単身赴任をしている夫の食事は偏りがち。
栄養は二の次で、とにかくお腹に入るものを選んでいることがほとんどです。
そうなると、妻としては夫の健康面が気になるのではないでしょうか。
私も主人の単身赴任生活が始まった当初、食事をどうするかで悩みました。それは、主人が普段料理をしないからです。
ましてや、夜遅くに仕事を終えてから料理をするなんて考えもつかなかったからです。
そこで思いついたのが、週末に作り置きおかずを作って持たせることでした。
我が家はこの方法で今単身赴任生活4年目を迎えています。
大変そうと思うかもしれませんが、そんなに凝った料理は作りませんし、慣れればこんなに楽なことはありません。
ポイントは一品でも成立するもの、そして野菜が含まれていることです。
ぜひお試しください。
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単身赴任の食事、妻が心配なのは栄養面
最近は料理男子がもてはやされ、料理をする男性も増えてきていますが、まだまだ料理は奥さん任せという方がほとんどではないでしょうか。
そういう私の主人も同様で、気が向いた時に簡単なチャーハンを作る程度です。
普段全く料理をしない主人なので、単身赴任生活が始まる時、食事をどうするかで色々悩みました。
単身赴任先には一通りキッチングッズや基本の調味料を揃え、いつでも料理できる状態にスタンバイしたにも関わらず、やはり主人は仕事から帰って料理をする気にはならないようでした。
となると、妻としては栄養面が気になります。
炭水化物ばかりで野菜不足だと、太りやすくなりますし健康に良くありません。
ちなみにある調査データによると、30代~40代前半の男性の多くは、仕事優先で朝食抜きや夕食も遅くなりがちで、規則正しい生活をおくれていないようです。
よく食べるのも丼物が多く、中には1杯やりながらおかず系を食べて済ましている方も多いとか。
いずれにしても、外食率が高いことが分かっています。
では、どうすれば単身赴任の夫の食事を改善することができるのでしょうか。
単身赴任中の夫には栄養を考えてバランスの良い食事を心がけるようアドバイス
仕事が忙しいと、自炊する時間を確保することはできません。
となると仕事帰りに外食をするか、あるいはお弁当屋さんやコンビニで夕食を購入することになりますが、費用もかかりますし栄養も偏りがちです。
塩分や脂肪分の取りすぎから栄養面や健康面で不安になる
外食中心の夫には、肉料理ばかりじゃなく、魚や野菜が多いメニューを取るようアドバイスしましょう。サラダバーを積極的に利用するのもいいかもしれません。
外食をずっと続けることは難しいので、スーパーに寄って惣菜を購入することも多いと思います。惣菜コーナーで唐揚げやコロッケなどを選びがちですが、その場合はサラダや煮物など、野菜が多いものも一緒に購入するようアドバイスしてあげましょう。
どうしても食事の野菜不足が懸念される場合
野菜ジュースやビタミンのサプリメントで補うという方法もあります。
大人が1日に必要としている野菜の量は、350g以上だそうです。その量をクリアするのは難しいですが、意識するだけでもかなり違うのではないでしょうか。
旦那さんの健康のためにも、ぜひアドバイスしてあげましょう。
週一で単身赴任から帰宅する夫には週末の作り置きメニューで対応
私の主人は金曜の夜に自宅に帰り、月曜の朝早くに赴任先へ出勤する生活を続けています。そこで私は、月曜~木曜までのおかずを一気に作り、それを持たせようと考えました。
夫が単身赴任中の筆者の例
私が作り始めるのは、日曜日の午後なのですが、まず何を作るかを予め考えてメモをし、午前中に1週間分の買い出しを行うところからスタートします。
大体作るのは、メインと副菜で1セット
主人は肉好きなのですが、身体の事も考え、肉ばかりではなく魚料理と半々にするよう意識して作っています。下ごしらえが必要な物から取り掛かり、必要な野菜を取り出して、料理に合わせてまず切っていきます。
魚焼きグリルはもちろん、レンジもフルに使いながら料理を作り続けます。
作り置きを作る上で気をつけているのが、キッチンや調理器具、保存容器などを清潔に保つこと
