「うるさい、わかってるから!」「ほっといて!」反抗期の子供がよく使うフレーズです。かつて反抗期だったあなたも、このフレーズをよく親に浴びせていなかったでしょうか。
私の子供たちは反抗期に差し掛かってはいるものの、まだまだ可愛い範囲。「うるさいなあ」と言われることはありますが、これから本格的な反抗期を迎えるにあたって、親としてどう対応すべきかをしっかり学びたいと思っています。
そこで今回は、反抗期の子供から「うるさい」と言われた時に親はどう応えるべきかについて調べてみました。
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「うるさい」が口癖になる反抗期はいつ訪れるのか
子供の反抗期は2~3回あると言われていますが、俗に言うイヤイヤ期が始まる2~3歳頃と、小学校高学年~中学校頃が親は最も子育てで苦労する時期ではないでしょうか。
ただ一般的には中学校時代が反抗期で多い時期ではないでしょうか。
小学生までは親の言うことを聞き、宿題や家庭学習も問題なくクリアしていたのに、中学生になってから親の言うことを聞かず、暇さえあればスマホやゲームばかりする子供に対して
と聞いただけで
と反抗的な態度を取られてしまう。
そんな子供を見て、親もイライラしてしまうのは当然です。
反抗期?子供から「うるさい」と言われた時にしてはいけない親のNG行為
子供から「うるさい」と言われた時にあなたがどう答えるかが重要なポイントになりそうです。
親がしてはいけないNG行為についてご紹介します。
無視をする
これは捉え方によっては間違った対応をしてしまうので注意が必要です。
確かに反抗している子供に対して近づきすぎず、適度な距離を保つ事は必要かもしれませんが、相手にしない方がいい=無視した方がいいというわけではないのです。
子供自身を否定する
「うるさい」という子供に対して、親が子供を傷つけるような言動を行うのはNG行為です。
特に兄弟姉妹と比較して「本当にあなたって子は…」と子ども自身を否定するのは親としてはやってはいけない行為です。
子供はうるさいと言いながらも親からは存在を認めてもらいたいものなので、その親から否定されてしまうとその言葉通り受け止め自信を失ってしまいます。
間違っても「産まなければよかった」と絶対に言ってはいけません。
感情的になって叱る
子供から「うるさい」と言われ、冷静でいられなくなると思います。
とスルーできない言動に対して文句を言うくらいは必要だと思いますが、子供が意見を言えないほど親が感情的になって叱りすぎるのはよくありません。
子供は
と、殻に閉じこもってしまう可能性もあるからです。
反抗期の子供から「うるさい」と言われた時に親はどう応えるべきか
では、子供から「うるさい」と言われた時、親はどう応えるべきなのでしょうか。
干渉し過ぎない
学校の様子や友達関係、勉強や部活など、親として聞きたいことはたくさんあるでしょう。
しかし気になるあまり詮索しすぎてしまうと、子供はそれこそ「うるさい」としか思いません。
干渉し過ぎない、これは反抗期の子を持つ親として必要なことではないでしょうか。
諦めも必要
反抗期の子供に対して親が頑張り過ぎてしまうと、親の身が持ちません。反抗期で「うるさい」としか言わない子供とずっと闘っていくのは精神的も体力的もかなり大変なことです。
子供の意見もしっかり聞く
子供には子供なりの言い分もあると思います。
例え反抗的な言葉が続いたとしても、子供の意見に耳を傾け、立場を尊重することは大切なことではないでしょうか。
反抗期の子供の「今」を認めてあげる
- 昔はうるさいなんて言わなかったのに
- 昔は良い子だったのに
- 仲良くしているお友達の影響?
