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海外引越で船便を利用する場合の注意点、荷物を抑えるポイント

海外引越は国内引越と全く違います。

船便と航空便の2つの選択肢がありますが、航空便を利用する場合、どんな物を入れるべきなのか、送ることが出来ない物はあるのかなど、わからないことも多いのではないでしょうか。

海外引越で船便と利用するメリットやデメリット、荷物を詰める場合の注意点や荷物を最小限に抑えるポイントなど、ご紹介したいと思います。

海外引越の盲点は、送った荷物が必ず届くか保証がないということ。
何かしらのリスクはあるということだけは認識しておきましょう。

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海外引越で船便を利用するメリットとデメリット

夫の海外転勤が決まり、単身赴任として送り出すことになった時に問題になるのが引越準備です。

国内の引越とは違いますので、海外引越の場合は、船便か航空便かのいずれかを選択しなくてはなりません。

それぞれにメリットやデメリットがあるのですが、船便を選択した場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

船便を利用する一番のメリットは費用の安さ

航空便は飛行機に積んで運ぶので、人間が乗るのと同様に、その日のうちかその翌日には現地に到着しますので、到着が早い分、当然費用も高くなります。
対して、船便は海を渡るため到着までにかなり時間がかかるため、航空便よりも安く設定されています。

また、航空便は重さによっていくら費用がかかるかが決まってしまうため、重さがあるほど料金も割高になります。
一方の船便は荷物の重さに関係なく、コンテナで運ぶことが多いため、重量のあるものでも問題なく運べるメリットがあります。

船便のデメリットは到着までの時間

赴任先にもよりますが、国によっては2ヶ月程度かかる場合もあります。
到着後すぐに利用したくてもできないのは、船便のデメリットです。

海外引越の船便利用で送ることができない物もあるので注意

赴任先に国や地域によっては、せっかく送った荷物も返送されてしまったり、税関で没収されてしまうこともあります。

船便を利用する際は、送ることができない物をまず知っておきましょう。

危険物や液体類、電池など、各国共通で送ることが出来ない物に関しては、各船便業者のWebに詳しく掲載されていますので、確認すると安心でしょう。

国によって送れない物もある

各国共通して送ることができない物以外に、国によって送れない物もあるので注意しなくてはなりません。
一例を調べてみると、「こんな物も送れないの?」といった意外な物がありました。
カップ麺やカレー、マヨネーズなどです。

これは、禁制品が何かによって送れないのですが、例えば禁制品が「牛肉」だった場合、カップ麺やカレーに入っている牛肉によって送れないのです。
同じく禁制品が「卵」だった場合、マヨネーズには卵が含まれているため、送ることができないということになるのです。

他にも野菜や果物、塩やお米が禁制品となっている場合もありますので、荷造りをする場合は注意が必要です。

海外引越で船便を利用する場合の申し込み方法と現地到着までの流れ

船便を利用する場合、まずはどの業者に選ぶかがポイントになります。

ある程度業者を絞ったら、まずは見積もりをお願いし、費用やサービス面で色々比較し検討するといいでしょう。
一括見積もりサイトもありますので、それを利用するのも方法の1つです。

各業者に見積もりをお願いするとよくわかりますが、費用もサービス面も、同じ条件を提示してもかなりバラツキがあります。
できるだけ安くと思っていても、あまりにも安いところだと海外引越ですし不安が残ります。
まずは相場を見て、後はサービス面と対応の良さで判断するといいでしょう。

業者が決まったら、次は引越の希望日を伝えて日程の調整を行います。
日程が確定したら、次は郵送されてきた申込書に必要事項を記入し、パスポートのコピーなど必要書類を添付すればOKです。

ちなみに現地住所が決まっていなくても、勤務先の住所や電話番号さえわかっていれば、実際の届け先の住所が決まっていなくても荷物を発送してくれるようなので心配ありません。

海外引越は船便と航空便で使い分けるのがベスト

海外に持っていく物がある程度決まったら、輸送を船便か航空便かで悩むかもしれませんが、それぞれのメリットやデメリットを上手く利用して2つを使い分けるのが、一番ベストな方法だと言えるでしょう。

船便は重さに左右されることなく運ぶことができ、航空便よりも費用を抑えることができますが、届くまでに日数がかなりかかります。
対して、航空便はかなり早く現地に到着しますが、重さで値段が決まるので、費用の面からあまり多くの荷物を運ぶことができません。

航空便は費用の面からして可能な限り使わない方がベストなので、あると日常生活で役立つ物、例えば料理器具や手荷物以外のスーツやシャツ、私服などダンボール3~4箱を目安に利用するといいでしょう。
炊飯器なども予め航空便に入れると重宝します。

船便では重さに制限がないので、自転車やゴルフクラブといった大きな物から航空便で入りきらなかった物まで、あらゆる物を詰めて送るといいでしょう。

どんな物を海外に持っていくか、船便や航空便にどんな物を詰めるかがある程度わかった時点で、引越業者に下見にしてもらうと安心でしょう。

海外引越で船便を利用する場合のポイント

一番大変な作業が梱包です。
ダンボールに詰める時に荷物を守ろうと、ダンボールの中に緩衝材を一緒に入れると思いますが、現地で荷物をほどけばそれら全てがゴミになってしまうだけです。

ゴミの捨て方も各国で違いますので、注意した方がいいでしょう。

あれもこれもと荷物が多くなりすぎると、荷解きを終えた後のダンボールも邪魔になります。荷物はできるだけ最小限に抑えた方がいいでしょう。

また、自分で梱包作業をするわけですが、国内引越とは違い長時間かけて海を渡るため、海の揺れがダイレクトに荷物に影響します。
振動に耐えられるように割れ物には注意し、また、ダンボール内はきっちり収まるように、収納する工夫も必要でしょう。

お皿などを梱包する際は、立てて収納し、隙間に柔らかい物を挟んで振動に耐えられるようにするといいでしょう。

海外引越で船便を使う場合、必ずしも現地に到着するとは限りません。
そのため、荷物にトラブルが起きたことを考えて、予め保険に入っておくのも方法の1つです。検討してみてはいかがでしょうか。

海外引越は荷物を最小限に抑えることが大切

ダンボール箱の中にはできるだけ隙間を作らず、物を小さくしてぴっちり収納することで、破損を防ぐだけでなく、荷物も最小限に抑えることができます。

ただ、荷物には「海外だからこそ使うもの」も当然あります。
例えば、パソコンなどの情報機器です。
家族とのコミュニケーションツールとしてもとても重要なものですが、こうした精密機器などは、手荷物で運んだ方がベストです。

引越に慣れた人でも、海外赴任となると必要な物を持っていこうと、どうしても荷物が多くなってしまいます。
荷物の量が多ければ多いほど、課税対象にされる傾向がありますので注意が必要です。

赴任直後から必要になるもの、これから生活する上で必ず必要な物を中心に荷物を整理し、荷物は最小限にできるだけ抑えるよう工夫することが大切です。