旦那が単身赴任でお悩み中のママから、自由を満喫しているママまで楽しくて役に立つ情報を発信しています。「単身赴任あるある」や経験者だからわかる単身赴任の問題や悩み、準備に必要な情報や単身赴任中の子育て情報など様々な情報をコラム形式で発信するWEBマガジンブログです。

転勤族が子供の学力に及ぼす影響や学校選び、母親の役割について

「転勤族です」と話した時に「転勤が多いと子供の学力に影響するから可哀想」と言われることがあります。

2~4年という短いスパンで転勤を繰り返すということは、そのたびに学校が変わるということ。
学校によって授業の進捗も違いますし、学力に影響が出るのは…と不安になるでしょう。
では、転勤族は子供の学力にどう影響するのでしょうか。
転勤族の子供の学力が高いという噂の真意とは?

転勤族だからといって子供の学力を低下させたくない、という親の気持ちが大きく影響しそうです。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

単身赴任による妻の負担、仕事と家事育児を両立させるためには

単身赴任となると、妻の負担の方が多くなってしまうのは事実。 お金や子育ての負担もそうですが、子供の...

単身赴任中の子育て、ワンオペ育児でイライラする時の対処法

単身赴任で夫不在の中、一人で子育てするのはとても大変です。 特に小さな子供がいるご家庭の場合は、ま...

子育て中こそペットがおすすめ?ペットが子供に与える影響

我が家は夫が単身赴任中。平日は子供2人の3人で暮らしていますが、子育て真っ只中の今だからこそペットを...

転勤族が悩むピアノ選び。子供にあたえるピアノの選び方

子供の習い事で人気のピアノ。ピアノを習うのであれば自宅にピアノを用意しなくてはなりませんが、転勤族で...

人間関係の悩みは学校につきもの。親の関わり方と自信の付け方

生きている以上、いくつになっても人間関係の悩みはつきませんが、特に学校という狭い世界で人間関係に悩む...

赤ちゃんがパパと会えないで懐かなくなってしまった時の対処法

赤ちゃんが生まれ、これからパパと家族三人で仲良く暮らそうと思っていた矢先、転勤の辞令がでて単身赴任と...

単身赴任で子供に与える影響は大きいが乗り越えることはできる

単身赴任で父親不在となると、子供に悪い影響が出ないか心配になると思います。 単身赴任を決断した私達...

単身赴任家庭は保育園に入りやすい傾向ではあるが対策は必要

妊娠、出産を機に育休を取り、職場復帰をと考えている矢先に夫が単身赴任になったら。単身赴任はとにかくお...

子育てとフルタイム勤務を両立させるためのヒント

女性が子育てをしながらフルタイムで働くのは、思っている以上に大変なこと。 時間に余裕がなく、仕事か...

人間関係が難しい3人グループ。その問題点と解決方法

昔から悩みが尽きないのが、3人グループの人間関係。 あなたも一度は3人グループの人間関係で悩んだこ...

子育て中は1人の時間が欲しい。1人の時間の作り方と息抜き方法

子育て中は、ママが1人の時間を欲しいと思っても、実際は作ることが難しいもの。 特に子供が小さいうち...

父親がずっと単身赴任でもその愛情は子供へ必ず伝わる

単身赴任期間は会社や職種によって違いますし、場合によってはずっと単身赴任が続き、定年近くまで父親が不...

転勤族の子供も悩む成人式の振袖選び。失敗しない振袖の選び方

転勤族として小中学校時代転校を繰り返した子供は、地元がないため成人式の参加に悩んでしまいます。 た...

単身赴任中の子育てでイライラしてしまうあなたへアドバイス

夫が単身赴任で一人で子育てをしていると、いつしか心の余裕がなくなりイライラしてしまうことが多くなりま...

人間関係に悩む中学生に対して親としてアドバイスできること

私には春から中学生になる子供がいるのですが、親として気がかりなのが子供の人間関係です。人間関係の悩み...

スポンサーリンク

転勤族が抱える不安、それが子供の学力問題

転勤の辞令が出た時、家族で帯同するか単身赴任をするかで悩みますが、単身赴任を選択する一方で、家族一緒に転勤を繰り返す、いわゆる「転勤族」も多くいます。

私の子供達が通う学校にも転勤族がおり、2~3年という短いスパンで全国を転々とするご家庭もありました。

子供が小さいうちは学力の事をそんなに気にしませんが、学校へ通うとなるとやはり気になるのが子供の学力ではないでしょうか。

転勤で困惑する事とは?

学力の心配

授業の進捗状況は学校によって違いますし、都道府県によって特色や重要課題も異なります。

教科書も違いますし、当然学校の学力レベルも違うわけです。
前の学校の方が授業の進みが遅く、転校先の学力レベルが上で困ってしまうこともあるわけです。

お友達との関係の不安

また、子供の交友関係も一からリセットされますし、親の関わりも含めて色々面で影響が出てくるのです。
転校先がもし荒れている学校だったり、学級崩壊しているクラスだったらどうなるでしょうか。

学校によって宿題の量や学習の取り組み方も全然違いますし、色々な要因が重なることで、子供の勉強面の不安が浮上してくるのです。

転勤族だと子供の学力に問題が生じるのは本当なのか

転勤族である以上、何かしら子供の学力に支障が出るのは避けられない事実かもしれません。

授業の進捗状況や学校レベルによって確かに影響はありますが、転勤族=子供の学力低下ではないと私は感じています。

学力の問題より、学校選びにも問題があるのでは?

