旦那が単身赴任でお悩み中のママから、自由を満喫しているママまで楽しくて役に立つ情報を発信しています。「単身赴任あるある」や経験者だからわかる単身赴任の問題や悩み、準備に必要な情報や単身赴任中の子育て情報など様々な情報をコラム形式で発信するWEBマガジンブログです。

人間関係の悩みは学校につきもの。親の関わり方と自信の付け方

生きている以上、いくつになっても人間関係の悩みはつきませんが、特に学校という狭い世界で人間関係に悩むと、子供は視野が狭い分一気に孤立を深めてしまいます。

親としてそんな子供を見るのはとても辛いものですが、では、親はどう関わるべきなのでしょうか。子供が人間関係で悩まないためにはどうすればいいのでしょうか。

そんなの綺麗ごとでしょ?とは思わないでください。
子供に自信を付けるためには親も変わる覚悟が必要だということを、私も含め親たちは考える必要があると実感しています。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

子育てとペットの両立に悩む人は多いが完璧を求めないことが大切

子育てとペットの両立で悩んでいませんか? 子供がまだ赤ちゃんや幼児で、散歩が必要な犬を飼っている方...

転勤族の子供も悩む成人式の振袖選び。失敗しない振袖の選び方

転勤族として小中学校時代転校を繰り返した子供は、地元がないため成人式の参加に悩んでしまいます。 た...

急な単身赴任「子供が小さい時はどうするべきか」不安な方へ

子供が小さいうちは単身赴任なんて…誰でもそう思いますが、家を新築したばかりなど、家庭の事情によっては...

単身赴任中の子育て、ワンオペ育児でイライラする時の対処法

単身赴任で夫不在の中、一人で子育てするのはとても大変です。 特に小さな子供がいるご家庭の場合は、ま...

単身赴任による妻の負担、仕事と家事育児を両立させるためには

単身赴任となると、妻の負担の方が多くなってしまうのは事実。 お金や子育ての負担もそうですが、子供の...

転勤族が悩む子供の成人式。地元がない子供の成人式事情と対策

転勤族の子供は成人式を迎える頃になると、成人式の式典に参加しようかどうかで悩みます。 それは、転勤...

転校後「学校行きたくない」と子供から言われた時の対処法

転校後「学校行きたくない」と言い出すことは多いです。 私の周りでも、以前遠くへ引っ越ししたママ友から...

反抗期の子供の「うざい」という言葉に親はどう接するべきか

反抗期の子供の口癖とも言っていいのが「うざい」という言葉です。 あなたもかつて親に対してこの「うざ...

父親がずっと単身赴任でもその愛情は子供へ必ず伝わる

単身赴任期間は会社や職種によって違いますし、場合によってはずっと単身赴任が続き、定年近くまで父親が不...

転校が不安な子供へ、親としてどう見守りアドバイスすべきか

転校による不安は色々あります。 学校の雰囲気や担任の先生との相性、習い事や学力、テレビから流れるニ...

貯金~中学生のうちに教えたい貯金の大切さと貯め方のコツ

小学生のうちからお小遣いを渡し、子ども自身に管理させていたご家庭も多いと思います。 我が家も小学3年...

単身赴任中の出産、出産後の生活を1人で乗り越えるためには

ただでさえ何が起こるかわからない出産。 そんな時期に夫が単身赴任となっては、あながた寂しく不安に感...

子育てとフルタイム勤務を両立させるためのヒント

女性が子育てをしながらフルタイムで働くのは、思っている以上に大変なこと。 時間に余裕がなく、仕事か...

夫が単身赴任へ。妊娠中に気をつけたいこと準備しておきたいこと

妊娠中に辞令が出た場合、おそらくはほとんどの方が一緒についていくとは思いますが、半年~1年など短い期...

赤ちゃんがパパと会えないで懐かなくなってしまった時の対処法

赤ちゃんが生まれ、これからパパと家族三人で仲良く暮らそうと思っていた矢先、転勤の辞令がでて単身赴任と...

