夫が単身赴任をしてから数年経ちました。
小さな問題はあっても、その都度解決しながらなんとか乗り切ることができています。
なぜ乗り切ることができているのかを考えた時、真っ先に思い浮かんだのが、「無理をしないこと」でした。
生活費の節約や子供の教育問題、コミュニケーションの取り方など乗り切るためのポイントは色々ありますが、どんな事でも無理をしないことが一番大切だと思うのです。
単身赴任を乗り切るには?
単身赴任生活を貴重な体験だと前向きに捉えていきましょう。
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単身赴任による家計不安を乗り切るために、お互いに無理をしながら節約に励むのは避けたほうがいい
これから始まる単身赴任生活。
家計を預かる妻としては、月々どのくらいのお金がかかるのかが不安になるのではないでしょうか。
- 「しっかり家計簿をつけて収支を把握しないと」
- 「生活費を削るにはどこから節約すべき?」
- 「夫の小遣いはどのくらい渡せばいいの?」
- 「外食が多いと食費もかかるし、夫には3食全て自炊をしてもらおう」
など、節約をして赤字家計を回避しようと考えることでしょう。
単身赴任を機に節約意識が高まるのはとても良いことです。
実際、節約意識があるかないかで、家計も大きく変わるのではないでしょうか。
家計簿はつけるべきですが、項目を細かく分けて管理する必要もないですし、自分が無理なく続けられる家計簿にすることが大切です。
食費をなるべく節約しようと、夫に自炊を強制させて無理させるのもよくありません。
無理をさせても長くは続きませんし、自炊で逆に食費が高くなってしまうこともあります。
お互い節約しようと無理をしたところで、絶対に乗り切ることはできないのです。
食費も自炊を強要させるより、あなたが無理しない範囲でおかずを作って持たせる方が節約にも繋がるのです。
節約を意識するあまり無理な行動をしてしまうと、乗り切る前に挫折してしまいます。
単身赴任で1人で頑張って育児をしようとは思わず、周りを巻き込んで乗り切る
素直で真面目、努力家の人ほど、1人で育児を乗り切ろうと張り切り過ぎてしまいます。全てを完璧にこなそうと必死になりすぎて、結果的にパンクしてしまうのです。
周りを巻き込んで単身赴任中の育児を乗り切る
単身赴任で普段頼りになる夫がいないのですから、1人で乗り切ることを考えるのではなく、周りを巻き込みながら子育てをするべきです。
近くにどちらかの両親がいれば頼るべきですし、単身赴任期間ぐらい思いっきり甘えてもいいのではないでしょうか。
もし双方の両親が遠方で頼れない場合は、地域のファミリーサポートに登録して、いざという時に頼れるよう手配をするべきです。
「遠くの親戚より近くの他人」という言葉があるように、いざという時に頼れるのは身近にいる人達なのです。
親しいママ友達がいれば、単身赴任で心細いことを理解してもらった上で、本当に困った時は助けてもらうのもいいのではないでしょうか。
1人で家事育児、仕事をこなそうとすると、余裕がなくなってストレスを抱えてしまうだけです。
節約を意識したいところですが、あなたがパンクしてしまわないためにも、無理をしないことが一番です。
単身赴任中は密に連絡を取ろうと細かいルールを決めるのではなく、緩いルールで乗り切る
単身赴任中は、密にコミュニケーションを取るためにも、家族で毎日連絡を取り合うことが一番理想ではあります。
朝のモーニングコールや今帰ったよコール、悩みや相談、報告もその都度連絡し、話し合うことがとても大切です。
連絡頻度を密にすることで、それが浮気防止に繋がるのも事実です。
ルールに縛られてしまうのは本末転倒
色々ルールを決めることも大切なことですが、あまりにも細かくルールを決めてしまうと、それにお互い縛られてしまい、どちらかがそのルールを守れなかった時に揉めてしまいます。
お互い生活スタイルが変わってくるのですから、それを理解すること。
特に海外単身赴任の場合は時差もありますので、上手く連絡が取れないこともあります。
無理をしない範囲でコミュニケーションを取ることが大切
ただし、本当に相談したい時や困った時は、電話やLINEよりも直接会って話し合うべきでしょう。
いずれにしても、お互い無理をしない範囲で、上手くコミュニケーションが取れるようにするべきです。
相手に尽くし過ぎてしまうと疲れてしまうだけです。
単身赴任によるストレスをお互い上手く解消できれば乗り切ることができる
単身赴任で夫不在の中、家事・育児に仕事にと想像以上にストレスを溜めてしまいます。ただそれは離れて暮らす夫にも言えること。
単身赴任をしている夫も慣れない一人暮らしに悪戦苦闘し、新しい職場でストレスを溜めているのです。
子育てに疲れたら子供を預けて一人時間を作り、カフェで一息ついたり、友人たちとランチに行くのもいいでしょう。
1人で没頭できるような趣味を見つけてもストレス解消になります。
単身赴任をしている夫にも同じことが言えます。
ストレスを発散できる術を身に付けてもらうことはとても大切なことです。
ちなみに私の夫は、趣味を楽しむことでストレス発散をしているようです。
学生時代から続けているスポーツがあるのですが、職場の人を通じて社会人チームに所属し、時間をみつけては汗を流して楽しんでいます。
単身赴任だと、周りの人間関係全てが仕事の繋がりになってしまうのですが、スポーツを通して色々な職種の方と繋がることで、仕事以外の視野も広がりストレスを上手く解消できます。
無理をしないことが乗り切る一番のポイント
単身赴任を機に、少しでも家計の足しになればと仕事を再開する方もいるでしょう。
私もそうです。
結婚を機に前職を退職してから、夫が単身赴任をするまでずっと専業主婦でいました。
仕事を始めるまで長いブランクがあったので、当然家事育児に仕事にと、1人でいっぱいいっぱいになっていました。
当時上の子は小学校2年生、下の子は幼稚園の年長さん。
これからも単身赴任が続くし、私がなんとか1人で乗り切らなくては!と当時はかなり気合が入っていたと思います。
近くに夫の両親が住んでいましたが、当初は困った時でも上手く甘えることができませんでした。
でもその無理もすぐに限界が訪れます。
私はすぐに意地を張るのをやめ、周囲に助けを求めて甘えました。
幼稚園にはお金を払って延長保育をお願いしましたし、自分の体調が悪い時や用事がある時は、夫の両親にお願いして子供の面倒をみてもらったのです。
子供もよく理解してくれ、私に協力的だったのも大きかったと思います。
単身赴任中は無理は禁物。
これが乗り切る一番のポイントだと感じています。
単身赴任を乗り切ることができれば、家族の絆は深まる
単身赴任を乗り切ろうと、完璧主義を目指す必要はありません。
精神的にも体力的にも疲れてしまうだけです。
何事も無理をしないことが一番。
夫婦で話し合いながら乗り越えることができれば、夫婦、家族の絆はぐっと強くなるはずです。
頑張るポイントだけ絞って、後は緩く無理をしないことが大切なのです。
単身赴任期間は、家族みんなが頑張っています。
感謝し労う気持ちを忘れずに、単身赴任生活を乗り切りましょう。