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単身赴任で子供に与える影響は大きいが乗り越えることはできる

単身赴任で父親不在となると、子供に悪い影響が出ないか心配になると思います。
単身赴任を決断した私達夫婦も、色々悩みはありましたが、やはり子供達の事が一番心配でした。

当時子供達は、小学校1年生と幼稚園。
単身赴任を自分たちなりに理解したとはいえ、やはり普段父親がいない生活に慣れるまではしばらく時間もかかりました。
特に地震があった時などは、父親がいない不安が大きかったように感じます。

単身赴任によって子供にどんな影響を与えてしまうのでしょうか。

単身赴任によって子供には影響が出るのは仕方ありませんが、乗り越えることはできます。一緒に頑張りましょう。

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単身赴任は子供に良くも悪くも様々な影響を与えるのは事実

単身赴任は家族にとって一大事です。子供の年齢にもよりますが、子供の年齢が小さければ小さいほど、単身赴任によって大きな影響を与えるのは避けられない事実です。

父親は母親と違い、社会的役割の面で大きな影響を与えています。

ほとんどの子供は父親よりも母親にべったりするものですが、それは、不安感を拭おうと安心を得たいからです。
ただ安心を得たい一方で、冒険心・探究心も強く持っているのが子供です。その冒険心をくすぐってくれる存在が父親なわけです。

単身赴任によって父親の存在が薄れてしまうと?

母親という存在が強くなりすぎてしまい、母親への依存心が高まってしまいます。
依存だけで済めばいいのですが、それがやがて母親への反抗心として表れ、依存と反発の間で揺れ動くなど情緒不安定にもなるのです。

とはいっても、子供みんなが当てはまるわけではありません。
先程も言いましたが子供の年齢にもよりますし、家庭環境にも大きく左右されると思います。

我が家の子供達は、最初こそ父親がいない不安を抱えていましたが、近所に頼れる両親がいた事が大きなメリットになったように思えます。

単身赴任で父親不在だと子供の気持ちが不安定になることもある

父親が単身赴任になって普段会えないとなると、やはり寂しい気持ちが強くなります。
普段朝早くから家を出て、夜遅く帰る父親だとしても、やはり家に父親がいるのといないとでは安心感が全然違います。

ただそれは子供だけでなく、妻であるあなたにも同じことが言えるのではないでしょうか。夫と離れた不安、寂しさが押し寄せてくると思います。

子供の変化に注意

子供が情緒不安定になると、今までしなかったおねしょをしたり、些細なことで泣き出したりしてしまいます。

子供が小さければ小さいほど父親不在の影響を受けやすいのは事実

たまに会う父親との関わりに戸惑ってしまったり、あるいは全く懐こうとしなかったりします。父親に人見知りしてしまうこともあります。また、普段母親しか家にいないわけですから、叱った後になだめたり、たしなめたりする人がいなくなるわけです。

どの家庭でもあると思いますが、母親が叱っても言うことを聞かないのに、父親の一言だけで言うことを聞くこともあるのではないでしょうか。
子供のわがままの歯止め役になっていた父親が不在になるということは、子供にとって大きな影響を与えることになり、それが問題行動を起こす引き金になる場合もあるのです。

単身赴任によって子供が情緒不安定になるのは母親の精神状態が関係する

父親不在によって子供が情緒不安定になる場合がありますが、父親と子供との関係よりも、実は母親の精神状態が一番影響するのではないでしょうか。

父親が不在の中、近くに頼れる身内もいない、気軽に相談できる友人もいないとなると、母親1人で家事育児をこなさなければなりません。

子供の年齢が大きければいいですが、まだ赤ちゃんだったり未就園児が一人でもいれば、子育ての苦労はかなりのものだと思います。

単身赴任中の子育てはストレスを1人で抱えてしまいがち

発散できる場もないとなると、子供以上に母親の情緒が不安定になってしまいます。

子供が側にいるのですから、なるべく笑顔で穏やかに暮らしたいとは思っていても、精神的に辛くなるとそう笑ってもいられません。そして子供のちょっとした事でイライラしてしまい、必要以上に子供を叱りつけてしまうようにもなってしまうのです。

