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赤ちゃんがパパと会えないで懐かなくなってしまった時の対処法

赤ちゃんが生まれ、これからパパと家族三人で仲良く暮らそうと思っていた矢先、転勤の辞令がでて単身赴任となり、パパが赤ちゃんと会えない状況になってしまうご家庭も多いと思います。

仕事だから仕方がないとはいえ、赤ちゃんの成長を間近で見ることもできませんし、帰省した時に泣かれて嫌がられるとなるとさらに悲しくなってしまいます。

ママとしてはなんとかしたいものです。

赤ちゃんはパパに会えないと顔を忘れてしまうものなのでしょうか。忘れないためにママができることは?

赤ちゃんがパパ見知りをした時の対処法についてご紹介します。

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赤ちゃんはパパに会えない時間が長いと顔を忘れてしまうのか

パパの前に、赤ちゃんがママと認識する力について知っておきましょう。

赤ちゃんはママが大好きですが、最初のうちはママが好き、嫌いで判断しているわけではありません。
あくまでもおっぱいやミルクをくれる人、抱っこしてほしい時に抱っこしてくれる程度の認識です。
おっぱいをくれる人=ママということです。
そこから徐々にママとして認識していくわけですが、赤ちゃんがママと他人を認識するのは、早い子で4ヶ月くらいから始まるそうです。
6ヶ月前後にはママと他人を区別するようになるので、だいたいその頃になるといわゆる「人見知り」が始まるわけです。

そこで登場するのがパパです。

普段からお家にパパがいて、赤ちゃんと触れ合う機会が多ければパパ見知りをすることは少ないですが、ただでさえママ以外を他人と認識してしまうわけですから、単身赴任で普段赤ちゃんに会えない時間が長いと、当然パパ=他人となってパパ見知りが始まってしまうわけです。

パパ見知りが始まってしまうと、抱かれても嫌がりますし、泣きわめくといった態度を取ってしまうのです。

単身赴任でなかなか会えないパパと赤ちゃん、その影響とは

赤ちゃんにとって、パパは刺激を与えてくれるとても大切な存在です。

単身赴任によってママ1人が赤ちゃんと過ごす事になりますが、赤ちゃんとパパが会えないことでどんな影響を及ぼしてしまうのでしょうか。

遊びを通して様々な刺激を与えてくれるパパが突然家からいなくなるのですから、言葉を発しなくてもそれを肌で感じ、行動で表現するようになります。

例えば夜泣きが多くなったり、あるいはぐずってしまうことが増えたり。
寝付きが悪くなってしまうこともあります。

また、赤ちゃんの人見知りは生後6ヶ月前後から始まり、ほとんどの場合1歳頃には落ち着くものですが、単身赴任でパパになかなか会えないとなると、1歳を過ぎても人見知りをしてしまうことがあるのです。

最初こそパパ不在で気持ちが不安定になりますが、その生活にも徐々に慣れ始めます。
パパの存在が薄くなっているところに「パパだよ」と言われても当然戸惑ってしまいます。パパとの接し方がわからなくなってしまうのです。
そこで無理やり抱っこされると、パパが怖い存在となってしまい、さらに警戒心を抱いてしまうようになってしまうのです。

普段会えないパパ、赤ちゃんがパパを忘れないために実践したいこと

ママとしては、パパ見知りをしてしまう赤ちゃんをどうにかしたいものですが、パパを忘れないためにはママの協力は不可欠です。

赤ちゃんとパパが関わり合うよう工夫していく必要がある

離れているパパにマメに連絡を取り、電話を通してパパの声を聞かせてあげましょう。
テレビ電話もおすすめ。
顔を見ながら話せるのは最も効果的な方法だと思います。

人見知りが激しい頃は抱っこをするのさえ嫌がると思いますが、無理に抱こうとしないことも大切です。
少し距離を置いて守るところからスタートさせ、警戒心を抱かせないように優しい言葉と態度で徐々に距離を縮めていくようパパにもお願いしましょう。

自宅に帰って来た時はできるだけパパと触れ合う時間を設けることが大切なので、例えば一緒にお風呂に入るだとか、あるいは赤ちゃんの好きなおもちゃで遊ぶなど、とにかくパパがいると楽しいということを教えてあげることも大切です。

