ただでさえ何が起こるかわからない出産。
そんな時期に夫が単身赴任となっては、あながた寂しく不安に感じるのは当然だと思います。
しかし単身赴任を決断したからには、あなたが1人で産み育てる覚悟をしなくてはなりません。
では、どのような気持ちで出産を乗り越えればいいのでしょうか。1人で乗り切るためにはどんな事に注意すべきなのでしょうか。
夫が単身赴任中の出産、育児の乗り越え方についてご紹介します。
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単身赴任中の出産に備えて準備しておきたいこと
単身赴任中でも、夫が帰省中に陣痛があればいいのですが、陣痛や破水はいつ起こるか予想できません。
手伝ってくれる人がいないわけですから、いつその時が訪れてもいいように入院セットは準備し、玄関に待機させておきましょう。
入院に必要なリストを病院から受け取ると思いますので、それらを参考に準備しておくといいでしょう。
出産時の荷物は厳選すること
入院セットを準備するうちにあれこれ物が増えてしまいがちですが、1人で病院に向かう可能性が高いのですから、荷物は必要最低限の物だけ準備しておくのがコツです。
他に必要な物は個別に用意しておき、後から持って来てもらえればいいのです。
どこに連絡してほしいのかを伝えることが出来ないかもしれないため、看護師さんに渡す連絡先も準備しておくと安心でしょう。
出産のため入院となるとしばらく家には戻れなくなる
いつ出産が訪れていもいいように、普段から戸締まりや火の元栓のチェックを習慣づけておきましょう。特に冬の時期はこたつを出しているご家庭もあると思いますので、ストーブと同様電源を落とすよう意識づけておきましょう。
単身赴任中の出産に備えて、いざという時に頼れる人間をピックアップ
妊娠中は元より、出産時や出産後は精神的な支えはもちろん、身体的・物理的な助けも重要になります。
1人で全てを抱え込まないよう、自分が頼れる人間を増やすことも大切なことです。
夫が単身赴任中に一番頼りやすいのは実家の親族
気兼ねなく甘えることができる存在ですし、実家が遠方だったり家庭の事情で頼ることができない場合も多いと思いますが、ここは積極的に相談したい相手でもあります。
そのためにも、万が一の時の事を考えてよく話し合っておくと良いでしょう。
また、仕事仲間やお友達にも声を掛けておきましょう。
自宅や電話番号を知っているでしょうし、いざという時に駆けつけてくれるのは身近にいる人達です。よく「遠くの親戚より近くの他人」といいますがまさにその通り。
不測の事態でいざという時に頼りになること間違いありません。その点でいえば、今お住いの周辺住民にも言えると思います。
ただやはり出産という最も重大な出来事なわけですから、やはり一番心強いのは夫や実家などの親族ではないでしょうか。
どんなに親しい間柄でも頼れないところもあると思いますので、やはり遠くても親族に頼った方が一番安心だと思います。
とはいっても、いざという時に頼れる人間をピックアップしておくことはとても大切なことです。
単身赴任中の出産に備えて普段から心がけておきたいこと
無理をしない、そして遠出をしないこと。
不測の事態でもすぐに対応できるよう、臨月近くは病院の行ける範囲だけで行動しておくべきでしょう。
いざという時、自力で電話をかけ対処するくらいの気持ちは必要です。
出産の陣痛が来た時は絶対に自分で運転するのはやめてください
なんとか自分で運転できる陣痛だとしても、運転中いつ何が起きるかわかりません。
事故を起こしてしまう危険性もありますので、親族や友人に迎えに来てもらうか、タクシーで向かうようにしましょう。
陣痛が来た時にすぐに家族に連絡をしたい気持ちになりますが、まずは落ち着きましょう。
出産は体力を使うものなので、もし余裕があれば水分や軽食を取っておき、その上で陣痛がどのくらいの感覚できているのかを計測し、もし規則的な陣痛があればそれは出産が近づいている証拠でもありますので、病院へ連絡を入れるタイミングで家族にも連絡を入れるといいでしょう。
夫が単身赴任なら里帰り出産を検討してみるのも方法の1つ
単身赴任でどうしても心細いのであれば、里帰り出産を検討するのも考え方の1つです。
陣痛や破水がきてもすぐに対応できますし、実家のサポートが受けられることでストレスや不安の解消にも繋がります。
出産後もサポートを受けられるのは大きなメリットだと思います。
妊娠出産は想像以上に大変なこと
特に産後は精神状態も不安定になりやすいため、そうしたリスクを減らすためにも里帰り出産は効果的だと思います。
また、里帰りする地域によっては妊婦健康診査表が使えない所もあり、そうなると現金払いが必要にもなるので注意が必要です。
里帰り出産のメリットは大きいですが、デメリットもあるということを知った上で、夫婦でよく話し合って決める必要はありそうです。
出産後は普段の生活を見直して無理をしないことが大切
出産後も1人で家事育児をこなすには、今までの生活を見直して工夫する必要があります。
出産前に考えておきたい買い物について
小さな赤ちゃんを連れて買い物をするのは難しいですし、赤ちゃんを抱きながら重たい荷物は持てないと思います。
出産後も見据えて、妊娠期間の早い時期からネットスーパーや食材の宅配サービスを利用しておくべきでしょう。
自宅に居ながらにして食材を頼めますし、わざわざ赤ちゃん連れで買い物へ行かなくても済みます。
妊婦さんや赤ちゃんがいるご家庭では、配送料が無料になったり、割引特典つく制度を設けていますので、利用してはいかがでしょうか。
また料理の宅配サービスもおすすめです。
管理栄養士が考えたメニューとなっているため、栄養面はもちろんですが、メニューを考えないで済みます。
主菜1袋と副菜2袋、5食分1セットが4300円程度で購入できますので、産後落ち着くまで利用してみるのもいいのではないでしょうか。
単身赴任中のワンオペ育児を乗り切るには
単身赴任で夫の協力を得られない状況なのですから、できるだけ人の力を借りるべきです。産後無理をしてしまうと、後の生活に必ず響いてきます。
出産後は無理をしないことが大前提
その上で身近な人に頼んだり、もし頼みにくいのであれば、地域の子育て支援の有料サービスを利用したり、あるいは家事代行サービスを利用して身体を休めるのもいいのではないでしょうか。
色々探せば自分の希望に沿ったサービスが必ず見つかると思います。
単身赴任をしている旦那さんにも相談しながら、「やらなくてもいいこと」なども明確にして、これからの出産、赤ちゃんとの生活に備えていくべきだと思います。