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転校が不安な子供へ、親としてどう見守りアドバイスすべきか

転校による不安は色々あります。
学校の雰囲気や担任の先生との相性、習い事や学力、テレビから流れるニュースから地域の安全面についても不安があるでしょう。

ただその中でもやはりダントツで不安に感じるのが、子供の友達関係です。
子供も不安に感じますが、実際は親の方が子供に友達ができるか、学校生活に馴染めるか不安になると思います。

転校が不安な子供に対して、親はどう見守りアドバイスするべきか。
この問題について考えてみました。

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引っ越しに伴う転校で子供が不安に感じるのは、やっぱり友達関係

転校で何が一番不安に感じるのか、それは友達関係ではないでしょうか。

これまで仲のよかった友達とさよならをし、転校先の学校でまた一から友達を作らなければなりません。
ましてや人見知りで大人しい消極的な子供だと、転校先でも友達ができるのか、仲のいい友達はできるのか、楽しく学校へ通えるのかと不安になるのです。

これは年齢に関係ないように思いますし、小学生に限らず中学生、高校生にも不安があると思います。

我が家も夫の転勤が決まった時、家族で引っ越すことも選択肢にあったのでよくわかりますが、子供の転校で何が一番心配だったかというと、やはり子供の友達関係でした。
それは子供自身も強く感じていたようで、子供に「もしかしたら転校するかもしれない」と伝えた時、「今の学校がいい」「友達と離れるのは嫌だ」と泣いて訴えてきました。

結果的に転校せずに単身赴任を選択したのですが、子供は父親と離れてしまう不安よりも、学校を転校せずに済んだ安堵感の方が強かったです。

これまで転校していったお友達も多いので、ママたちから子供の転校後の様子をよく聞きますが、子供が転校してから落ち着くまでは色々葛藤もあるようです。

転校先の学校の雰囲気は行ってみないとわかりませんし、新しい環境で生活していく不安は拭えません。

転校が不安な子供に対して親としてできること

転校が不安で仕方ない子もいるでしょう。
親の都合で転校させるわけですし、その姿を親として見ているのも辛いと思います。

子供と一緒に親も不安な顔を見せていては、不安をあおるだけ

友達作りは本人の努力も必要ですが、親も含めて周りの大人たちがサポートしてあげることも必要ではないでしょうか?

転校により、子供は緊張感を日々感じながら生活をしている

その緊張感が少しでも和らぐよう、家ではリラックスできる空間作りを心掛けましょう。子供の好きなおやつを用意して待っていてもいいですし、気分転換に新しい街を探検しに出掛けてもいいのではないでしょうか。

親は新しい学校で友達ができたのか、クラスの雰囲気はどうなのか、担任の先生はどんな感じなのか色々聞きたいことはあると思います。
でも学校で頑張ってきた子供に対して色々質問攻めをしては、それこそもっと疲れてしまうだけですし、子供も親を心配させまいとして無理に笑顔を作るかもしれません。

ストレスを抱えていないか子供の様子をみながら、子供がリラックスできるような環境を整えることが一番ではないでしょうか。
親ができることはそれくらいだと思います。

友達ができるか不安な子供に対して親として伝えたいこと

子供の不安を受け止め、辛い気持ちに寄り添うことが大切ですが、その上で、前向きな気持ちになるような言葉も時には必要でしょう。

どんな学校だろうね、どんなお友達ができるか楽しみだねなど、転校先でも必ず楽しいことが待っていることを伝えることが必要だと思います。
そして前の学校のお友達と関係が切れるわけでもなく、連絡したい時はいつでも連絡していいよ、と安心材料を示すことも必要ではないでしょうか。

友達ができるかどうか不安が強いと孤独感を味わってしまう

親はこれまでの友達に加え、また新しい友達ができる期待感を示すことが大切なことだと思います。

実際に転校によってコミュニケーション能力は高まるでしょうし、それが子供にとっての財産にもなります。

親は子供の一番の味方であり応援団。夫婦仲良く子供のことを見守れば、きっと子供も安心して学校へ楽しく通えるはず。
焦ることなく見守っていきましょう。

転校先で友達ができない…そんな不安を子供から相談された時には

子供によってはすぐに友達が出来る子もいますし、時間がかかる子もいると思います。
子供の性格によって違うと思いますが、子供から友達ができないと相談された場合はどうすればいいのでしょうか。

「こちらから挨拶をしてみては?」
「笑顔で接してみては?」
「自分から話しかけてみては?」

これらのアドバイスはもちろんそれは大切なことですし、友達になるきっかけにもなるでしょう。

でもそれを言われて子供はどう思うでしょうか。私なら「そんなことはわかっている」と思ってしまいます。それが上手くいかないから悩んでいるのです。

アドバイスよりも子供の心に寄り添うことが大切

友達ができずに不安を感じているなら、色々アドバイスをするよりも話を聞くだけで十分ではないでしょうか。
転校生なので先生も気には掛けてくれているはずですし、アドバイスをしてプレッシャーをかけるよりも、様子をみたほうがいいように思います。

転校で慣れない環境の中、家と学校の行き来だけでは辛くなるかもしれません。
もし可能であれば習い事をしてみるのもおすすめです。

学校以外の場所も一つ設けることで、視野も広がりますし、そこで新たな友達が出来る可能性もあります。
そのうちきっと新しい学校にも慣れて友達もでき、笑顔でいる時間も増えると思います。

