単身赴任中は様々なストレスを抱えてしまいますが、単身赴任終了後こそストレスを感じてしまうという妻も実は多いのです。
単身赴任中は子供との生活にも慣れ、掃除や料理も手を抜きつつ、自由気ままに夫不在の生活を謳歌してしまうと、今度は夫との同居に息が詰まってしまうのです。
単身赴任終了が妻のストレスを倍増させる原因とは?ストレスを溜めやすい夫婦の特徴、ストレスを溜めないためにできることとは?
単身赴任終了が夫婦終了とならないよう注意しましょう。
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単身赴任終了が妻のストレスを倍増させる原因
男性が定年を迎えて自宅にいると、妻が一日中家にいる夫に対してストレスを感じてしまう、という話を聞いたことありませんか?
このストレス、実は単身赴任終了後にも起こる可能性があるのです。
単身赴任を機に仕事を再開した方もいるでしょう。
今までは仕事をしながら、時には手を抜きつつ家事育児をこなしてきたと思いますが、夫が家にいるというだけで食事にも気を遣うことになりますし、今まで自分1人で家事を担っていたのが当たり前だったのが、今度は「共働きなのにどうして私ばかり負担が大きいの?」と不満も芽生えてしまうのです。
単身赴任終了によってストレスを溜めやすい夫婦の特徴
妻であるあなたが気を遣いやすく、対する夫が亭主関白で妻に指図ばかりするような夫婦の場合、単身赴任で一時は気が休まったのにまた夫の顔色ばかりを伺うようになるため、今まで以上にストレスを溜めてしまうかもしれません。
夫に強く言えず我慢ばかりしてしまう
夫に対して不満があっても強く言えず、かといってストレスを発散できる術もないような妻の場合も、ストレスを溜めやすい傾向にあります。
夫の過干渉もストレスを溜める
単身赴任中はお互いの生活スタイルが見えない分、ある程度自由な時間を確保できますが、妻が今までのように自由に行動していると、夫は妻の交友関係などを気にして口を出してきます。
夫の干渉が強くなると、妻のストレスも倍増してしまうのです。
また、こういった夫は趣味を持たなく仕事人間の場合が多いため、より妻の行動を干渉する傾向があります。
夫婦の力関係が明確な夫婦もストレスを溜めやすい
夫婦は本来対等であるべきなのに、「妻は夫を立てるべき」「誰のおかげで飯を食えているんだ」といった昔気質の夫の場合もストレスの要因になりやすく、夫婦の力関係が夫に偏っている場合は、単身赴任終了によって妻はかなりのストレスを感じやすいので注意が必要でしょう。
単身赴任終了のストレスは1人で抱え込まないことが大切
単身赴任終了後の同居生活。
不満のひとつひとつは小さなことでも、それが積み重ねていくうちに大きなストレスを抱え込んでしまうことになります。
こうした悩みを他人に打ち明けるのは勇気がいるかもしれませんが、1人で抱え込むのだけはやめましょう。
家族や親しい友人もそうですが、匿名の掲示板やブログでもいいので、そのモヤモヤした気持ちを吐き出すことが大切です。
気持ちを一旦吐露することで、何にストレスを感じているかを整理することもできますし、ストレスの根本が分かれば対処もしやすくなるはずです。
また、夫に対して「良い妻」を演じるのではなく、軸を自分に置いて、自分のやりたいことやしたいことを夫ととことん話し合うことも大切ではないでしょうか。
1人で悩みを抱え込んでそのままストレスを溜め込んでしまうと、本当に病気になってしまいます。
自分の言いたいことは我慢せずに伝える勇気も必要です。
思考を変えてストレスを溜めないようにするのも方法の1つ
日が経つに連れて夫の嫌な部分ばかりが目に付き、鬱陶しく感じてしまうこともあるでしょう。
好きになって結婚し、家族にとってベストな選択だと思って単身赴任を決めたのに、単身赴任終了後に夫婦の危機を迎えてしまっては元も子もありません。
考えてイライラしてしまうくらいなら、思い切って開き直ってしまいましょう。
単身赴任終了後にストレスを溜めてしまうのは、夫に対して期待してしまうからです。
- 「どうして私の気持ちをわかってくれないの?」
- 「自宅に戻ったなら少しは家事を手伝ってよ」
- 「子供の相手もしてよ!」
という思いが届かず、どんどん夫を嫌いになってしまうのです。
そもそも完璧な人などいるのでしょうか。
単身赴任で自由な生活を送ってきたからこそ、夫の態度ひとつひとつが気になってしまうだけなのです。
その気持を無理に封じ込めてしまうから、ストレスがどんどん溜まってしまうのです。
「人には嫌な部分が必ずある」という気持ちを持ち、良い部分に目を向けるだけでも、夫に対するストレスも和らぐのではないでしょうか。
単身赴任終了をきっかけに離婚に至ってしまう夫婦も多い
単身赴任終了後の同居生活が上手くいかず、結果的に離婚してしまうご夫婦も実はたくさんいます。
夫婦二人で同じ空間にいても共通の話題がなく、同居をしても夫婦で過ごす時間が全くないと、夫婦でいる意味を感じなくなってしまうのは当然だと思います。
特に子供の手が離れている場合は、さらに熟年離婚へ拍車をかけてしまうのではないでしょうか。
熟年離婚が年々増加傾向にありますが、離婚がきっかけとなって体調を崩してしまったり、貧困に陥ってしまうという問題もあります。
離婚をするのは、それなりのリスクが伴うということを忘れてはいけません。
離婚を考えていないのであれば、これからどう夫を向き合っていくべきかを今一度考えるべきです。
あなた自身が趣味を見つけたりなど、家族と離れてリフレッシュする時間を作ることも必要でしょう。
以前と同じ関わり方をするのではなく、自分なりの気分転換を見つけていくことは大切です。
単身赴任終了が夫婦終了とならないために今からできること
その試練をようやく乗り越えたかと思いきや、今度は同居後の試練がやってきます。
単身赴任終了が夫婦終了とならないためには、これから訪れる単身赴任終了を見据えて、夫婦共通の夢や目標を持ってはいかがでしょうか。
子供の事でも旅行でもマイホームでもなんでも構いません。
夫婦間で共通のビジョンを持つことは、夫婦関係を良好に保つ秘訣でもあるのです。
そのためには、普段から話し合う機会を設け、自分の意見をしっかり通しながら夫の意見を受け入れる気持ちも必要だと思います。
不満が強いとどうしても否定から入ってしまいますが、夫の話をまず聞くということも大切なことではないでしょうか。
後は、夫に要求ばかりするのではなく、時に開き直って、愛情や感謝を伝えるだけでいいのです。