「家計簿は4月スタートがいい」という話を耳にしたことありませんか?
4月スタートがいい理由はありますので、その理由を知れば納得すると思いますが、一方で1月スタートにしている方も多く、その理由を知ると「なるほどな」と思う部分もあります。
そこで、家計簿は4月スタートかそれとも1月スタートか、家計簿を始めるタイミングについて調べ、私なりに意見をまとめてみました。
まずは続けることを目標に、大雑把でいいので楽しみながら家計簿をつけていきましょう。
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家計簿初心者がこれから始めるなら4月からがベストな理由
4月と聞いて皆さんどのようなイメージを持ちますか?
おそらく進学、進級、就職など、生活に変化がある月をイメージするのではないでしょうか。
人生の節目は大抵4月
4月に専業主婦から仕事を再開することもありますし、旦那さんの部署が変わって給料が変化するのも4月から。
4月はもっとも生活に変化が訪れる月なので、4月から家計簿をつけることで1年間の収支もわかりやすくなりますし、貯金計画もたてやすくなるのではないでしょうか。このように4月を区切りにすることで、家計を振り返る時に1年の流れも把握しやすくなりますし、後で振り返った時の参考になります。
カレンダーが1月から始まるように、1年のスタートは1月からと考えがちですが、これらのことを考えれば4月スタートの方が家計管理がしやすいのではないでしょうか。
特にお子さんがいる家庭こそ4月から家計簿を始めるのがベストだと思います。
では、なぜ1月から家計簿をつける方が多いのでしょうか。
家計簿を4月ではなく1月から始める人が多い理由
一番の理由は、店頭に並ぶ家計簿が1月スタートにしているタイプが多いから
店頭に並び始めるのは、大体夏も終わりに近づいた頃から。
1月から家計簿をつける人を対象に、様々な種類の家計簿が並び始めます。
お店に行った時に店頭に並んでいる家計簿を目にし、「来年こそは節約しないと」と意識しますし、市販の家計簿を購入してなんとなく1月からスタートさせるというわけです。
クリスマスからお正月にかけては家計の出費も多くなることも関係している
予算を組んでいても思った以上にお金を使ってしまった、そんな経験もあるのではないでしょうか。
財布の紐が緩みがちな年末年始に向けて、予算を組んで節約しようと考えるのも当然の心理だと思います。
年末に入ったボーナスの使い道についても同様です。
1月は気持ちも新たに、チャレンジしやすい月
1月からつける家計簿は節約や貯蓄の意識も高まり、家計簿をつける意欲も手伝って家計管理がうまくこともあります。
その成功体験が自信に繋がり、ますます家計簿や節約意識も高まるという相乗効果が生まれるのです。
4月と同様に出費がかさむ時期ですが、それと同時に財布の紐を引き締めたい時期でもあるのが1月に家計簿をスタートさせる理由なのです。
注意!4月も1月も実は家計簿に失敗しやすい月であることが判明
これまで4月や1月は家計簿スタートに適した月だと説明してきました。
いずれの理由も節目の月であり、気持ちも新たにスタートさせやすいからですが、実はこの節目の月であるからこそ、家計簿が失敗しやすいこともあるため注意が必要です。
家計簿が失敗しやすい理由、それは単純に「忙しい」から
家計簿をつけるとなるとどんな方法にせよテーブルに座って、レシートやノートなどと向き合う時間が必要になります。
ですが先程から説明しているように、4月は進級や進学、就職がありますし、1月はクリスマスや年末年始を挟むため来客や出掛ける機会も多くなります。
引っ越しの可能性が高いのも4月や1月です。
日々の忙しさでたまりに溜まったレシートを放置する可能性もあり、そのレシートの山を目にすると、家計簿をつけるのが面倒に感じてしまいます。
今日はできないから明日やろう、日曜日にまとめてやろうと思っているうちに家計簿がつけられない状態が続き、結局家計簿を放置したまま続かなくなってしまうのです。
家計簿をつける場合、締めは給料日と月末どちらがいいのか
4月、1月スタートの家計簿、他の月のいずれにしても、家計簿スタートの月が決まったら次に悩むのが締めをいつにするかです。
給料日か月末かの2択で悩む
給料日か月末かで悩む方が多いと思いますが、結論から言えばどちらでも問題ありません。ご家庭ぞれぞれのやりやすい方法でいいですし、どちらが正解不正解もありません。
ただもしどちらかで悩んでいるなら、給料日よりも「月末」をおすすめします。
月末締めにするメリット
最近は共働き夫婦も増えていますし、今旦那さんの給料だけで生活をしていたとしても、この先妻であるあなたが働きに出る可能性もあります。
給料日は企業によって違う
家計簿の締めを給料日にしてしまうと、給料日がバラバラの中で家計簿を管理することになります。