転校先で友達ができたら、その友達と親も仲良くなろう

子供に友達ができたら、一度お家へ遊びに誘ってみるのもおすすめ

子供から友達の話を聞くよりも、実際に会った方がよりわかると思います。「百聞は一見にしかず」です。

私の子供たちもそうですが、家に友達を招くのが子供は好きですし、自分の友達を親が受け入れてくれるのは嬉しいものです。

その子を通じて親とも繋がり、連絡先を交換しママ友ができるかもしれません。

ママ友がいるいらないは人それぞれですが、私は1人くらいは連絡できるママ友を作ったほうがいいと思っています。
それは、学校の情報はもちろん、人気の病院など地域の細かい情報も知ることができるからです。
学校のことは担任の先生に聞けばいい、だからママ友は必要ないという意見もありますが、学校行事などで「これはどうなんだろう」といった「先生に聞くほどでもないちょっと知りたいこと」もあるのではないでしょうか?

ママ友ならサクッと聞くことができますし、より詳しい情報を得ることができます。ママ友ネットワークは、地域の情報誌よりも信憑性があると私は感じています。

そして子供もそうですが、ママ自身も孤立してしまうことがあります。

子供を通じて話ができるママ友が一人でもいれば、とても心強い存在にもなるのではないでしょうか。

転校による不安を改善するために引っ越し前に準備したいこと

転校先の学校や地域を実際に見ることができればいいのですが、遠い場合はそうはいきません。
できることは、

  • 学校のホームページのチェック
  • これから住む地域をネット検索

くらいでしょうか。

子供と一緒に調べて、予備知識を得ることも大切なこと

学校が違えば雰囲気だけでなくルールも違います。行事の内容も違うでしょう。
細かいことですが、給食の内容も違いますし、教科ごとの移動や教科書の内容も違うことがあります。
また、PTA活動や町内会などの情報を得ることで、親も地域に馴染みやすくなるのではないでしょうか。

環境の変化についていかなくてはならないのは、子供も親も同じ

心の準備をするためにも調べることは大切なこと

学校の詳しい情報については、転校先の先生に詳しく聞いてみることも必要です。
新しい環境に対応できるよう、親としてサポートしてあげてください。

転校の経験が人生の糧になる?転校のメリット

転校することにまだ不安が拭えない人へ、転校のメリットについてご紹介したいと思います。

友達作りが上手くなる

一から友達を作ることは大変ですが、子供は新しい学校でどうすれば友達ができるのか、どうすれば仲良くなれるのかアンテナを張ります。
仲のいい友達ができればそれが成功体験となり、友達作りが上手になります。
自分自身で友達の作り方を自然に学んでいくのです。

自分で考え解決する力が身につく

転校先では今までの学校のルールが通りません。わからないことだらけの中で学校生活を送るので、知らないことやわからないことができた時に、どう行動すればいいのか、誰に聞けばいいのかを考えます。結果的に自分で考え解決する力が身につくのではないでしょうか。

友達関係を一度リセットできるのも転校のメリット

転校で仲のいい友達を別れる寂しはありますが、前の学校で苦手な友達がいたり、友達関係に躓いていたとしたら、転校は絶好のチャンスではないでしょうか。
これまで友達関係で学んだことを教訓に、新しい友達作りができるのです。

転校先で友達ができるか不安でも、結果的に何とかなるのが子供

転校で不安な子供の友達作りですが、親の心配をよそに、子供は転校先でもちゃんと仲のいい友達ができます。
転校前の不安はどこへやら、子供は楽しく学校へ通えるようになるのがほとんどなのです。
最初はお友達との別れを引きずり、前の学校へ戻りたいと思うかもしれませんが、すぐに新しい友達ができるのが子供なのです。

転校で不安なのは、知らない環境への不安が大きいから

新しい環境に慣れて不安要素がなくなったら、すぐに気の合う友達ができるのです。

実際転校していったお友達も、引っ越し直後こそ不安が大きく、私の子供とテレビ電話をして話をしていました。「また会いたいね」「学校に戻りたい」という言葉もありました。
それも1ヶ月も経てば一緒に登下校する仲のいいお友達もできたようですし、放課後も遊ぶ友達ができてとても楽しそうでした。

転校前は親子で色々不安になるのは仕方がないことですし、不安がない人はいないのではないでしょうか。
でも子供は新しい環境に必ず慣れますし、なんとかなってしまうのです。

転校の不安は親子で受け止めて、時間が解決してくれることを知っておこう

転校の不安は払拭すべき、お友達作りは積極的に、子供には前向きになるようアドバイスを!

これも必要かもしれませんが、私は不安なら不安で受け止めるしかないと感じています。ポジティブに物事を考えることは大切ですが、まずは不安ならその不安を家族で受け止めてもいいのではないでしょうか。

不安な子供の気持ちを察しつつも見守ること

最初から焦って色々行動しても、それが裏目に出てしまうこともあると思います。

どんな問題もそうですが、時間が解決してくれることがほとんどです。

今ある悩みも数年経てばある程度解決していることがほとんどですし、「そんな悩みもあったな」と振り返ることが多いのではないでしょうか。

まずは子供の力を信じること

そして、子供が過ごしやすいリラックスできる環境を整えて、笑顔で学校へ送り出しましょう。