「人間関係は深入りしない方がいい」と聞くと少々寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか。特に職場の人間関係においては、深入りしない方がいいと言われています。
そう言われても、深入りしないってどこまで?深入りすると何がいけないの?という疑問も湧いてきますし、もし深入りしてしまって疲れてしまったらどうすればいいの?という不安もあります。
お子さんがいる女性なら職場だけでなく、ママ友付き合いの人間関係も絡むことがあるので、付き合い方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか
。
そこで今回は、人間関係を良好に保つためにはなぜ深入りしない方がいいのか、について考えてみました。
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職場の人間関係を良好に保つためには、深入りしないほうがいいのか
人間関係で悩むことが多い職場。
年齢、育った環境、学歴、性別も違う人同士が集まるのですから、人間関係でトラブルが起きやすい環境であることは間違いありません。
「プライベートな話をしない」これが一つのライン
家族や恋人のこと、休日の過ごし方などプライベートな話をすることで感情移入して人間関係が密になり、仕事終わりに一杯行こうか、今度の休日にみんなでバーベキューをしようかなどの誘い合い、仕事以外の付き合いも密になってしまうとどんどん深入りしてしまいます。それを煩わしいと思う人がいる一方で、何がいけないの?と捉える人も当然いますので、全てを否定はしません。
深入りラインは人によって意見が分かれると思います。
それによって今まで大きなトラブルになったことはありませんが、その理由を考えた時に、「プライベートを深く詮索することもされたこともない」ことが思い浮かびました。
これが深入りしてもトラブルにならない、良好な関係を保つ秘訣かもしれません。
職場の人間関係に深入りしないこと、広く浅く付き合うことが大切な理由
組織で働く以上、どんな職業でも人間関係はつきもの。
人間関係を良好に保つためにも、職場の人と仲良くすることは大切なことですが、仕事においては広く浅く付き合う方が上手くいくといいます。
仕事以外の付き合いは必要ないと極端に決めつけるのではなく、広く浅く付き合うことでビジネスチャンスにも繋がりますし、仕事の幅も広がるのです。
深入りはしないが、最低限のコミュニケーションは必要
職場の人と仲良くしようとするあまり、気を遣いすぎたり無理に笑顔を振りまいてしまうのは疲れてしまうだけです。
会社は仕事をする場であること、会社の人とはあくまでも仕事上の付き合いと割り切る気持ちも必要でしょう。
仕事は結果が求められます
人間関係に深入りしてしまうと、それがマイナスに働いてしまうことも多いですし、仕事に影響することも少なくありません。
人間関係に深入りしなければ、仕事上のストレスはある程度軽減できる
人間関係に深入りしてしまっても、ずっと良好な関係を築けるなら問題ないです。
人間関係の難しいところ「きっかけ一つで良好な関係が大きく崩れてしまう」可能性があるということ
転職理由で多いのが人間関係でもわかるように、人間関係が一旦崩れてしまうと仕事にも大きな影響を与えますし、最悪の場合仕事を辞めてしまいたいとまで追い込まれてしまいます。
仲良くしようとするあまり人間関係が深入りし、それがストレスとなって仕事にも影響が出てしまうのだけは避けたいところです。
仲良くなると仕事の愚痴を言い合ったり、プライベートの悩みを打ち明けたりしますが、そのプライベートな話がどう仕事に影響するかもわかりませんし、人によって価値観が違いますので、笑顔の裏で何を思っているかもわかりません。
実際表面上は笑顔で仲のいい素振りをみせても、本当はライバル心むき出しで足を引っ張ろうと策略していることだってあるのです。
人間関係で深入りしないためにはどうすればいいのか
