もし単身赴任をしている旦那さんから「仕事が辛い、もう家へ帰りたい」と電話口で言われたら、あなたならどうしますか?
単身赴任で独身気分を味わい、自由や開放感を味わっている人は実は少数で、実際は家族と離れて寂しい思いをし、一から築き上げなければならない人間関係や新たな仕事で悩み、辛い思いをして頑張っている人の方が多いのではないでしょうか。
辛い思いをしている旦那さんへの上手な励まし方、接し方について考えてみました。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
アパートの上がうるさい時の相談先と相談方法、自己対策について
アパートの上がうるさい、それだけでストレスが溜まってしまうもの。 最初は我慢していても、それが毎日...
-
賃貸アパートの雪かきは住民同士の思いやりがあってこそ成立する
雪国の賃貸アパートでトラブルになりやすいのが「雪かき」です。 自分の駐車スペースに雪を寄せられた、...
-
アパートに不審者が…決して他人事ではありません、防犯対策を!
不審者といっても、最近は見るからに怪しい人というよりは普通の服装をしている方が多いようなので、知らな...
-
社宅の人間関係の悩み。子供がいないことで孤立を感じる時の対策
社宅は人間関係に気を遣うものですが、子供を通してぐっと距離が近づくことも多く、ママ同士意気投合して家...
-
社宅の人間関係は夫の会社が絡むからややこしい。トラブル回避術
社宅の人間関係で悩んでいませんか? 我が家は単身赴任を選択しましたが、地域によっては社宅もある...
-
社宅でピアノは非常識?転勤族で社宅生活が続く中でのピアノ選び
社宅にお住まいの方も多いと思いますが、子供が「ピアノを習いたい」と言ったらどうしますか? 親としては...
-
人間関係において潤滑油の役割を持っている人とは?潤滑油の要素
人間関係で潤滑油のような役割を持っている人、あなたの周りにもいませんか? その人がいるだけで信頼感...
スポンサーリンク
単身赴任の旦那さんから仕事が辛い帰りたいと言われたら、まず話をじっくり聞いてあげよう
まずはじっくり「辛い理由」を聞く
つい「会社を辞めてこれからどうするの!?」「子供だっているし家のローンだってあるし、そんな弱音を吐いてどうするのよ!」と言いたくもなってしまいますが、まずは旦那さんが何に悩み、今どうして辛い状況にいるのかをまずは聞いてあげましょう。
「辛い」に共感は必要ない、ただ向き合うだけでいい
共感する必要はありません。話を聞き、旦那さんに起こった出来事について一緒に向き合うのです。
「そういう時はこうすればいいのよ」「どうしてもっと上手く行動できないの?」などアドバイスをするのではなく、ただただ話に耳を傾けることから始めてください。
単身赴任先で辛い思いをし、帰りたいという旦那さんへの気持ちに寄り添おう
話を聞く中で、つい感情的になってしまうこともあるでしょう。
叱咤激励をしたくもなりますが、話を聞きながら気持ちに寄り添う姿勢が一番大切ではないでしょうか。
あなたに思いを打ち明けるまで、おそらく自問自答しながら耐えていたのだと思います。単身赴任によって自分が不在になり、妻であるあなたに子供の世話や家計の負担まで背負わせている苦労を知っているため、なかなか言い出せずにいたのです。
単身赴任中の仕事の解決は旦那さん自身が見つけるしかない
妻であるあなたにできることは、何があっても一緒にいる、大丈夫よという気持ちを伝えることです。
応援し、離れていても支える気持ちでいる姿勢を示すだけで、きっと気持ちもいくらか楽になるのではないでしょうか。
辛い帰りたいと弱音を吐く単身赴任の旦那さんを前向きにさせるには
本当に仕事を辞められてしまっては生活に困りますし、なんとか気持ちを前向きにさせたいものです。
仕事が上手くいかないのと、単身赴任で家族と離れている寂しさも相まって、旦那さんの気持ちは今後ろ向きです
視野も狭くなり、自分の能力がないから、努力が足りないから仕事が上手くいかないんだと自暴自棄になっているかもしれません。
ただ上から目線で言うとかえってプライドを傷つけてしまうので、あくまでも寄り添う気持ちを示しながら伝えてあげましょう。
例え不安でいっぱいでも、一緒にうろたえて落ち込んではいけません。
「万が一仕事を辞めてもなんとかなるから大丈夫よ」と言えるくらいの気持ちも必要ではないでしょうか。
辛い思いをしている旦那さんが単身赴任先から自宅へ帰って来た時に妻としてできること
笑顔は人を幸せにします。
辛い思いを引きずったまま帰宅するとは思いますが、子供と一緒に笑顔で迎えてあげるようにしましょう。
あなたが暗く落ち込んでいては子供も不安になるだけ、あなたが笑顔でいることで子供も笑顔になります。
そして、旦那さんは子供の屈託のない笑顔を見て、元気を取り戻すことができるのです。
電話で聞いた「辛い帰りたい」の続きを話したくなるかもしれませんが、まずはその話題には触れず、旦那さんの好物を作って出迎えましょう。
単身赴任で普段1人で食事を取っているのですから、家族で一緒に食卓を囲んで、何気ない会話を楽しむようにしましょう。
家ではとにかくリラックスできる空間を作ることが、妻であるあなたができることではないでしょうか。
後は旦那さんが話した時にまた話を聞けばいいのです。
焦らせたり促したりするのはよくありません。
ただ、あからさまに励ましているというアピールも、かえって気持ちを落ち込ませるだけなので、さりげない気持ちで支えてあげましょう。
辛い帰りたいと嘆く旦那さんに対してしてはいけない行動
男性はプライドが高いので、言い方が悪いとかえって夫婦喧嘩を招いてしまう可能性があります。
帰りたい気持ちに対して「大した問題じゃない」と決めつける
辛い気持ちは本人しかわかりません。
実際に悩みを聞いて「そんなのスルーすればいいだけのことじゃない」と思ったとしても、実際に悩んでいるのは旦那さんです。
悩みに対して勝手に過小評価してはいけません。
単身赴任中の旦那にプレッシャーをかけると負担になる可能性もある
「あなたならできる」「あなたにはそれを達成できる実力がある」などという言葉は、励ます時につい言ってしまいがちですが、今辛い状況の中でこの言葉を言われても、もっと状況を追い込んでしまうだけです。
もし次の行動を起こして失敗してしまったら、妻の期待を裏切ってしまうのでは…とまで考え込んでしまいます。
余計なプレッシャーは禁物です。
辛い帰りたいの言葉の裏を読み取り、どう癒やすことができるかを考えよう
女性は相談されると、つい色々口を出してアドバイスしてしまいます。
こちらからああだこうだ言ってしまうと、旦那さんは今後また辛い気持ちになっても、相談しなくなってしまうかもしれません。
あなたに辛い、帰りたいと打ち明けたということは、それだけ夫婦の信頼関係があるということ
話を聞く中で本当に辛そうで精神的に落ち込んでいるのであれば、旦那さんに変わって病院を探し、専門家の指導を受けるよう導いてあげることも妻として必要ではないでしょうか。
どんな状況にせよ、まずは悩みを聞いてあげること。
悩みを共有するだけでも、旦那さんの気持ちもいくらか軽くなるのではないでしょうか。助言は求めらた時にだけすればいいのです。
美味しい料理を作ってぜひ笑顔で迎えてあげてください。