食中毒を防ぐためにも清潔に保つよう意識し、材料も十分火が通るよう注意しています。
また日曜の午後に作るので、その流れでその日の晩ご飯を作れるというメリットもあります。
私はこの生活を4年続けています。
最初の頃は大変でしたが、ポイントを抑えながら調理を進めればそれほど苦ではありませんし、主人だけでなく、子供と私の分の1週間の作り置きも常備でき、毎日の夕飯作りも楽になりました。
単身赴任の夫も喜ぶ栄養面でも配慮した作り置きメニュー
作り置きがおすすめ!といっても、「なんだか大変そう…。」という方も多いと思います。でもそんな事はありません。それは、何も特別な物を作る必要はないからです。
作り置きの考え方としては、いつものメニューを作って1人分だけタッパーに入れる感覚
それを月曜の早朝、主人に保冷バックに入れて持たせるわけです。
基本はメインと副菜で1セットですが、野菜炒めや親子丼など、その一品だけで野菜も取れるようなメニューを取り入れるなど、私も負担ないよう料理を工夫しています。
一応私の中でこのメインとこの副菜でと考えながら作ってはいますが、主人はその日の気分で食べ分けているそうです。
作り置きを作ることで栄養面の心配だけでなく、金銭面でも大きなメリットになりますし、単身赴任先での嫁としての株もアップするに違いありません。
月に帰る頻度が高い場合になるかもしれませんが、作り置きは日々のご飯作りも楽になりますのでおすすめです。
単身赴任の夫に持たせる作り置きメニューを作るポイント
せっかく作り置きを作るのですから、できるだけ長持ちさせるよう意識したいところ。
たくさんの食品に触れますので、手首はもちろん、爪の間までしっかり洗うのを忘れずに。髪の毛が入らないよう、髪が長い人は束ねておくことも大切です。
先程も触れましたが、作り置きで注意したいのが雑菌の侵入です。
キッチン台はもちろん、流し台やまな板といった調理器具なども清潔に保つよう意識しましょう。
市販されているアルコールの入った消毒スプレーを使うと便利です。また、調理中は手や調理器具をふきんやタオルで拭くことが多いので、ふきんを何枚か用意しておくことも大切です。
私はよくキャベツの塩昆布和えなどを作るのですが、洗ったキャベツはサラダスピナーという野菜をしっかり水切りできる調理器具を使っています。
水気をしっかり切ることで味もぼやけませんし、何より美味しく仕上がります。
しっかり火を通すことも大切です。
中途半端に火が通ったまま仕上げてしまうと雑菌が繁殖していまいます。
また、水気が多いほど雑菌も繁殖してしまうので、炒め煮などはなるべく汁気がなくなるまで煮詰めたほうがいいでしょう。
後は、よく冷めたのを確認して冷蔵庫に入れるだけです。
栄養面にも考慮した単身赴任の夫でも作れるおすすめの食事メニュー
作り置きを持たせる生活を続けてはいますが、予定通りにいかず作り置きが作れないこともあります。
主人の仕事の都合で自宅に帰れない日も当然あります。
そんな時におすすめしたいのが、料理初心者の男性でも作れるメニューです。
一番のおすすめはカレー
初めて料理をする人がまず作る料理といってもいいくらいメジャーな料理ですし、カレールーのパッケージ裏には調理方法も書いていますので、調理で迷うことがありません。
失敗することも少ないですし、野菜も入っているので栄養バランスも優れています。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎが基本野菜ですが、きのこやほうれん草を入れてもいいですし、トマトを使って煮込むなどアレンジがききやすいメリットもあります。
カレーの次におすすめしたいのが、丼物
親子丼や豚丼など、いっぺんに作れてお腹も満たせてくれる、男性にとっては一石二鳥とも言えるメニューではないでしょうか。
豚丼の下にカット野菜を入れるのも食が進みます。
料理に慣れたらオリジナルの丼物を作ることができますし、挑戦させてみてはいかがでしょうか。
材料費も安く栄養満点です。ぜひお試しを。
健康のためにも、食事管理は徹底したいところです。一緒に頑張りましょう。