これから始まる単身赴任。いくらお金がかかるのか、生活費はいくら必要なのかとおそらく大体の計算を始めるのではないでしょうか。
妻がお金管理をしている場合だと、今ある収入からいくら単身赴任の夫へお金を渡すべきかと考えると思いますが、夫がお金管理をしている場合は、単身赴任後も今までと同じように生活費を渡され、その中でやりくりしていく形になると思います。
ただ単身赴任で離れて暮らしてしまうと、予期せぬアクシデントに見舞われた時にすぐに対処できなくなります。
単身赴任を始める夫が引き続きお金の管理をするなら、今のうちに対策を練って置く必要はありそうです。
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単身赴任の夫がお金の管理をしている家庭の割合
結婚によって自由に使えるお金が限られますし、ライフプランに合わせてやりくりが必要にもなりますので、夫婦のどちらかが財布の紐を握っているのが一般的ではないでしょうか。
多くの家庭では、妻が家計を管理しているご夫婦が全体の約4割。
反対に夫が家計を管理している割合をみてみると、約1割強と少ない数字ではありますが、夫が財布の紐を握っているご家庭もあるということがわかります。
妻であるあなたではなく、ご主人が家計管理を始めた経緯は色々あると思いますが、単身赴任が決まって今以上に出費がかさむのに、単身赴任をするご主人がこれからも家計管理をするという不安。あなたにもあるのではないでしょうか。
ご主人に家計を任せっきりにしてしまうと、毎月渡される生活費が足りず、それが元で喧嘩をしてしまうことにもなりかねません。
夫の収入も知らず、単身赴任先で何にお金を使っているかもわからない。
これで本当にいいのでしょうか?
お金のことを夫婦間でクリアにしないと、この先の単身赴任生活も上手く乗り越えていけないのではないでしょうか。
単身赴任の夫がお金を管理するメリット
結婚当初は奥さんが家計管理をしていたそうですが、上手く管理ができず貯金もきないことから、夫婦で話し合って単身赴任前からご主人が家計管理を行っていたそうです。
「私は財布にあるお金をあるだけ使っちゃうから」とその奥さんが笑っていたように、夫婦間で上手くコミュニケーションが取れて、お互い納得しているからこそ、お金で揉めることなく上手くいっている例だと思います。
お金の管理を夫がするメリットを考えた場合、
- 男性は数字が得意なため、家計がピンチな時でもすぐに対応できる
- 妻に節約意識を持たせることができる
- 稼いでいる夫が管理することでお金に対してシビアになれる
- 家計管理や節約が苦手な妻のストレスを軽減できる
といったところでしょうか。
単身赴任が決まっても、月にいくら支出があるのかなど、実際に単身赴任生活を送る夫の方がよりリアルにわかりますし、計算もしやすく、収入と支出のバランスも取りやすいのはメリットだと思います。
単身赴任の夫がお金を管理するデメリット
財布の紐を夫が握っているご夫婦で多いのが、夫の収入を妻が知らないという点です。
毎月決まった額を生活費として渡されるだけなので、毎月いくら収入があって、貯金がいくらあるのかを知らないという事態になるのです。
収入がいくらなのかわからないため、夫が毎月いくら使っているのかを把握することも難しくなります。
妻は十分でない生活費の中でやりくりを行うのに、単身赴任をしている夫の方が自由にお金を使うという状況に陥ってしまいます。
単身赴任先で夫が病気で倒れてしまう可能性もありますし、そのような緊急事態の時でも、すぐに対応できなくなってしまう恐れがあるのはデメリットといえるのではないでしょうか。
お金を管理している単身赴任の夫へ生活費のアップをお願いするには
「生活費が足りない」と訴えるだけでは効果がありません。
生活費について話し合う前に下準備は必要です。
最低1ヶ月は家計簿をつけてお金の流れを把握する
生活費が足りないとただ訴えても、本当に足りないのかと言われてしまえばそれで終了です。
少なくても1ヶ月は家計簿をつけて、単身赴任によって月にどれだけ生活費が必要で、いくら足りないのか、お金を流れを把握することが大切です。
家計簿が苦手だという方も多いと思いますが、生活費をアップしてもらうためには家計簿をつける努力は必要です。
もしどうしても苦手であれば、今は家計簿アプリといって簡単に家計を記録できるアプリもありますので、そちらを利用してみてはいかがでしょうか。
家計簿を付けた上で節約を実行する
家計簿をつけるだけ終わっては、ご主人を説得することは難しくなります。
家計簿を付けて支出を把握し、そこから無駄がないかを見つけることも必要です。
もし無駄があれば、無駄を省く努力をして節約するのです。
単身赴任をしている夫に余分なお金を持たせるのは避けたほうが無難
一番は「浮気」です。
女性と付き合うにはどうしてもお金が必要になります。
妻がお金管理をして夫をお小遣い制にしていれば、夫はお小遣いの範囲内でやりくりしなくてはならないため、浮気のリスクも低くはなります。
お金だけでなく、時間も自由なのですから。
もちろん男性全てが浮気をするとは限りませんし、しっかりお金管理をしている方もたくさんいらっしゃいますが、浮気のリスクを高めるリスクがあるということは頭に置いておいた方がいいと思います。
浮気をすると、必ずお金の使い方に変化が見られます。
それが浮気を知るきっかけにもなりますし、裏を返せば浮気の予防もできるということです。
浮気防止のためにも、できれば余分なお金は持たせない方が賢明でしょう。
お金の事は夫婦間で共有する方が必ず上手くいく
家計管理は妻がすべき、夫は管理をしない方がいいなど色々な意見はありますが、私の意見としては、家計管理は夫でも妻でもどちらが管理しても結果的にはいいと思います。
共働きでお互いにそれなりの収入があれば、生活費を分担してそれぞれお金を管理してもいいでしょう。
それは、家計管理は得意な方が管理した方が絶対に上手くいくからです。
問題なのが、夫婦間でお金の事を共有しないことなのです。
お金のことで夫婦喧嘩になってしまうのは、どちらか一方がお金に関して不透明で不満を抱いてしまうからです。
話し合うことで自分達なりのルールが見えてきますし、お金に対する不安や不満が解消できるのではないでしょうか。