スポンサーリンク

人間関係に悩み学校へ行くのが辛くなる子供たち。小学校~中学校までは特にうまくいかない時期でもある

テレビや新聞を見ると、毎日のように子供の痛ましい事件事故を目にします。
見ていて本当に胸が痛くなりますし、これがもし我が子だったら…と自分のことに置き換え考えさせられる出来事だらけです。

子供の身近な問題で一番気になるのが、友達とのトラブル

人間関係で悩み学校へ行くのが辛くなってしまったり、思い悩んで尊い命を自ら絶ってしまったり。

何年経ってもいくつになっても、生きている以上人間関係の悩みは尽きないものですが、学校という狭い社会の中に置かれた子供たちは、大人が思う以上に心を痛め、悩み苦しんでしまうことだろうと思います。

特に小学校~中学校までは、受験や引越しをしない限り好きな学校へいけませんので、人間関係がうまくいかないとずっと辛い環境に身を置くしかありません。

来年から中学校へ進学する子供を持つ私も、当然子供の人間関係が気になりますし、これまでも親子で悩んできました。

楽しく学校へ通ってほしい、良い友達に巡り合ってほしい、親なら誰もが願うことではないでしょうか。人間関係で悩む子供に対して親はどう関わるべきなのか。一緒に考えていきましょう。

学校の人間関係が気になっても、無理に聞き出そうをするべきではない

一度トラブルを経験すると、また何か問題が起きるのではないか、悩んでいないだろうかと親は気になってしまいます。

子供に

「今日はどうだった?」

「楽しく過ごせた?」

「休み時間何をしたの?」

と聞きたくなりますが、無理に聞き出そうとするのはよくありません。

特に思春期に入る子供は、そんな親をウザいとしか感じませんし、子供自身が解決する力や自立する機会を奪いかねません。

子供から状況を詳しく聞きたい!という気持ちは私も同じです。

親は、いつでも相談できるような雰囲気を作り出すことの方が大切

相談された時はとにかく最後まで話を聞き、子供から「どうしたらいい?」と相談された時にだけ簡潔にアドバイスするだけでいいのではないでしょうか。

子供も親に話すことで頭の中が整理され、これからどうすればいいのか考えるきっかけにもなります。

あなたと子供は別人格です。
子供を見ていて歯がゆくなることもありますが、学校は社会性を学ぶ場であることを念頭に、根掘り葉掘り話を無理に聞き出そうとしないことも必要ではないでしょうか。

学校の人間関係に親は介入しすぎないことが大切?ならどこまで介入していいのかそのラインは

「学校の人間関係に親は介入しすぎないことが大切」とよく見聞きします。

親の介入が良くない理由

親が子供のトラブルに口出しすることで騒動が大きくなり、子供たちで解決できたことでも、親同士を巻き込むトラブルへと発展しかねないからです。

実際に親同士を巻き込んだトラブルを私は聞いたことがあります。

子供には子供の世界があり、親は全てを知ることは不可能

それに子供は自分の良いように解釈して話しますので、我が子の話だけを鵜呑みにするのは危険です。

でも、学校から帰った子供が暗く悲しんでいると親は心配になりますし、どうにかして助けてあげたいと思ってしまうものです。

「親は介入するべきではない」というなら、どこまで介入してもいいの?
結論から言えば、やはり親は見守る姿勢でいることが一番です。

しかし、子供が悩み辛そうであれば、担任の先生に今置かれている状況をそのまま伝えてもいいのではないでしょうか。

子供には先生に伝えてもいいか許可をもらった上で、電話でも連絡帳でもいいので、トラブルになっている相手の子を批判するような言い方はせずに、困りごとや子供の様子を伝えてもいいのではないかと思います。

間違っても子供を仲良くさせようと、親同士が連絡を取り合って解決しようとしてはいけません。
それこそ余計なトラブルを招いてしまうだけです。

学校の人間関係は変わりやすいこと、子供が持って生まれた性格も大きいことを忘れずにいよう

例えば私の子供たちを例にしますと、上の子は石橋を叩いて渡る性格で恥ずかしがり屋。下の子は行動力があり物怖じしない性格です。
夫婦でよく「足して2で割ったらちょうどいいのにね」と話してしまうくらい真逆の性格なのですが、学校の人間関係も見ていて全く違います。

上の子は家で本を読んだりゲームをするなど家遊びが好きなので、成長と共に外遊びが中心のお友達よりも、一緒にファッション雑誌を眺めるようなお友達と遊ぶようになりました。対して下の子は外遊びが今でも大好きなので、とにかく遊びに誘われたら何が何でも行くというタイプです。

子供の性格を尊重する

私の子供に限らず、子供には持って生まれた性格がありますので、それを見極めた上で親としてできることを改めて考えることも必要だと感じています。

子供も中学年以降になると、価値観が合う子同士がくっつくようになります。

大人でもそうですが、気が合わない子と一緒に過ごすのは居心地が悪いものですし、それを親のものさしだけで「みんな一緒に仲良く」というのは無理があるのではないでしょうか?