そんな母親の姿を毎日目にするのですから、子供も逃げ道がなくなりストレスを溜めてしまうのです。

単身赴任によって子供が情緒不安定になるのは、母親の精神状態が最も関係するのではないでしょうか。

単身赴任中の父親と子供の接触頻度を上げることが大切

単身赴任によって子供に様々な影響を与えてしまうことはお分かりいただけたでしょうか。ではどうすれば、子供にとってベストな環境を作れることができるのでしょうか。

父親の赴任先が月一にどうにか帰れる距離の場合と、週末に帰れる距離とでも対策は違ってきますが、どの場合でも共通して言えるのが、子ども自身も父親と連絡出来るようにしておくということです。

ネットを使って簡単に連絡も取れますし、もし自分で携帯電話を持っているお子さんがいるのであれば、父親の連絡先も登録していつでも連絡が取れる状況にするといいと思います。

ちなみに私の子供達はキッズ携帯をそれぞれ持っているのですが、父親の連絡先も登録していますので、自分たちの携帯を使ってメールのやり取りを出来るようにしています。

携帯を持っていなくて、もし子供が父親と直接連絡と取りたいと言って来た場合は、子供のプライバシーも考えて、そっと見守ることも大切です。

子供が父親と二人で話したいと聞くとその内容が気になるかもしれませんが、ここは子供に聞くべきではありません。もしどうしても気になるようであれば、後でこっそり旦那さんに聞けばいいのです。

今は昔と違って色々なツールを使って連絡を取れる時代です。
子供と父親の接触頻度を上げるように意識し、父親の存在をアピールすることは必要なことです。

単身赴任の影響で子供が情緒不安定だった時の対処法

父親が不在なことで、子供は不安感から急に甘えっ子になってしまうことがあります。
子供は子供なりに、家族に起こった一大事に対して敏感に反応するものです。

家族に何が起こったのがわからないまま過ごすのはさらに子供に不安感を与えてしまう

単身赴任が決まったら、すぐに両親から直接、子供にわかりやすいように事実を伝えてあげてください。
子供に話す時はマイナスなイメージを抱かせるのではなく、家族の未来のために単身赴任を選択したこと、それが最善だったことをしっかり説明しましょう。

そして、単身赴任によって父親不在になってしまうのが、父親母親にとっても寂しい気持ちであることも伝えるのです。

「子供にできるだけ心配はかけたくない、余計な不安を与えたくない」その気持もよくわかります。

本音を隠し真実を伝えないのは一番よくないこと

分かりやすい言葉できちんと伝えれば必ず分かってくれます。
そして家族で思いを共有することで、子供も前向きに捉えてくれるのではないでしょうか。

父親不在となって、子供はこれまで以上に母親を支えようという気持ちが芽生えます。
それは子供の成長にとってもきっとプラスになりますが、普段頑張っている分、家族が揃った時は思う存分甘えさせてあげましょう。

単身赴任中は子供のペースに合わせ、不安を受け止めてあげよう

単身赴任によって環境が変化するため、精神面で様々な影響を受けるのは事実です。
甘えっ子になってしまったり、ストレスから暴力的になってしまうこともあります。

子供ならではの悩みや辛さを抱えるかもしれませんが、単身赴任中は、いつも以上に子供と一緒にいる時間や話を聞く時間を持つよう意識し、子供の不安を受け止めてあげてください。

母親自身がオロオロしていては子供も不安になります

子供の前では少し余裕を見せるくらいの気持ちで接することで、子供の安心感も高まるでしょう。

父親がいない生活を送るなかで、その生活にすぐ慣れる子もいれば、慣れるまでに時間がかかる子もいます。
親が必要以上に心配していしまうと逆に悪影響を与えてしまう可能性があります。子供の力を信じ、子供のペースに合わせた生活を心がけるようにしましょう。

母親が笑顔でいるだけで、子供もつられて笑顔になるもの

単身赴任中は家事育児に大変だとは思いますが、笑顔を心がけるのも大切なことです。

単身赴任によって父親が不在になりますが、家族が離れ離れになるわけではありません。父親が帰宅した時は、家族でいる幸せを存分に味あわせてあげてください。
それが子供の一番の幸せです。