転勤族で小学生になるお子さんがいる場合、学習机を用意すべきかどうかで悩むのではないでしょうか。
引っ越しのことを考えれば荷物はできるだけ少なくしたい、でも子供が学習机を欲しがるし学習スペースは必要なのではないか、と悩むのです。
住宅事情もあるでしょう。
学習机はある程度スペースをとりますので、もし今よりも狭い住宅に引っ越すことになったら邪魔になるかもしれない、という悩みも出てきます。
そこで今回は、学習机の購入に悩む転勤族の方に向けて、学習机は不要か、それとも用意すべきかという悩みについてお答えしたいと思います。
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転勤族なら学習机はいらない?転勤族の学習机事情
転勤族が学習机の購入を悩む一番の理由、住宅事情
引越し先の住居が広いとは限りませんし、学習机を置けるスペースも必要なため子供部屋の広さも関係してきます。
今住んでいる広さがこれからも約束されているわけでもありませんし、会社によっては家賃の自己負担分が多いこともありますので、家賃との兼ね合いで狭いマンションに住まざるを得ないこともあります。
ただ親が学習机の購入に悩む一方で、小学生にとって学習机はとても魅力的に映りますし、必ず欲しがります。
お店に行けばカラフルで使い勝手の良さそうな商品がたくさん並んでいますし、お友達のお家に遊びに行った時に学習机があったら、「いいな、学習机が欲しいな」と思うのです。
学習机がいるかどうかという問題
転勤族に限らず小学校へ上がる段階でみなさん一度は通る悩みです。
転勤族が学習机の購入に悩むのは確かですが、いるいらないはそれぞれのご家庭によって違うのではないでしょうか。
転勤族の方でも学習机を購入している方はたくさんいましたし、転勤族の学習机事情はそれぞれの家庭の教育方針が一番関係するというのが私の意見です。
転勤族で学習机を購入するならコンパクトサイズがおすすめ
皆さん「子供が気に入った学習机を選んだ」とのこと。
親がこれにしなさいと選ぶのではなく、子供と一緒にお店へ行き、予算と相談しながら子供が納得して気に入った学習机を選んでいるとのことでした。
女の子だと、白を基調とした取っ手部分も可愛い細工が施された学習机を選んでいたり、これから先も長く使う事を考慮してシンプルな学習机を選んでいたりなど、それぞれご家庭によって選び方は違いました。
転勤族は学習机の大きさで後悔してしまうことも
それは、学習机の大きさに失敗してしまうことも当然あるからです。
実際転勤族の方で、学習机を購入した後に転勤になり、次に住む部屋があまりにも狭く、学習机が大きすぎた、学習机の購入が早かったと後悔しているご家庭もいました。
そうした失敗を防ぐためにも、もし転勤族で学習机の購入を考えているなら、リビングや手狭な子供部屋にも無理なく置けるコンパクトサイズの学習机を選んではどうでしょうか。
コンパクトサイズを選ぶメリット
どっしりとした学習机はスペースも必要ですし、子供が成長した後もその学習机を使うかどうかはわかりません。
コンパクトサイズのシンプルな学習机なら持ち運びも楽ですし、この先お子さんが大学に進学し一人暮らしをしても無理なく置けると思います。
子供がどうしてもキャラクターや可愛い机が欲しいと訴えたら、引っ越し事情も伝えた上で、デスクマットをキャラクターにするなど工夫をすればいいのです。
学習机を買う前に知っておきたい、学習机のメリットとデメリット
メリット
小学校入学と同時に購入することが多い学習机ですが、一番のメリットは、勉強へのモチベーションが高まることではないでしょうか。
また、小学校に上がると教科書やノート以外にもたくさんの勉強道具が必要になります。分度器やコンパスといった細かいものから国語辞典やドリルまで、勉強道具一式をまとめて収納できるのも学習机のメリットではないでしょうか。
使いたい時にすぐに取り出せる、これも勉強しやすい環境づくりには必要なことです。
デメリット
一方デメリットは、使わない可能性が高いということ。
最初こそ学習机がある喜びから進んで机に向かって勉強をするかもしれませんが、ただの物置場所、趣味の机となってしまい、学習机を勉強する机として使わなくなってしまう可能性があるのです。
子供部屋に学習机を置いても一人で勉強するのが怖いといって、結局はリビングで勉強することもあります。学習意欲や収納場所が確保できるメリットがある反面、学習机を机として使うことがなくなるのがデメリットと言えるでしょう。
買ってから後悔しないために!学習机の選び方とポイント
転勤族にはシンプルでコンパクトサイズの学習机がおすすめだと説明してきましたが、注意したいのが、コンパクトしすぎると収納スペースも限られてしまうということ。
また、リビングに学習机を置くことも考えるなら、インテリア性も重視したいところです。子供の意見を尊重しすぎてキャラクターが濃い学習机を選んでしまうと、後々後悔してしまうこともあります。
学習机を選ぶ時は親の意見を押し付けないことも重要
学習机は勉強道具だけを入れるわけではありません。皆さんもそうだったのでは?