など、昔は〇〇だったのにと過去を振り返りながら、今の子供を否定するのはいけません。
反抗的な態度を取っている「今」の子供を認めてあげることも必要だと思います。
試行錯誤しながら、どうすればいいかを親も学んていくことが必要かもしれません。
「うるさい」としか言わない反抗期はいつまで続くの?反抗期の期間
子供から「うるさい」と言われてしまうと悲しい気持ちになり、いつまでこんな状態が続くのか不安が募るでしょう。
反抗期は大人になるために必要なこと、親は見守るしかないと言われても、反抗期の子供に疲れ、子供の急激な変化に戸惑う人の方が多いと思います。
反抗期は千差万別、個人差があるのでいつまで続くかはわからない
反抗期がすぐ終わる子もいれば、高校生になっても反抗期が続く子がいるように、反抗期の始まりも終わりも人それぞれです。
それでも親に反抗し続けるのは、反抗期と言うよりも親子関係に問題があり、幼少期での関わり方など、問題は別にあるような気がします。
それから社会人になって一人暮らしをするまで、母親とはちょっとしたことでも口論が絶えず、高校生の反抗期がずっと続いているかのような間柄だったように感じます。
母親との関係が落ち着いたのは私が自立してからなので、一般的な反抗期が数年で終わることを考えると、反抗期なのか別の問題を含んでいたのか、いずれにしても長く大変な道のりでした。きっと母親も子育てが大変だったと思います。
私が激しい反抗期を迎えた一方で、優等生の兄は親に反抗していたところを見たことがありませんでした。
これも私が劣等感を感じたひとつであり、ますます母親に対して反抗的な態度を取っていた理由のひとつだったのかもしれません。
「うるさい」という反抗期の子供と同じ土俵に立たないことも大切
中学生は高校受験がありますので、親としては勉強だけは疎かにしないようつい注意したくなります。
親は子供が心配でつい「勉強しなさい!」と言いたくもなりますが、普段は反論しない子が勉強の話になると、途端に「うるさい!」ということも少なくありません。
中学生は秘密を持ちたがる時期
親としては不透明な友達関係、異性関係も気になり口出ししたくなりますが、これも子供にとっては放っておいてほしいだけです。
反抗期は父親の役割が大切
母親とぶつかった子供の避難場所となり、また、反抗期の子供の態度に傷ついた母親を守る姿勢を見せることも大切ではないでしょうか。
特別どちらに肩入れするわけでもなかったですが、私としっかり向き合ってくれたことを今でも覚えています。
それがあったからこそ、口論しながらもなんとか母親とやっていけたのだと感じています。
子供の反抗期に悩み苦しんでいる時の相談先
子供の反抗期の程度はそれぞれですが、物に当たり散らしたり、暴言や暴力が激しいと親も疲弊してしまいます。
その場合は第三者の大人が間に入ることも検討するべきですが、どこに相談すればいいのでしょうか。
学校
学校の様子はどうなのか、友達や勉強面で躓きはないのかを聞くためにも、学校の担任の先生へ相談してみましょう。そこから解決のヒントを見つけられるかもしれないからです。
特に中学生になると友人関係もガラッと変わり、コミュニケーションの取り方を学ぶ時期であると同時に悩みも増えます。
先生がその悩みに気付いている可能性もありますので、一度学校に相談してはいかがでしょうか。
スクールカウンセラー
子供の気持ちが不安定でおかしな言動が続くようであれば、スクールカウンセラーといった専門家に相談してはいかがでしょうか。
親だけカウンセリングを受けることもできるようなので、子供を無理に連れていくことなく相談できるメリットがあります。
子供へ間違った対応をしていたかもしれないと、子育てを見直すきっかけになることもあります。
第三者の大人を間に挟むことで、空気の流れが大きく変わることがあります。1人で悩みを抱え込まず、周囲を頼りましょう。
反抗期の子供はイライラするもの、口論は避けて観察する気持ちで
子供が反抗期になるとイライラする毎日が続き、ストレスが溜まる一方ですが、親は干渉せずに観察するくらいの気持ちでいる方が上手くいくのかもしれません。
そんなことを言っても黙っていられない!というあなたの気持ちもわかりますが、子供と口論したり逆に無視をしても、良い結果は生まれないということです。
子供にとって居心地が良い場が家庭であるよう、私達親は努力する必要があるのではないでしょうか。