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転勤から戻ることができるのはいつ?平均年数や戻れない時の対策

転勤が決まってから家族で話し合い、単身赴任として夫を送り出してから数年。
1~2年ほどで戻ることがほとんどだと聞いていたのに、戻る気配がないとなると、いったいいつまで単身赴任が続くの?と不安になるのではないでしょうか。

「会社に次の異動はいつなのか、自宅に戻ることができるのか聞いてよ!」
「このままずっと離れて暮らすの?」
など、つい夫を責めてしまいます。

転勤は、夫はもちろん、家族にとっても一大事。
夫婦でよく話し合いましょう。

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転勤から戻ることができるのはいつ?転勤期間の平均

転勤の期間は、実際のところ明確に○年とはいえません。
それは、会社の状況や目的、職種によっても異なるからです。

転勤の平均年数は「3年」。
特に栄転の場合は、3~5年の期間で転勤を終え、昇格をしてから戻ることが多いようです。

ただ転勤が多い金融機関や警察官などは、転勤後またすぐに別の転勤先へ異動となることが多いため、今の転勤先から自宅に戻ることはなかなか難しいようです。
転勤をするのは、不正やトラブルを予防する他、社員を転勤させることで広い視野を身に付けさせようという狙いもあります。

転勤は会社にとってコストがかかるものですが、それでも社員を転勤させるということは、転勤によるメリットも大きいからなのです。

妻としては転勤先から戻らないことで不満が募ってしまいますが、こうした背景もあるということを覚えておく必要もあるのではないでしょうか。

転勤先からなかなか戻ることができない!でも会社は希望を聞いてくれるわけではない

転勤先からなかなか戻らない夫をみて、自宅にいつ戻るの?会社に要望を伝えることはできないの?と妻としては歯がゆい気持ちになってしまいます。

会社に異動をお願いできるのはやむを得ない事情のみ

会社に要望書や異動願いを提出し、自宅から通える範囲での異動をお願いする方法も確かにありますが、これらは正当な理由がある場合のみです。
親の介護などが一番有効的な理由だと言われています。

単身赴任として離れている期間が長く、子育ても大変だから早く戻ってきてほしいという理由だけでは、会社は希望を聞いてはくれないでしょう。

無理な要望は避けるべき

全国展開をしている会社で転勤が多い環境に夫がいるということは、結婚前にわかってはいたはず。
戻ることができないと不安になる気持ちもわかりますが、戻ることがないかもしれないと腹をくくって、この先の事を考えたほうが気が楽になるのではないでしょうか。

人事に意見を述べて異動の拒否や自宅に戻れるよう訴えてしてしまうと、それこそ懲戒処分の対象となってしまうかもしれません。
どうしてもやむを得ない事情を除き、これからも単身赴任生活が続くことを覚悟しておくべきではないでしょうか。

転勤から戻ることができるよう、今からやっておきたいこと

会社に雇われている以上、会社からの命令は絶対です。
特に人事異動に関しては、社員からとやかく言ってもその要望が通ることはほとんどありません。
会社の異動命令に従うしかないのですが、今からやっておくべきことはあります。

人事は機械ではなく人が下すものなので、折に触れてさりげなく情に訴えるというのも方法の1つです。

人事を取り扱っている上司と仲良くなることで、今後の異動に関して配慮してもらえる可能性もあるからです

仲良くなるといっても、変に媚びたりするのではありません。
あくまでも仕事に真摯に向き合う姿勢をみせ、仕事で認められるように努力を重ね、上司に可愛がられるような社員になることが大切なのです。

転勤に関係なく、上司と仲良くなることは仕事の上でも有効な手段です。

夫には仕事を頑張ってもらって部署内で成果をあげてもらい、その上でさりげなく異動についてアピールしてもうようにするべきでしょう。
自宅へ戻れる可能性も高くなるかもしれません。

転勤から戻ることができないようであれば、転職も視野に入れるのも考え方の1つ!ただ下調べは入念に

転勤が長く続き、この先も自宅へ戻れる可能性が低く、単身赴任生活も限界だと感じた場合、「転職」が頭をよぎると思います。

実際急な転勤で転勤自体が不服だった場合、仕事を辞めて別の仕事を探そうという方はたくさんいます。

転職が必ずしも上手くいくとは限らない

ただ、前向きな転職ならともかく、転勤が嫌だからという理由だけで転職を決断した場合は、転職しても上手くいかないことがほとんどです。

自宅から通える、転勤が少ない企業に転職しようしてそれが叶ったとしても、それが本当に良い結果になるという保証はどこにもないのです。

自宅に戻ることだけを考えているときは、夫婦共に冷静な判断ができなくなってしまいます。もっと別の選択肢があったはずなのに転職をしてしまい、後々後悔してしまうことだってあるのです。

また、転職をして、今の年収から大きく下がってしまっては元も子もありません。
仕事のレベルや会社の将来性を見極め、即戦力になることをアピールする必要もあります。

いずれにしても転職を視野に入れた場合は、本当に今の職場を離れてもいいのかをもう一度冷静になって考え、できるだけ多くの情報を集めてから転職活動をするべきでしょう。

転勤は成長する機会!転勤を拒否してしまうと出世に響く可能性も

会社が社員を転勤させる狙いについては先程も触れましたが、転勤の一番の目的は、社員を育てて経験を積ませることです。

同じ場所にずっと留まってしまうとマンネリ化してしまい、それが癒着やトラブルの原因にもなりかねないからです。
また、地域によって慣習も変わりますし、ニーズも全く違います。
転勤によって様々な地域に触れることで成長し、広い視野で物事を考えることができるようになるわけです。

転勤の辞令が出た時「どうして私の夫が?」と感じてしまうかもしれませんが、意味があっての転勤なのです。

ある経営者トップの方は、「転勤でどこへ行きたいという要望はなく、行く先々の部署で成果をあげることだけを考えて仕事をしてきた」と答えています。
実際に色々な事業を手がけて成果をあげることで、着々と出世の道を歩んでいけますし、その仕事ぶりを必ず見ている人はいます。

単身赴任として夫が不在なのは心細いことですが、出世するのは大変喜ばしいことではないでしょうか。

転勤から戻ることだけを考えずに、夫婦で十分な話し合いを

転勤を終えていったい、いつになったら自宅へ戻ることができるのか。

はっきりさせたい気持ちもわかりますが、転勤によってキャリアアップすることも十分に考えられます。

また、単身赴任を選択して転勤をしている場合、会社側もそこまで長期に渡って転勤を続けさせようとは考えていない場合が多いです。
予想より長いということは、夫がその職場に必要な人材だと判断されているからではないでしょうか。

それでも納得がいかないのでれば、転職を視野にいれる、もしくは家族で夫の元へ引越をするという選択もありではないでしょうか。

転勤を経験することで、給料が上がったり昇格する可能性もあるので、転勤から戻ることだけを考えずに、転勤が終わるまでどう乗り越えるべきかを夫婦で話し合うべきだと思います。