妻がパート勤務で、月数万円の給料すべて貯金に回し、夫の給料だけで家計をやりくりするなら給料日でも問題ありませんが、夫と妻の給料すべてを収入として計算するなら、統一させるためにも月末締めにした方が管理しやすいと思います。
共働き世帯こそ、月末締めの1日スタートが管理しやすいでしょう。
どちらを選択するにせよ、家計簿も企業と同じように決算日を設けることは必ず必要です。いつを締めにするかをよく考えましょう。
4月1日スタートの家計簿を選択する場合の注意点
私も以前そうでしたが、お給料が入ったと同時に色々お金を振り分けている方が多いのではないでしょうか。
家計簿をつけないと、給料日=支出開始となることがほとんど
そのため1日スタートの家計簿をつける場合は、お給料が入ってもすぐに手をつけてはならないので、お給料日から1日までの日数をうまくやりくりし乗り越えなくてはなりません。
お給料が入ったと同時にすぐにお金を引き出している癖がある場合、1日スタートの家計簿をつけるとしたら、最初に給料日から月末までの生活費を予め準備しなくてはならないということです。
給料日から月末まで数日であっても、これが意外と大変
ただ最初にこれさえ乗り越えることができたら、後は1日スタートでできるはずです。
最初のうちは苦労すると思いますので、上手くやりくりができないようであれば、貯金を一旦崩して調整するのも一つの方法だと思います。
一度調整すればいいだけなので、貯金を切り崩すのもやむを得ないことでしょう。
後は3月に入ったお給料は4月分の生活費としてあてるだけです。
家計簿は続けることが一番大切!三日坊主で終わらせないためには
家計簿は1年を通して続けることで始めて振り返ることができますし、それによってお金の使い方について反省もことができるので、次の目標も立てやすくなります。
家計簿は続けることで始めて意味を持つ
とはいっても、家計簿に今まで何度も挑戦してきたけど続かなかった…という方も多いのではないでしょうか、
私も家計簿が続かなかった1人ですが、その反省を踏まえて、家計簿を三日坊主で終わらせないための工夫をご紹介したいと思います。
家計簿に慣れるまでは大雑把でOK
失敗しやすい一番の原因は、支出項目を細かくしてしまうこと。
細かく正確に家計簿をつけようとこだわりすぎてしまうと、それが裏目に出て結果的に続かない原因にもなるわけです。
つけ終わった達成感から、家計簿をつけるだけで満足してしまうこともあります。
家計簿に慣れるまで支出項目は3つに分類
どう3項目に分けるか例にしますと、
- 食材や洗剤などお店で購入する消耗品はひとまとめにして「日用品費」
- 家のローン、家賃や水道光熱費など住むために必要な支出を「居住費」
- 上記のいずれにも当てはまらないものはすべて「その他費用」
他にも、
- 衣食住など生活する上で必要な支出を「消費」
- 貯金や習い事など将来に向けて必要な支出を「投資」
- 無駄遣いや贅沢品などもう少し支出を抑えられたであろう支出を「浪費」
の3つに分ける方法もあります。
いずれにしても、慣れてきたら自分が見やすい使いやすいように工夫していけばいいのです。
まずは続けることを目標に、ストレスを溜めないようゆるく家計簿をつけていきましょう。
家計簿を振り返り、改善点を1つでも見つけることができれば成功
家計簿で一番大切なのは続けることだと説明しましたが、次の段階として目標にしたいのが、改善点を1つでも見つけることです。
つけっぱなしでは家計簿をつけた意味がありません。
なぜ家計簿をつけようと思ったのか思い出してください
そのためにつけ始めた家計簿なのですから、振り返りをすることが重要なポイントになります。
そこで何か一つでも改善点を見つけることができれば、それが次の節約意識に繋がるのではないでしょうか。
家計簿の役目は、今まで不透明だった家計を「透明化」すること
家計簿をみて、この生命保険は本当に必要なのか、スマホ料金は高すぎるのではないか、外食が多すぎるのではないかなど、見直すことが必要です。
貯金ができない原因を見つけることになり、改善することで貯蓄できるようにもなります。
家計簿を眺めて、「今月はお金を使いすぎたな」と思うだけではお金は貯まりません。
今からでも遅くはない!家計簿をつけて将来へ向けて貯蓄をしよう
最近は家計簿アプリなども登場し、昔よりも気軽で簡単に家計簿がつけれる時代になりました。
レシートを撮影するだけでOKな家計簿アプリもあります。
どんな方法で家計簿をつけても良い
まずは自分の使いやすい家計簿を選ぶことが大切でしょう。
もちろん市販されている家計簿でもOK。
可愛いシール付きの家計簿もありますので、使う楽しさもありそうです。
家計簿をつけるのに早いも遅いもありません
始めて家計簿をつけると、「こんなに無駄遣いしていたのか」とショックを受けますが、そのショックも必要なこと。
あなたもお金を向き合って、将来に向けて貯蓄をしませんか?