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人間関係に悩む中学生に対して親としてアドバイスできること

私には春から中学生になる子供がいるのですが、親として気がかりなのが子供の人間関係です。人間関係の悩みから、「学校行きたくない」という子も多いと聞きますし、スマホ絡みによるトラブルもよく耳にします。
もし子供から「友達関係がうまくいかない」と相談されたら…親としてどう対応するのが正解なのか、悩みにどう寄り添うべきなのか。
子供が壁にぶち当たった時にアドバイスできるよう、一緒に考えてみませんか?

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人間関係で悩む中学生は多く、スマホもトラブルを招く要因のひとつ

日常生活に欠かせない物のひとつとなっているスマホ。
スマホの低年齢化が進み、小学生からスマホを携帯している児童も少なくありません。

小学6年生になる長女も同様で、今まではキッズ携帯を持たせていましたが、キッズ携帯の不具合により乗り換える形で、夫と相談し、スマホを持たせるようになりました。
夫は小中学生のスマホによるトラブルをよく理解していたので、高校生までスマホは持たせたくないと思っていたようですが、学校でも専門家によるスマホの使い方の授業があったり、家庭でもルールを徹底しようという話し合いの末、子供にスマホを与えることになりました。

心配になるのがスマホによる人間関係のトラブル

小学生からトラブルがあることは知っていましたし、ましてや中学生はLINEを筆頭にSNSによるコミュニケーションが主流となっており、部活の連絡手段だけでなく、コミュニケーションツールとして欠かせないものとなっています。

Twitterやインスタなど、友達同士で楽しめるコミュニケーションツールがたくさんあり、うまく使えば楽しく盛り上がることは間違いありません。

見た目は大人びていても中学生はまだまだ未熟です。

スマホで自由に誰でも繋がれる一方で、文字だけでやり取りをする難しさから、トラブルに発展し、スマホの繋がりに執着しすぎて、トラブルが起こった時にうまく対処できずに悩みを抱えてしまうこともあるのです。

中学生女子はグループ意識が高く、独占欲が強い子がいるとトラブルの引き金にも

私が中学生の頃を思い出してみても、女子グループ内でいざこざがあったのを覚えています。
中学生に限らず、女子はいくつになってもグループ意識が強く、きっと生涯続く試練なのだろうと半ば諦めています。みなさんも大なり小なり、女子グループのいざこざに巻き込まれたことがあるのではないでしょうか。

女子がグループになるとその中で色々な役割が生まれます

グループ内でリーダー格となるのが、自己主張ができて独占欲が強い子ではないでしょうか。

グループ内で上手く人間関係が築ければいいのですが、大人しい性格だったり、ちょっとした言葉の行き違いから、グループ内で孤立してしまうこともあります。

特に独占欲が強い子がいると、グループ外の友達と仲良くしただけで嫉妬され、昨日まで仲良くしてしていたのに、グループ内で急に仲間外れにされてしまうこともあるのです。

本来は、グループ以外のお友達と仲良くするのも自由ですし、それが仲間外れの原因になるなんておかしな話です。

しかしグループ意識が高く独占欲が強い子がいると、途端に仲間外れの対象となり孤立してしまうこともあるのです。

人間関係に悩んだ子供から「学校行きたくない」と言われた時の対応

では、子供から「学校行きたくない」と言われてしまったら、親としてどう対応すべきなのでしょうか。

学校へ行きたくないという子供の気持ちを理解し休ませる

子供が「学校へ行きたくない」と訴えるまで、1人で人間関係に悩み苦しみ、ストレスを抱えていたに違いありません。

最近様子がおかしいと思ったことなかったでしょうか。
その限界がきて、ようやく学校へ行きたくないことを訴えてきたのです。

まずは学校へ行きたくないという子供の気持ちに理解を示し、無理に学校へ行かせずに休ませてあげましょう。

遅刻や早退も許し、子供の意思を尊重してあげることが大切です。心の休息が必要な時もあるのです。

事態を悪化させないためにも、先回りして詮索しすぎないこと

子供を心配するあまり、犯人探しや学校へクレームを言いたくなるかもしれません。
子供から話を聞き出し、トラブルになっている生徒の保護者へ連絡したくもなりますが、それらは事態を悪化させてしまうだけです。
いざという時には親が子を守る姿勢も必要ですが、先回りし大げさに騒がないことが大切ではないでしょうか。