また、部屋にはパパの写真を飾って、「今度はいつパパ帰ってくるかな?楽しみだね」などと赤ちゃんに問いかけながら、パパの写真を見せるのも効果的だと思います。

会えた時はたくさん遊ぼう、パパと赤ちゃんの遊び方

単身赴任で赤ちゃんになかなか会えないため、遊び方に悩んでしまうパパも意外と多いのではないでしょうか。

そこで、赤ちゃんとの遊び方を月齢別にご紹介したいと思います。

  • 生後3ヶ月~4ヶ月頃の赤ちゃん
    首も座り、声や目で反応することも多くなる時期です。
    この頃の遊びとして定番なのが「いないいないばあ」です。
    ただ男性は喜ばせようと、大きな声と大きなリアクションで「いないいないばあ」をしがち。あまり激しいと逆に怖がってしまうこともあるので注意しましょう。
    赤ちゃんの様子を見ながら、優しく「いないいないばあ」をしてあげましょう。
  • 生後半年頃から1歳頃の赤ちゃん
    寝返りやハイハイをするなどどんどん活発な動きを見せる時期。
    パパならではのダイナミックな遊びをしてはいかがでしょうか。
    赤ちゃんの両脇を抱えての「高い高い」は定番ですね。
    落下させないように注意しながら優しく上下に揺らしてあげましょう。
    1歳頃になって身体もしっかりしてきたら、横になったパパの膝に赤ちゃんを乗せた「飛行機ブーン」などもおすすめです。

パパならではの遊びはあります。
赤ちゃんの様子をみながらぜひ試してみては?

赤ちゃんのパパ見知り対策

久しぶりに赤ちゃんと会うわけですから、すぐにでも抱っこしたいのがパパの本音。
でも嫌がる赤ちゃんを無理に抱っこするのは逆効果です。
無理に抱っこはしないこと、これが一番重要です。

まずは様子を見ながら、赤ちゃんの機嫌が良い時を見計らって、遊べる空間を作るようにしていきましょう。

そこで出番になるのがお気に入りのおもちゃ。
大好きなぬいぐるみがあれば、それを使って腹話術をしたり、どうぞと差し出して遊んだりなど、赤ちゃんが楽しめるツボを探していくのです。

また、食事の時間も大切です。
積極的に声をかけて、「美味しいね」などと言ってコミュニケーションを取るといいでしょう。

とにかく単身赴任から帰省した時が勝負です。
普段会えない分、コミュニケーションを密に取り、パパと会えば楽しんだと刷り込むことが大切なのです。
それが一番のパパ見知り対策だとも言えるでしょう。

赤ちゃんがパパに人見知りをした時のママの対応

赤ちゃんがパパ見知りをした時に「あ~あ、泣いちゃった」と何も対策を取らないのは危険です。
そんなに気にしなくてもいいのでは?とも思ってしまいますが、赤ちゃんは良くても、パパへのフォローをしっかりしないと、「非イクメン」になってしまうからです。

赤ちゃんが人見知りをして自分に懐いてくれない。
ママが考えている以上に、パパはショックを受けるということを理解しておきましょう。赤ちゃんに泣かれる事自体戸惑ってしまうのに、我が子から拒絶されるのは相当辛いものなのです。

赤ちゃんがパパ見知りをした時は、ママがパパをフォローしてあげてください。
この時期の赤ちゃんは人見知りをしがちだということ、「このおもちゃが今ブームみたい」など、赤ちゃんが好きな遊びを教えてあげるのもいいでしょう。

普段赤ちゃんのお世話が中心のママに変わり、パパの登場が赤ちゃんの良い刺激剤になります。
赤ちゃんの成長にも繋がるので、パパの役割としてママも応援しましょう。

赤ちゃんが人見知りするのは成長した証拠、でもママはパパと赤ちゃんを繋ぐパイプになろう

人見知りをしない赤ちゃんもいますが、単身赴任でパパに会えない時間が長ければ長いほど、必ずといって言いほど人見知りをします。

パパが帰ってきてもママから離れない、パパの抱っこを嫌がることもありますが、赤ちゃんが順調に成長している証拠でもあるわけです。

ママ以外の人を警戒する、身を護る防衛本能が働くためであり、親しみをもつ人とそうでない人が区別できている証拠なのです。

成長過程の一つだと受け止めて、ママはパパと赤ちゃんを繋ぐパイプとなってあげてくださいね。