「単身赴任から帰ってきてほしくない」。
単身赴任している夫を持つ妻の全てとは言いませんが、ちょっとは感じたことあるのではないでしょうか。
子供との生活にも慣れ、「このままの方が楽でいいかも」と感じてしまうのです。
特に子供がある程度大きくなり、子育てが一時期より大変じゃないと尚更感じると思います。
夫婦仲が元々悪い方もそうですが、実は夫婦仲が悪くなくてもそう感じてしまうのが厄介な点でもあります。
この気持ちを抱えたまま、単身赴任を終えたらどうなるのだろう…といった不安もあるのではないでしょうか。
単身赴任は別居婚とは違い、期間限定のものなので必ず帰ってきます。
今のうちに対策を考え、不満や問題は傷が浅いうちに解決しておきましょう。
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単身赴任から帰ってきてほしくないと感じてしまう理由とは
これは、夫婦仲が良いか悪いかによっても変わってきます。
普段からコミュニケーションが取れてないため、夫と一緒にいるだけでストレスを感じてしまい、夫がいない生活の方が精神的にも楽に感じてしまうのです。
元々夫婦仲が良くないために「帰ってきてほしくない」と感じてしまうこともありますが、夫婦仲が良好でも「帰ってきてほしくない」と感じることがあります。
それは、夫がいないだけで家事が楽だからです。
夕飯1つにしても大人1人加わるだけで量やメニューも変わってきますし、洗濯の量も全然違います。
夜遅くに仕事を終える夫の食事に気を使う必要もありませんし、子供の生活ペースが軸になっているため、帰って来た時の変化に戸惑ってしまうのです。
単身赴任から帰ってきてほしくないのは夫への愛情がなくなったからなのか
もう完全に愛情がない人、ただ単に生活が楽に思えている人に分かれると思います。
単に単身赴任で夫がいない生活が楽で「帰ってきてほしくないかも」と感じているなら、まだ望みはあります。
今後の努力次第で、単身赴任から帰った後も夫婦円満に過ごせる可能性が高いと思います。愛情が完全になくなったわけではないということです。
問題は、顔も見るのも嫌で帰ってきてほしくないと強く感じている場合です。
たまに帰っても会話もなく、夫の食事を用意するのも面倒。お金さえ稼いでくれればいいのに…とまで思え、夫が帰る日がストレスで仕方がない場合です。
最悪の場合、あなたがそのストレスに耐えきれず離婚に至ってしまう可能性もあるのです。
特に転勤の連続で単身赴任が続き、ずっと離れた生活が続いてしまうと、結婚した意味さえわからず愛情までもが冷めてしまう傾向にあります。
単身赴任から帰ってきてほしくないのは夫への愛情がなくなったからなのか。
まずは自分の気持ちに正直に向き合ってみましょう。
問題はそこからです。
離婚をせずに夫婦関係を持続させていきたいのであれば、夫婦関係を見直す必要があります。
単身赴任から帰ってきてほしくないと思ってしまうのはあなただけじゃない
単身赴任から帰ってきてほしくないと思うなんて…と罪悪感を感じてしまう方がいるかもしれませんが、そう思ってしまうのはあなただけじゃありません。
以前は気にならなかった事でも、生活スタイルの違いから違和感を感じ始め、結果的に夫が帰ってくるたびに憂鬱になってしまうのです。
これは、多かれ少なかれどのご家庭でもあるのではないでしょうか。
ただこれが悪化すると、夫が帰る日が近づたびに不眠や動悸が襲ってきたりなど、精神的に不安定になってしまいます。
じゃ離婚とすぐにはいきませんし、子供のことや生活の事を考えれば、現実的に即離婚とはならないのではないでしょうか。
単身赴任から帰ってきてほしくないと思ってしまうのはあなただけじゃありませんが、傷は浅いうちに解決しておくことが大切です。
ただし、帰ってきてほしくないという気持ちを家族に悟られてはいけない
あなたもつい顔や言葉、行動に出していないでしょうか。
帰ってくる旦那さんに小言を言ってしまったり、お金のことや生活のことなどグチグチ言って冷たい態度を取ってしまうと、他の女性を求めて浮気してしまうかもしれません。
かまってくれない妻よりも、甘えさせてくれる女性に癒しを求めてしまうのです。
子供を優先し、夫を二の次に扱ってしまう気持ちもわからなくもないですが、帰ってきてほしくないという気持ちが伝わってしまうと、夫は家庭での居場所がなくなり浮気へ走ってしまいます。
また、子供にも影響が出てきます。
子供は親が思っている以上によく観察しています。
父親に見せる言動を敏感にキャッチしてしまうため、それによって心理的にも学力的にも何かしらの影響を与えてしまう可能性があるのです。
これからの子供の人生において親が与える影響が大きいなら、夫婦仲は良いに越したことはないということです。
自分の心を整理し、夫に不満があれば話し合う機会を設けることも必要ではないでしょうか。
単身赴任から帰ってきてほしくないと感じた時はどうするべきか
イライラさせる夫にも問題はありますが、帰ってきてほしくないとまで感じさせるあなたの旦那さんは、そこまで本当に悪人なのでしょうか。
もし我慢も限界なほど悪人で解決法が見つからないのであれば、離婚を視野に準備をしていくべきだとは思います。
ただ離婚までは考えていないのでれば、あなたが変わるしかありません。
他人を変えるよりも、自分が変わるほうが手っ取り早いからです。
自宅に帰ったからといって、妻としての役割を全うしなくてもいいのです。適度に手を抜くことも大切ではないでしょうか。
また、夫にイラついてしまうのは理想論を持ってしまうからでもあります。
最初から期待しない方が生活していく上で楽です。理想の夫像はこの際捨ててしまいましょう。
人は嫌な面ほど目に付きやすいものですが、良いところも必ずあるはずです。
嫌な面ばかり見るのではなく、感謝や嬉しいことを見つけていくことも必要だと思います。
単身赴任は夫婦の在り方を見直す良いきっかけにもなる
単身赴任という、他の家庭にはない経験をするのですから、ぜひ前向きに捉えて、これからの夫婦の在り方を見直すきっかけにして欲しいと思います。
単身赴任という荒波を乗り越えるのですから、いわば夫婦は「戦友」です。