単身赴任の夫の束縛が強く、事あるごとに喧嘩ばかりしてしまう方も多いのではないでしょうか。
浮気の心配などから、妻の方が電話やLINEを頻繁にして夫を束縛してしまう事はよくあるケースですが、実は夫からの束縛に悩む妻も多いのです。
ただ実際のところ、これが束縛なのか単なる嫉妬なのかその境界線も曖昧なのが厄介なところでもあります。
束縛の境界線や束縛夫の特徴、その解決方法について考えてみました。
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単身赴任の夫とは喧嘩ばかり。これって束縛?束縛の境界線
ただ一つ気になる点があります。それが、嫉妬と束縛の境界線です。
喧嘩する原因は?嫉妬の範囲について
例えば夜に子供を実家に預けて、お友達とご飯を食べに行くとします。
前もって知らせておこうと夫へ連絡した時に「夜に出歩くのは心配だ」「できれば行かないでほしい」と言われるのはまだセーフ。
束縛ではなく素直に行ってほしくないという気持ちを伝えただけです。
ただこれも程度がありますので、あまりにも嫉妬深い場合は嫉妬深く、対応を間違えるともっと酷くなるので注意が必要です。
束縛は「強要」すること。喧嘩の原因になります
例えば「絶対に俺の電話は何があっても出ろ」「外へ行くときはスカートは禁止」「夜出歩くのは禁止」など、禁止事項をあげて「~しろ」と強要するのは束縛です。異性と一切関わらせない、妻を働かせないなど行動を制限するのは、一見愛情の裏返しのようにも思えますが、それは愛情ではなく束縛です。
束縛が強い単身赴任の夫と喧嘩ばかり。束縛夫の特徴
束縛夫は友達が少なく、自分に自信がない
友達が少ないという共通点があります。
自分がいないところで妻が楽しい思いをするのを嫌がるため、妻の交友関係にまで口を出して束縛するのです。
また、自分に自信がなく、コンプレックスが強い場合も、いつか自分は妻に見捨てられるのではないか、という不安を常に抱えているため、妻が自分以外の人と接することを極端に嫌い束縛します。
夫の両親が亭主関白
旦那さんのご両親はどのようなご夫婦でしょうか。
昔ながらの考えで、「男は外で働き女は家を守るものだ」といった風潮の中で育った場合、それが当然の姿だと考えるため、無意識に妻を束縛することがあります。
父親が母親に見せる態度を、そのまま自分も真似てしまうのです。
束縛してしまう背景には、旦那さんの育った環境が影響しているように感じます。
なぜこれほどまでに束縛するのか、どういう環境で育ってきたのかを理解することも必要かもしれません。
単身赴任の夫の束縛が強くて喧嘩ばかり。束縛が激しい原因
必要以上に妻の異性関係を気にしてしまうため、特に単身赴任中で自分が普段監視できない分、妻に悪い虫がつかないよう、頻繁に連絡をして行動を制限させ把握しようとするのです。
過去の恋愛で失敗した経験をもっている場合も、今の現状に何も不満がないにもかかわらず常に不安や不満がくすぶっているため、その不安を払拭したいがために束縛に走ってしまうことがあります。
単身赴任だとすれ違いから妻の気持ちが離れてしまうのではないかと感じ、ネガティブなイメージばかりが頭をよぎってしまうわけです。
また、妻であるあなたがもし一度でも、夫が浮気を疑ってしまうような行動をした場合も束縛が強くなる傾向があります。
あなたの信頼が薄れ、自由にさせてしまうと浮気をしてしまうのでは…と不安にかられて束縛するようになってしまうのです。
では、束縛する夫へはどう対処すべきなのでしょうか。
単身赴任の夫の束縛が原因で喧嘩ばかりしてしまう時の対処法
束縛されて喧嘩ばかりしてしまうと、その場しのぎでとりあえず「はいはい」と相づちをうってしまうことがあります。
どうせ単身赴任で普段夫がいないのだからと、電話やLINEのやりとりで従順な妻を演じても、束縛夫は必ず見破ります。
ますますエスカレートしてしまう可能性があるため、その前にしっかり対処すべきです。
夫に頼る姿勢をみせて自信をつけさせる
なぜこんなにも束縛してくるのかと嫌になる気持ちもわかりますが、まずは束縛する夫の気持ちを理解し、離れていても頼りにしていることを十分に伝える努力をしてください。電話やLINEの回数が多いのなら、安心させるためにも先手を打って、こちらの連絡頻度をあげるのも方法の一つだと思います。
束縛がなくてもあなたの帰りを待っているよ、他の男性には興味がないよという気持ちを伝えるだけで、おそらく束縛も少しは緩くなるのではないでしょうか。
単身赴任で喧嘩ばかりが続き修復不可能に感じるのであれば
それが当たり前だという認識があるため、無意識に行動していることがあります。
それは、指摘されて始めて気付くこともあるからです。
すぐに改善はしなくても、分かるように丁寧に説明し、あなたの気持ちを伝えることで夫婦関係も良好に傾いていくと思います。
ただ残念ながら、どんなに説明しても理解を示してくれない場合もあります。
もし度を超えた束縛で生活に支障が出るくらいなら、離婚を視野に動いてもいいのではないでしょうか。
そう簡単には答えを出せないかもしれませんが、自分の気持ちに向き合い、その上で離婚に向けて慎重に準備していくのも一つの考えだと思います。
単身赴任は期間限定です。
いつかは単身赴任を終えて同居することになるので、これからの将来のことを今一度冷静になって考える必要はあるのではないでしょうか。
単身赴任中の喧嘩は長引かせないことが大切
単身赴任でお互い頑張っているのに、くだらないことで束縛なんてしないでよ!というあなたの気持ちもよくわかります。
言いたいことは山程あると思いますが、ここはまずグッと我慢して、ひとまず旦那さんを安心させることが一番かもしれません。
離れた土地で1人家族のために頑張って働いているのですから、労いと感謝の気持ちを伝える努力は必要ではないでしょうか。
喧嘩ばかりで嫌になるかもしれませんが、離婚を考えていないのでれば、喧嘩を長引かせないように夫婦でまずはしっかり話し合うべきです。
夫が変わらなければ、あなたが変わるしかないのです。