転勤族が辞令を出された場合、まず最初に考えるのが転居先です。
家賃から考えることもあるでしょうし、職場からの距離で家を決めることもあると思います。
ですが、住居のことだけを考えて子供の学校のことを考えないと、子供の学力はもちろん、子供の学校生活にも多大な影響を与えてしまうからです。

住居だけを考え学校はどこでもいいいか、と安易に考えてしまうと、子供に全く合わない学校に通うことになり、子供はストレスを抱えて登校拒否になってしまう可能性もあるのです。

新興住宅地がたくさん建っているから安心、とは限りません。
昔ながらの考えた染み付いている土地もありますし、転校生を上手く受け入れないこともあります。

学校生活を楽しめないと、勉強を頑張る気持ちも失くなってしまうのではないでしょうか。転勤族だから学力が心配というよりも、子供を取り巻く環境に注意すべきだと思います。

逆に転勤族の子供は学力がアップするという意見も、その真実とは

私の子供が通う学校は市内でも街中にあるためか、転勤族の子供が多く通っています。
そのため私も転勤族のママと知り合う機会が多いのですが、一貫して思うのは、転勤族の子供は学力が高いということです。

小学校や中学校は義務教育であるにも関わらず、採用されている教科書が同じとは限りません。
同じ市内の学校でも、ゆっくり授業を進めているところもあれば、塾に通っていることを前提として進めている学校もあるなど、授業の進捗状況は全く違うわけです。

どんな学校なのかある程度情報を得たとしても、実際子供が通ってみないとわからないため、転校生にとっては学力はいわば生命線なわけです。

転勤族の親はそういったことを十分理解しているため、子供の教育に熱心になるのではないでしょうか。
さらに言えば、全国を転勤するような企業に務めているということは、その親達もそれなりの大学を出ていることがほとんどです。
そのため必然的に子供の勉強に熱心で、結果的に転勤族の子供は学力がアップするのではないでしょうか。

ちなみに私が今まで知り合ってきた転勤族のご家庭は、みなさん子供の教育に熱心で、転勤先でも習い事をしっかりさせているご家庭がほとんどでした。全ての転勤族に当てはまるわけではありませんが、転勤による学力の不安を抱えながらも、しっかりと学習させているとは感じます。

転勤族の子供は基礎学力を固めておくことが大切

先程から何度も触れていますが、学校によって教科書が変わる事も多く、転校するたびに教科書を一から揃えることも珍しくありません。

授業の進み方も違いますし、新しい学校で今まで習っていないところが出ることもありますし、逆に習ったことをまた学習することもあるわけです。
また先生によっても授業の進め方が違いますので、教科書の順番通りに進めないこともよくあります

学力に不安な時は塾へ通う

それでも小学校低学年くらいであれば、特に何か対策をしなくても学力を下げることなくついていけると思います。

問題は4年生あたりから
授業科目も増えますし学習量もアップしますので、もし学力に不安があるのであれば、学校外での教育が必要不可欠になるでしょう。

もっとも確実なのは塾に通うことだと思います。
費用が高いですがその分しっかり学力も身に付くでしょう。
もちろん自己学習だけでしっかり学力が身に付く子供もいますので、机に向かって勉強する習慣を身につけることが一番大切ではないでしょうか。

いずれにしても、どんな事態でも臨機応変に対応できる応用力を、子ども自身が身に付けることが必要になるので、そのためにも、基礎学力を固めておくようにしましょう。

転勤族が悩む子供の学校選び、そのポイントとは

どこに住居を構えるかの条件の1つに、子供の学校があります。
義務教育のうちは学区内に通う必要があるため、住んだ場所によって学校が決定されてしまうのです。

ただ学校の情報は教育委員会を通してしか情報を得ることができまんし、詳しく聞こうとしても、学力については教えてくれないことがほとんどです。
「どこが良い学校ですか?」と聞いても、特定の学校だけを詳しく伝えることはできないため、「どこも良い学校ですよ」としか答えてくれません。
教えてくれる情報は、転勤族が多い学校かそうでないかぐらいではないでしょうか。

ただその情報だけじゃ不安だと思います。

転勤族、学区を選ぶ時のポイント

一番は実際に街を訪れてみることですが、今は離れていてもネットを使えば街並みを確認することができますので、学校周辺をチェックし、どんな住居が多いのか、道はしっかり整備されているのかを見るといいと思います。

親の経済力と子供の学力の関係性が深いのは事実で、学力の高い学校は生活面でも落ちつている場合がほとんどです。

子供の教育に熱心になれるということは、親もある程度余裕のある生活をしているということです。そのため、もし荒れた感じがする街並みや一見して暗い感じがする場合は避けた方がいいでしょう。

子供の学力は母親次第という説は本当なのか

これまで転勤族による子供の学力の影響や対策、学校選びについて述べてきましたが、子供の学力は母親次第という話を耳にしたことあるのではないでしょうか。

学力が高い子供の家庭の特徴

父親の帰宅時間が遅く、母親は専業主婦か、働いていても早く帰宅する家庭だというある調査結果がありました。
そこには、母親が子供と接する時間が多く、自宅学習も親が付き添える環境だということかもしれません。
実際に名門中高一貫校に通っている生徒の約7割以上が、母親が専業主婦の家庭だったそうです。

そう考えると、転勤像のご家庭の場合、いつ転勤になるかわからないため母親は働きに出ることがないため専業主婦となります。
確かに今まで私が知り合ってきた転勤族のママ達も、みなさん専業主婦でした。

専業主婦として子供を向き合う時間も多いため、朝はきちんと起きる、朝ごはんをしっかり食べさせる、宿題を忘れないように注意する、夜はしっかり寝る、といった規則正しい生活を送りやすいのも理由かもしれません。

結局のところ、子供の学力は親の教育方針や家庭環境が大きく関わるのではないでしょうか。