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父親がずっと単身赴任でもその愛情は子供へ必ず伝わる

単身赴任期間は会社や職種によって違いますし、場合によってはずっと単身赴任が続き、定年近くまで父親が不在がちなご家庭も多いと思います。

そこで母親として気になるのが、父親が長期間不在による子供への影響です。

転勤族だと理解した上で結婚しても、子供ができれば教育問題や持ち家といった家庭の事情により、ずっと帯同するわけにはいかなくなります。

単身赴任で父親がずっといない状況だと、子供にどのような影響を与えてしまうのか。

幼少期と思春期とで与える影響も違ってはきますが、たとえ父親が不在であっても夫婦のバランスを取り、子供の向上心を育む努力は必要です。

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父親がずっと単身赴任による子供への影響、幼少期の場合について

幼少期にずっと父親が不在がちな家庭で育つと、子供によっては情緒が不安定になってしまうことがあるようです。

幼少期の子供は父親よりも母親にベッタリしがちです。
母親を頼ることで安心感を得るのですが、母親にばかり頼りすぎてしまうと依存心が高まり、それがやがて反抗心や攻撃的になるなどマイナスな面を見せてしまうことがあるのです。

時には手を引いて冒険心や探究心を与えたり、ダメな時にビシっと叱るのが父親の役割とも言えるのですが、その父親が側におらず、母親も父親が側にいない不便さから甘やかせてしまうと、子供は何でも許されると感じ取ってしまうのです。

父親というストッパーは幼少期には必要ですし、母親と一対一で過ごすよりも、父親という思い通りにならない存在は本来必要なものなのです。

ただこれは全ての子供に言えることではありません。
父親不在だからといって子供の向上心を阻害するわけでもなく、必ずマイナス面があるわけでもないので、あくまでもその傾向が強いとだけ解釈するといいでしょう。

父親がずっと単身赴任による子供への影響、思春期の場合は

思春期という心身共に大人へ近づく頃の子供は、幼少期以上に複雑かもしれません。
ただでさえ思春期の子供は親に反発する事が多いのですから、単身赴任として離れて暮らす父親とコミュニケーションを密に取ることが難しくなります。

特に女の子の場合は思春期になると父親を遠ざけようとする傾向があるため、ますます関わりが薄くなると思います。
何かと反発することも多いでしょうし、幼少期と違って自分の事を話すことも少なくなりますので、自然と会話も減ります。

父親の方も思春期を迎えた子供の対応に戸惑いますし、次第に帰宅する頻度も少なくなり、電話をかける回数も用事がある時くらいになるかもしれません。

社会に対する適応力を与えてくれるのが父親としての役割になりますが、社会性だけでなく学業にも影響を与える可能性もあります。

本来であれば、思春期こそ父親の出番なのです。
思春期以降の自我を確立する段階で父親がずっといないということは、子供の成長過程で何かしらの影響を与えてしまいかねません。

幼少期に必要な母性から、思春期に必要な父性に上手く移行することが大切だと言えます。

これからも父親がずっと単身赴任の場合、母親としてできること

幼少期にしても思春期にしても、母親として父親の存在を普段から意識させることは大切です。

今はSNSの普及によって様々な手段で気軽に連絡が取れる時代です。
電話はもちろんLINEやテレビ電話などを活用して、日常の出来事を夫婦、家族で共有するよう意識することは必要だと思います。

視覚を利用して、普段からリビングに家族写真を飾るのも方法の一つでしょう。

写真でなくても、父親の趣味の物や本でもいいので、父親の存在をアピール出来るものを視野に置くことも効果的です。

父親がずっと単身赴任の場合、普段子供を会話をする時に父親を登場させるのも効果的です。

夕飯時には「今日はお父さん何を食べるのかな」「今度のお休みの日にお父さんとどこへ行こうか」など、子供達に話題を振るのです。

父親がいないデメリットをメリットに転換させることで、子供も父親が帰って来る日を待ちわびるのではないでしょうか。

父と子が離れていてもコミュニケーションが取れるよう、家族のために仕事を頑張ってくれていることをしっかり伝え、家族が揃った時はいない分を取り返すくらいのスキンシップを取るべきでしょう。

父親がずっと単身赴任で不在でも子供は意外と理解するもの

父親がずっと不在だと、母親として子供に何か悪い影響を与えてしまわないだろうかと不安になります。
子供への影響を考えると心配になりますが、子供は親の背中をよく見ているものなので、夫婦仲に問題がなくコミュニケーションがしっかり取れているなら、子供は意外とすんなり理解するのではないでしょうか。

父親不在が当たり前になりますし、その生活にも必ず慣れます。
思春期時期に反抗的な態度を取るかもしれませんが、それは父親がいてもいなくても思春期の頃にはある普通のこと。

もっといえば、一緒に住んでいても父親の役割を果たさない人だってたくさんいるのですから、単身赴任で父親がいなくてもそこまで気にする必要はないのではと思います。

ずっと単身赴任が続く場合は、離れていても子供には父親の愛情が感じられるように工夫はすべきです。

離れていても愛されている実感があれば、問題なく子供は育つのではないでしょうか。

母親であるあなたも、父親の悪口や愚痴を子供に伝えるのではなく、「今度はいつ帰ってくるかな?早く会いたいね」と伝えていくことも大事なことです。

単身赴任がずっと続くなら父親としての責任も果たすことが大切

父親がいるのにその関わりが極端に少なく、育児を全て母親任せにしてしまうと、子供に何かしらの影響を与えてしまうのは事実です。

社会的な役割を持っている父親は、母親の存在と同じくらい大切なものなのです。
もちろんシングルマザーが珍しくない昨今、父親不在の中、母親1人で父親の役割を担って子供を育てているご家庭も多いと思います。
家庭の事情はそれぞれですが、子供にとっては父親母親両方が存在することが重要なわけです。

幼少期の子供には時として厳しくルールを教えることも必要ですし、思春期頃の子供には社会に対する適応力を身に付けさせるように父親として教育することも必要なわけです。
家庭に大人が常に1人しかいない状況だと、どうしても意見も偏りがちになります。
離れていても父親としての役割を果たすことができるよう、旦那さんにもその自覚を持ってもらうよう話し合うことも大切です。

旦那さんによっては「仕事を一生懸命やっているのだから十分父親としての役割を果たしているだろう」と思っている人も中にはいますので、仕事への理解を示しつつ、子供への接し方についても話し合うといいでしょう。

単身赴任でずっと父親が不在になる家庭へアドバイス

単身赴任で父親がずっと不在がちになるため、家族の気持ちまでもがバラバラになるのでは…といった不安が拭えないかもしれません。

子供が成長する上で父性は必要不可欠なので、この先もずっと父親と暮らす機会が少ないのでれば、できるだけ父親の愛情を感じられるように日頃から工夫するべきでしょう。

父親役は私がしなければ!と意気込んでも無理があります。
辛い時は周囲の大人に頼り、旦那さんにも協力してもらいながら、一緒に子供の成長を見守っていきましょう。