルは避けたいものです。
それらのことを考えても、やはり転勤がこれからも続き社宅生活も続くようなら、ピアノの習い事も含め、ピアノを置くかどうかはよく考えるべきだと思います。
それでもどうしてもピアノを置きたいのであれば、社宅の規則を確認した上で、練習時間に注意したり、できる限りの防音対策をするなど周囲に配慮するしかないのではないでしょうか。
そしてこれからも転勤があり定住の予定がないのでれば、生ピアノではなく電子ピアノで我慢するか、もしくは生ピアノにサイレント機能をつけるしか方法はないと思います。
社宅が続くなら電子ピアノを選んだ方が無難な理由
最初に言っておきますが、ピアノを習うなら、電子ピアノよりも生ピアノの方が上達します。最近の電子ピアノは高性能で、生ピアノに極限まで似せたものもありますが、電子ピアノは所詮電化製品。やはり本物のピアノとは似て非なるものです。
ただ生ピアノは重量があり、お店で見るよりも大きいため、部屋の置き場所に悩むことがあります。社宅なら部屋数が限られていますし、この先どんな社宅に住むかどうかもわからないのに、圧迫感がある重くて大きな生ピアノを選ぶのはリスクがあるように感じます。
その点、電子ピアノは置く場所に悩むことなく、移動もスムーズです。
メトロノームや録音機能もついており、音量の調節やヘッドホンも使えるので、社宅でも周囲に気を遣うことなく練習ができます。
ピアノは毎日の練習が上達する近道。
子供は気分屋で、集中して長く弾く時があれば、休み休み練習する時もあります。ピアノは毎日触れることが大事なので、子供が気の済むまで練習できることを考えたら、騒音だけでなく置き場所にも考慮して、電子ピアノを選ぶ方のも考え方のひとつではないでしょうか。
ピアノの上達を考えるなら社宅生活に見切りをつける必要があるかも
電子ピアノは持ち運びも楽で、音量調節もできる社宅向きのピアノです。
ただ先程も述べたとおり、電子ピアノはあくまでも本物のピアノとは全く違います。ピアノに必要な表現力や技術を電子ピアノだけで身につけるのは難しいと言えます。
これからもピアノを弾き続けたい、もっと上達したい(させたい)ならば、生ピアノを置ける環境にするしかないのではないでしょうか。
子供も成長し、難しい曲を弾くようになると、電子ピアノでは物足りなく感じるときが必ずきます。電子ピアノでの苦悩を味わう時がくるかもしれません。
私も含め、単身赴任家庭はたくさんいらっしゃいます。
社宅生活に見切りをつけ、子供の成長に合わせて定住することも検討してはいかがでしょうか。
単身赴任生活は大変な面もありますが、転勤のたびに引越しをするストレスから開放されますし、この先子供の進学のことを考えるならば、タイミングを見計らって定住することも考えるべきです。
ただこれはそれぞれのご家庭のライフプランもありますので、ご家族でよく話し合ってから決断することを強くおすすめします。
社宅はトラブルを未然に防ぐことが大切
社宅のトラブルでもっとも多いのが、隣人の騒音トラブル。
子供の走り回る音や騒ぎ声、そしてピアノの音などによるトラブルなのです。
あなたの常識が周りの常識とは限りませんし、意識しないうちに他人に迷惑をかけている可能性もあります。
社宅に住むならトラブルは未然に防ぐことが大切。
一戸建てでも気を遣うピアノは、子供のためにも、そしてこれからの生活のためにも、よく考えてから決断しましょう。