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社宅の人間関係は夫の会社が絡むからややこしい。トラブル回避術

社宅の人間関係で悩んでいませんか?

我が家は単身赴任を選択しましたが、地域によっては社宅もあるので、家族帯同する場合は社宅に住むという選択肢も実はありました。
ただ、社宅と聞くとドラマのイメージも強いせいか、人間関係でトラブルを抱えてしまうような気がしてしまいます。

そこで今回は社宅の人間関係について、よくあるトラブルや注意点、トラブルを未然に防ぐ方法など詳しくご紹介します。
これから社宅に住むのが不安な方、今現在社宅住まいで人間関係に悩んでいる方はぜひご覧ください。

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社宅の人間関係が不安…人間関係でのトラブルは社宅によるかも

社宅と聞くと、

  • 「人間関係のトラブルが多そう」
  • 「気を遣いそう」
  • 「ボスママがいそうで面倒」

といった印象があります。

実際そうした人間関係のトラブルで悩みを抱えている人も多く、一度トラブルになってしまうと、社宅という狭い世界の中で辛い思いをしたまま過ごすことになります。

しかし社宅全ての人間関係が悪いわけではなく、子供が同級生で仲良くなり、ママ同士も仲良くなってお茶をするようになったり、社宅で休日にバーベキューを開催して交流を深めたり、病院や習い事に関する情報交換ができたりなど、楽しく社宅生活を送っている方もたくさんいます。

住民の入れ替わりもよくあるため、仲の良かった家族がお引越しをする時は泣いてお別れをすることも。

私の住んでいる街にも社宅があり、そこに住んでいる転勤族ママと交流がありましたが、社宅に住んでいる方の多くはお子さんがいる家庭で、子供の年齢も近いことからママ同士も仲が良く、とても居心地が良さそうに見えました。

不満や愚痴は社宅の古さくらいで、人間関係で悩んでいるママはいなかったので、社宅の人間関係は社宅によってそれぞれ違うというのが正解かもしれません。

ただ社宅だからこそ一度人間関係が悪化した時は大変なので、次の辞令で社宅を出るまでは引越しもできず、辛い思いをしたまま生活をしなくてはなりません。
それが大きな悩みに繋がるのかもしれません。

社宅の人間関係が悪くなってしまうのはなぜか

夫の上下関係=ママ同士の上下関係に繋がる

社宅は通常のマンションとは違います。

当然そこには夫の職場での上下関係が影響しますので、それぞれの夫の立場同様、社宅の中には家来のようにママたちを従えるボスママも存在するわけです。

理不尽な言動もそれが上司の奥さんなら逆らうこともできず、上司の奥さんが気に食わないママは輪に入れないなど、まるでドラマを地で行くようなトラブルが発生するのです。

ボスママの存在

ボスママの誘いは絶対。断る=逆らうことになるため、誘いを断ってボスママの機嫌を損ねてしまい、翌日から社宅のママ達に無視されてしまったという話も。
ボスママが勧める幼稚園に入園しなくてはならない、ボスママが勧めてきた健康食品を購入しなくてはならないなど、そんなことまで?というようなことも、ボスママがいる社宅では実際にある話なのです。

井戸端会議程度の噂話も社宅は広まりやすい

例えばBさんさんが「Aさんて良い人だけどキャラ濃いよね~」と悪気なしに言った言葉でも、それを聞いたCさんが「良い人」という言葉だけを抜いて「BさんがAさんのことキャラ濃い人だってさ」と他の人に言ったとしたら。

捉え方によっては悪口のようですし、それがAさんの耳に入りトラブルの原因にもなります。社宅はちょっとした噂話も広まりやすく、根も葉もない噂によって人間関係が悪化してしまうこともあるのです。

子供同士のいざこざが社宅の人間関係に影響することも

子供が小さいうちは、遊びの中で起こるちょっとしたトラブルはつきもの。
本来は子供同士が解決し、親は見守る姿勢でいるのが一番なのですが、社宅となるとそう簡単にはいきません。

相手が上司の子供やボスママの子供となると、子供同士のいざこざがそのままママ同士の人間関係だけでなく、夫の人間関係にも影響しかねないのが社宅なのです。

ママや子供が同じ境遇だとグループ化になりやすく、今まで仲が良くても、子供同士のトラブルが原因となって親子で孤立してしまうこともあります。
以前は社宅の集まりに呼ばれていたのに、自分たちだけお誘いがない…ということも。

社宅なので、みんなで集まっている情報は耳に入りやすいですし、みんなが集まって楽しんでいる光景を目にするのはとても辛いですが、社宅を出たくても出ることができず、親子で我慢をするしかありません。