この2つは夫と話し合って決めていることなのですが、ひとつ言えるのが、対応に正解はないということです。
子供の性格や状況に応じて、柔軟に対応することが大切だと実感しています。

部活の人間関係で悩んでいる中学生へ親としてアドバイスできること

部活の場合は友達だけでなく、顧問の先生、先輩・後輩が人間関係の悩みの原因であることがあります。
頑張りを認めてくれない顧問の先生に不満を抱いたり、先輩に目をつけられて部活が楽しめない、後輩にレギュラーを取られ下に見られるのが辛いということもあるでしょう。

ただこれらは同級生同士で励まし合ったり、愚痴を言い合ったりなどできるため、子供自身が乗り越えられる可能性があります。

最も辛い状況に陥るのが同級生とのトラブル

部活を選ぶ時、仲のいい子たちと「〇〇部に入ろう」と話し合って決めることも多いはず。そのため、同じ部活の同級生は普段から仲のいい子たちの場合が多いので、人間関係がこじれてしまうと、それが部活内だけで収まらず、学校生活まで影響しかねないのです。

部活の人間関係で悩んだ時、まずは子供自身がどうしたいかを聞き出すことが大切です。

部活を辞めたい時

顧問の先生に部活を辞めることを伝える時、辞める理由が必要になります。
人間関係の悩みから辞めるのですが、その理由を素直に伝えられるかどうかがポイントになります。
辞める理由を素直に伝えられるなら、正直に話すことで理解も示してくれるでしょうし、改善できる点がありそうなら協力してくれるかもしれません。

正直に伝えられないのであれば、成績を理由に「親から辞めるように言われた」など、親を理由にするのもひとつの手です。

部活は辞めたいが同じ活動をしたい時

例えば「テニス部は辞めたいけど、テニスは続けていきたい」ということもあるのではないでしょうか。

その場合は「好きなことは続けていいんだよ」と伝え、部活以外の活動を提案してみるのです。学校以外の居場所を作ることはとても重要で、学校内のストレスを軽減するメリットもあります。

人間関係の悩みを相談できる雰囲気作りも家庭には必要

一番気をつけたいのが、誰にも相談できずに悩みを1人で抱え込んでしまうことです。

どこかで悩みを解消できるはけ口がないと、子供は逃げ道がないままふさぎ込んでしまい、それが不登校に繋がる可能性もあります。

悩みは早いうちから摘んで、心を軽くしてあげることが大切

そのためにも、家庭でも相談しやすい雰囲気作りを心がけましょう。

親は子供の味方であることを伝え、友達関係に口を出しすぎず、相談してきた時は話を最後まで聞いてあげてください。

悩みを吐き出すだけでスッキリして前向きになることもあるでしょうし、「お母さんも中学生の頃に悩んだ」と共感することで、気持ちが落ち着くこともあると思います。

学校生活が人生の全てになりがちですが、中学校生活は人生の中でたった3年間しかないこと、今の人間関係に絶望する必要なんかないことを伝えることも親には必要ではないでしょうか。

友達関係は変化していくもの

この先気の合う友達ができることも十分あります。今の現状を受け入れた上で、他に取り組めることを一緒に考えることも必要かもしれません。

自分に自信が持てれば、それがきっと人間関係の悩みを解決する糸口になるはず。

糸口が見つかるまで、子供がほっと安らげる場所を作ってあげることが、親として一番大切なことなのかもしれません。