頭では深入りしないでおこうと思っていても、本来の性格からついつい深入りしてしまう人も多いのではないでしょうか。
私も深入りとまではいかなくても、それなりに人間関係が密になりやすいですし、プライベートな話も職場で話してしまいます。
深入りしないコツ
- 自分が聞かれたくない、話したくないようなプライベートな話はしない、相手にも求めない
- 悪口や噂話に同調しない
- 協調性は保つ
の3つがポイントになります。
自分が聞かれたくない、話したくない内容はそれぞれあるのではないでしょうか。
どれも興味深い話ですし、他人の家の状況を知ってみたいと誰しも思うところですが、自分が聞かれて嫌なことは相手にも求めない、話を振らないことが大切ですし、一線を引くことで深入りせずに済みます。
女性が多い職場での対応
女性の職場でみられる悪口や噂話ですが、同調せずに上手く受け流すことが大切です。
悪口や噂話に首を突っ込んでしまうと、あなたが直接関係なくても巻き込まれてしまい、悪口を言った人と同じ悪者にされてしまう可能性もあります。
悪口や噂話はネタとしては盛り上がりますが、できるだけ首を突っ込まないのも深入りしないコツです。
協調性を保つことは職場では必要なこと
協調性を保つことで、人間関係で深入りすることなく良好な関係を築くことができるからです。
人間関係に深入りしない人の共通点
自分が不利になる話はしない
共通するのはプライベートな話をしないことですが、全てを話さないわけではなく当たり障りのない話題なら答えますが、自分が不利になるようなプライベートな話には一切ふれないことです。聞き上手で、自分からプライベートな話題をもちかけたりもしないでしょう。
危機管理能力に優れている
危機管理能力に優れている人も人間関係で深入りしません。
人間関係で深入りすると悩みや相談ごとをされやすくなりますが、「悩みを聞いてくれた=助けてくれる人」となり、何かあるたびに頼られてしまう可能性があります。
自分は自分、無理な付き合いはせずにNOと言える
人間関係に深入りしてしまう人の多くは、周囲に気を遣い過ぎて嫌なことでもNOと言えず、人の言動に左右されやすい傾向にあります。
職場同様、ママ友も適度な距離感で深入りしない方が上手くいく
職場の人間関係で悩むことも多いですが、女性であれば、ママ友関係の悩みやストレスを抱えてしまうこともよくあります。
休日に一緒に出掛けたり泊まりあったりなど楽しいことがある反面、ちょっとしたことでトラブルを招きやすいため、ママ友関係も深入りしないほうが上手く行く場合がほとんどです。
ママ友から本当の友達に発展することもありますし、実際私もママ友の枠を超えた友達もいますが、そういった友達はほんのごくわずかです。
小学校ともなればママ友付き合いもある程度落ち着きますが、幼稚園の場合は密になりがちですし、育児の悩みなど深い話もしてしまいます。
子供同士が仲が良く、そのママが一見いい人そうだと、つい気を許して色々答えてしまいますが、その気の緩みがトラブルを招くこともあるのです。
ママ友付き合いの考え方は人それぞれですが、適度な距離感を保ち深入りしないことが一番上手くいくのは間違いありません。
人間関係に深入りして疲れてしまった時の対処法
深入りして疲れてしまった時は、疲れたと感じた人と距離をおくことが必要です。
ただ職場だと全く接しないわけにもいかないと思いますので、必要最低限の接触だけに留め、事務的な関係に戻すよう努力することが大切です。
あからさまに態度を変えてはいけない
急に態度を変えてしまうともっと関係が悪化し、仕事にも支障が出てしまうので、徐々にフェードアウトするよう時間をかけることが必要です。長期戦は覚悟しましょう。
相手の感情に振り回せれてしまうと、冷静に判断する能力さえ奪われてしまう
仕事で大切な判断力が鈍ることだけは避けたいところなので、深入りして疲れた時は距離をおくことが一番なのです。
相手を変えるのは難しいですが、自分を変えることはできます。
人間関係に深入りして疲れてしまったことをネガティブに捉えずに、失敗した経験をこれから生かしていけばいいのです。