子供同士のいざこざが社宅の人間関係に影響する可能性もある、ということは知っておく必要がありそうです。

社宅で良好な人間関係を築くために注意したいこと

華美な服装やメイクをしない

これは通常のママ友の世界にも共通して言えることですが、女性は派手で目立つ女性をターゲットにする傾向がありますので、服装やメイク、持ち物には十分注意が必要です。
社宅なので懐事情は大体わかっていますので、ブランド物で身を固めているだけで嫉妬の対象になります。

噂話は笑顔でスルー

「〇〇さんの旦那さんが実は…」など、会社の情報も社宅内で広まりやすいですし噂話は盛り上がるネタでもありますが、話に夢中になりすぎてあなたも一緒になって話に加わっていると、あなたが言っていないことまでそれが噂話として広まってしまうこともあります。

かといって「噂話は良くないですよ」と正義感を振りかざしてしまうと、それが逆に敵を作ってしまう可能性もあるので、噂話になった時は聞き役に徹し、笑顔でその場をスルーするのが一番です。

適度な距離感を保つ

引越してきたばかりだと、慣れない土地で不安も大きいものですが、社宅だと同じ境遇の方たちが集まっているため、すぐに打ち解けて家を行き来する仲にまで付き合いが深くなることも珍しくありません。

ただ深く付き合ってしまうということは、トラブルも招きやすいということ。
仲良くなってもほどほどに、適度な距離感を保つことが必要です。

いずれも社宅だけに言えることではなく、人間関係を良好に保つためにも必要なことだと思います。注意しましょう。

社宅のルールは守る、これも人間関係を良好に保つ秘訣

夫や子供のためにも、お茶やランチのお誘いがあったら参加しなきゃ…と思われるかもしれません。

参加するメリットは確かにありますが、人付き合いが苦手なママだとできれば避けたいというのが本音ではないでしょうか。無理に参加する必要はないと思いますが、どうしても断れないのであれば、「お茶会は情報を集める手段」と割り切って参加するのも考え方の一つだと思います。
後は毎回参加するのではなく、もっともらしい理由や用事を作って参加しなければいいのです。

ポイントは社宅のルールは必ず守るということ

  • 月に回ってくる清掃当番はきちんとやる
  • 子供の足音や掃除の時間に配慮し騒音に気をつける
  • ゴミ出しルールは守る

他にも社宅それぞれにルールがあると思いますが、入居した際に先輩ママから詳しく聞いて、社宅ルールだけは守るようにしましょう。

何も特別な事をする必要はなく、常識ある行動を心掛けるだけで十分ですが、人間関係を良好に保つためにはとても重要なことです。後は笑顔でいつも挨拶をする、それだけでも人間関係のトラブルを未然に防ぐ効果はあります。

人間関係が良好なら社宅ほど良い文化はない

社宅の一番のメリットは、3LDKなど部屋の広さが十分ありながらも格安で住めること。
一般的な家賃よりも格安で住めるので、若くてお給料が多少安くても、社宅に住むことで貯金もしやすくなります。

固定費の家賃を大幅に抑えられるのは一番の魅力でしょう。

また、社宅は同じ会社で年齢層が近いことが多いので、一般的なマンションよりも共感しやすく、子育てもしやすいのも大きな魅力です。
転勤族の場合は境遇が一緒ということもあり、慣れない土地で育児に困ったときでも、お互い助け合うことが多いのも社宅のメリットです。
子育て中のママにとってはとても心強いでしょう。

マンションを借りる際に必要な、敷金や礼金、仲介手数料といった費用もかからないのも社宅ならでは。引越し先を探す必要もなく、すぐに入居できるのも社宅だからできることです。

色々気を遣うことはありますし、人間関係が良好という条件はありますが、転勤によって知らない人誰一人いない環境でも、社宅があれば割と楽しめると思います。

社宅は入れ替わりによって人間関係も変わりやすい。何かあっても気にしないでいることも大切

社宅に住んでいて、無視されたり嫌な思いをするのはとても辛いものですが、転勤族の社宅で入れ替わりが激しい場合は人間関係も変わりやすく、今が最悪の状態だとしてもグループもいつのまにか解散し、平穏が戻ることもあります。

転勤がない社宅だと、人の入れ替わりも少なく逃げ場がないかもしれませんが、それならば旦那さんに事情を話して、社宅から出ることも考えればいいのではないでしょうか。

社宅でお金を貯めることを目標に、住宅購入に向けて頑張ってみるという考え方もありますし、社宅にいるのが辛いなら、趣味を見つけたり、仕事をして他に目を向けてもいいのではないでしょうか。

夫同士の職場が同じという社宅なだけにトラブルは避けたいものですが、あまり神経質にならずに、上手く切り抜けていきましょう。