お友達から貰った手紙やお気に入りのレターセット、大切にしているゲームカードもそうですが、学習机には勉強に関係ない大切なものもしまうはず。学習机を使う楽しみも考慮した上で、子供と相談しながら学習机を選ぶことは大切だと思います。
学習机を買わずにリビング学習にしている家庭も実は多い
子供はリビング学習がいい、という話を耳にしたことありませんか?
転勤族だから学習机を買わないというよりも、リビング学習をするために学習机は買わないという転勤族の方も中にはいました。
リビング学習を選ぶ理由
リビング学習なら親子のコミュニケーションも取りやすいですし、親も勉強の進み具合をチェックできます。
子供の苦手科目がわかりますし、質問にも答えやすいでしょう。
家族が側にいる安心できる場所で勉強をすることで、子供もストレスなく学習に取り組むことができます。
もちろん、転勤族で引っ越しがあるからという理由から学習机を買わない人もいますが、リビング学習の良さを理解した上であえて学習机を購入しないご家庭もいるということです。
私も家事をしながら宿題や家庭学習の進み具合をチェックできますし、わからない問題に対してもすぐに対応できます。
勉強の合間に今日学校であった出来事を話すこともできますし、自然とリビング学習がメインになっていたように思います。
そのうち自分で机に向かって学習する機会は訪れるので、その時に改めて学習机をどうするか考えても遅くはないのではないでしょうか。
リビング学習をする際のポイント
まずは環境を整えること
スタンドなどを置いて、明るさをキープする必要はあるでしょう。
また、リビング学習の場合ダイニングを使うことがありますが、小学校低学年だと椅子に座っても足が床につかないと思いますので、体を安定させるためにも踏み台を用意するなど工夫も必要です。
子供の気が散らないようテレビはつけない方がいいですが、静か過ぎるのもいけません。ある程度雑音がある方が集中しやすいので、会話も含め生活音はある程度必要だと考えたほうがいいでしょう。
特に兄弟がいれば気が散るでしょうし、自分がリビングで勉強している横で遊んでいられては、誰だって集中できないと思います。
その場合はいっそのこと兄弟も一緒にリビング学習することをおすすめします。
リビング学習の狙いは、日常生活の中からヒントを得て学ぶ力を養うこと。単純にリビングで学習すればいいというわけではないということです。
新聞からヒントを得る、これも一つの学習だと思います。
学習机はなくても困らないが、教科書など学校道具一式をまとめる棚は必要かも
学習机をどうしようか悩んでいる方に向けて色々説明してきましたが、参考になったでしょうか。
家賃が高ければ広いところに住めますが、そうはいきません。
家賃から考えて住宅を選ぶと、今よりもかなり手狭になることがわかり断念したのです。
住宅事情は地域性もありますので、同じ賃料でも都会と田舎ではわけが違います。
そうした転勤族の住宅事情も考えるなら、学習机はとりあえず見送ってリビング学習をメインにして、子供の性格や年齢に応じて学習机の購入を検討する方向でいいのではないでしょうか。
学習机はなくても困らない、これが私の意見
一箇所に集めることで部屋も散らかりませんし、時間割をみて翌日必要な物をスムーズに用意することもできます。
ランドセルラック
ちなみに我が家もランドセルラックを通販で購入しました。
ランドセルを上部に置けて細かい仕切りや引き出しが2たつあるタイプですが、これ一つで全て収納できています。
学習机はありません
その代り廊下に学習スペースを造り付けてありますので、今はリビング学習と半々で使っていますが、その横にランドセルラックを置いています。
ランドセルラックを購入しなくても、カラーボックスで代用してもいいと思います。