誰と過ごしたいかは、子供自身が決めること

ただ大人は自分で環境を変えることができますが、子供はそうはいきません。
しかし子供は友達関係も変化しやすく、昨日と今日とで関係性がガラッと変わることもよくあります。

そこには子供の性格も大きく関係してきますので、心配しすぎないことも必要なことかもしれません。

1人でいる力を身に付ければ自然と学校の人間関係も良くなる

特に女の子に多いですが、年齢が上がるについてグループ行動をし、一緒にトイレに行ったり遊ぶなど、グループでいることで安心感を得ます。
もちろんそれら全てが悪いわけではありませんし、親としても仲がいいお友達がいて嬉しい気持ちになりますが、そこには危険も潜んでいることを忘れてはいけません。

子供たちの複雑な人間関係

外からみて仲良しグループに見えても、そこで上下関係が生まれることもあり、本当は嫌なことでもグループにいることで嫌と言えない状況に置かれている可能性もあるのです。

グループから外されたくない気持ちが強い

ここで自分が嫌と言えばグループから外されてしまうのでは…と思い込み、言いたいことも言えないまま過ごし、友達に依存した結果、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。

子供も小学校高学年くらいになると、1人でいることが恥ずかしいことだと感じてしまうことがあります。

大人になれば1人の方が楽なことが多いとわかるのですが、それを子供にいくら説明したところで理解はできません。

しかし、友達と一緒に行動し、協力し合うことが大切なように、1人でいる力を身に付けることも同じくらい大切なことなのです。

1人でいる力が身に付けば周りに振り回せることなく、バランスがとれた人間関係を築けることができ、それが今後も良い人間関係を築く基礎になるのではないでしょうか。

1人でいれる心の強さを子供に持たせるために親としてできること

では、子供が1人でいても大丈夫と思えるような心の強さをもつために、親としてどう行動すべきなのでしょうか。

子供の性格を変えることは難しい

子供自身が「よし!明日から性格を変えよう」とはなりませんし、親が子供の性格を変えることはできません。
であれば、親が変わるしか方法はないのではないでしょうか。

子供の頑張りは”認めて褒める”

子供は、親から愛されていると実感することで、自分は必要な存在なんだ、大切にされているんだと感じます。
それが自信に繋がり、1人でいられる心の強さを持てるようになるのです。

子供に「どうしてできないの?」「これくらい当然」と否定的な言葉を投げかけるのではなく、子供の頑張りを認めてあげることが大切ではないでしょうか。

同級生や兄弟姉妹と比べるのはもっての外です。

子供が熱中する何かを見つけ、伸ばしてあげることも親としてできることの1つ

私の子供は絵を描くことが好きで、アニメのキャラクターもよく描いています。
日々どうすれば上手く描けるか研究を重ねていますが、その集中力は本当に眼を見張るほどです。完成した絵をプレゼントしてくれることもあるので、手帳に入れて大切に保管すると、それを見た子供は嬉しそうですし、もっと良い絵を描こうと頑張ります。

絵が上手くなると、学校の図画工作でも賞を頂くことも増え、それが子供の自信に繋がり、子供の人間関係にも好影響をもたらしました。
あなたも子供が熱中していることをぜひ応援してあげてはいかがでしょうか。
それによって自己肯定感を高めることができるのです。

人間関係の悩みを解決できる子供に育てば、人生の岐路に立った時も迷うことがない

学校の悩みは尽きませんが、まだまだ続く長い人生の中には、決断しなければならない出来事がたくさん待ち受けています。

進路や就活だけでなく、恋愛や結婚にも言えることではないでしょうか。

親が敷いたレールを進むことは確かに安心安全かもしれませんが、そこに自分の意思はありませんし、壁にぶち当たった時に自分で何も決められずにただ立ち尽くしてしまいます。

子供にはそんな大人になってほしくありませんし、自立した大人に成長してほしいと願ってやみません。
あなたもそう思いませんか?

私もまだ子育てに悩み苦しみ、自分の行動が果たして正しかったのか?と自問自答しながら子供と成長していくしかないと思っています。でも子供がどこかで躓き悩んだ時は、子供がSOSを言いやすいような親でいたいですし、状況に応じた常識ある行動をしようと心に決めています。