子供がいる転勤族の最大の悩み。
それは、「いつまで子供と一緒に引越しを繰り返すか」ではないでしょうか。
私の住んでいる地域は転勤族の方が多かったので、短くて2年、長くても4年のスパンで引越しを繰り返している方もいました。
そして皆さん「これからも転勤が続くし、子供のためにもいつかは定住しなくては…」と悩んでいたのです。
子供のためにも定住するベストなタイミングはいつなのでしょうか。
単身赴任を決める時期とは?
ご家庭の事情にもよります。子供の意見も聞きながらベストなタイミングを考えましょう。
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転勤族の家庭は子供をいつまでつれていくかのでしょうか
転勤族の家庭の悩みといえば、いつまで子供を連れて一緒に引っ越すかと言うことではないでしょうか?
私の周りの家庭では子供が小学生のうちはついていくという家庭が多いように思います。
小学校までは転校生が多いように感じますし、子供が小さいうちは家族一緒にいた方が良いという思いと、小学生であれば転校しても比較的環境に馴染みやすいからという考えがあるからではないでしょうか。
転園や転校が決まったら、それまで仲の良かったお友達とさよならしなくてはなりませんし、もしかしたら「引越しなんてしたくない!ここにずっといたい!」というかもしれません。
ただ私が知っている限りどのお子さんも、引越し先でちゃんとお友達も出来、楽しく学校生活を送っています。
やはり、高学年になると友達関係も複雑になりますし、修学旅行も考慮するのではないでしょうか。
しかしいずれにしても、小学生のうちは子供も一緒にと考えているご家庭が多いと思います。
子供はいつまでついていく?転勤族の悩みは子供の教育問題
結婚した時点で、転勤族かどうかの予想はついていますし、子供がいないご家庭や乳幼児がいるご家庭であれば、有無を言わさずに一緒についていくと思います。
やはり一番の問題は、子供の教育。
小学校入学あたりから悩み始め、定住しない限りこの悩みはずっとつきまとうことになります。
小学生のうちは意外とすんなり周囲に溶け込めるため、そこまで悩まないかもしれませんが、思春期に入る高学年ではいじめにあうのではないか、小学校卒業前に転校させるのはかわいそうといった思いも出て来るのです。
また、高校受験だけでなく、今は小学校や中学受験なども絡んできます。
早いところでは幼稚園のうちから受験戦争が始まるため、受験を視野に入れているご家庭であれば、ますます子供の教育環境に頭を悩ませてしまうのです。
学校によっても教育レベルが違いますし、教科書の内容も違います。
定住を考えた場合、子供にとってより良い教育環境をと考え悩むのです。
転勤族で子供をいつまでつれていくか、中学入学時期が1つ目のターニングポイント
転勤族のご家庭は、小学校を卒業し、中学校へ上がるタイミングで定住を考える方が多いようです。
それは、高校受験のハンディを避けるため、そして友達関係です。
中学校での途中で転校すると内申点への影響も無視できませんし、学校によって学習の進捗状況も違いますので、受験勉強に何かしらの弊害がでてきます。
部活にしても、途中から入部すると練習方法も違いますし、その部活に馴染めるかどうかの悩みも捨てきれません。
また、中学生は思春期真っ只中なので、小学校までは転校を繰り返してもすぐに馴染めていたのが、中学校で馴染めない場合もあります。
転校先の学校の風土も関係してくるため、慎重に学校を選ぶ必要性もでてきます。
お互いの実家との距離もあると思いますが、子供が中学に入学する時期に合わせて定住を検討するのもいいのではないでしょうか。
転勤族の子供は中学校時代までに転勤を最後とした方がいい理由
高校受験を控えるからという理由もそうですが、他にも理由があります。
■成人式
あなたが経験した成人式のことを思い出してみてください。
成人式の形は地域によって違いますが、成人式を機会に仲間と集まる場合、その多くが小学校や中学校を共にした友達ではなかったでしょうか。
高校時代の友人たちと集まることも確かにありますが、中学校のメンバーと集まることの方が実は多いのです。
中学校で転校し転校先の学校に馴染めないままでいると、成人式を楽しめないこともあるのです。
子供の性格にもよりますが、中学生になるとグループが出来上がっているものです。
都会か地方かによっても学校の雰囲気が全然違いますし、多感な時期の転校は避けたほうがいいかもしれません。
転勤族の子供はいつまで一緒?マイホーム購入も1つのタイミング
子供の教育環境もそうですが、マイホーム購入も定住するタイミングの1つではないでしょうか。
転勤族で、特に全国各地に転勤する可能性がある場合、次にどこに転勤になるかは予想がつかないと思います。
どこに転勤するかわからないのにこの先も引越しを繰り返すくらいなら、マイホームを購入して、夫には単身赴任をしてもらおうと考えるのです。
子供の進学や実家との距離などを考えて、どこに定住するかを決めるとは思いますが、単身赴任を選択した場合、残されるのは妻であるあなたです。
全く馴染みのない土地に残されるのは心細いですし不安もあると思いますので、土地勘のある出来れば知り合いのいる土地を希望するといいのではないでしょうか。
今までは専業主婦だったのが、パートに出る可能性も出てきますので、子育てのことも考えて実家に近い場所にする、あるいは転勤先から帰って来やすい立地もマイホーム購入時のポイントになります。
子供はいつまでも一緒にと考える人も中にはいる
子供が小学生のうちは家族で引越しをして、中学入学のタイミングで単身赴任をするというご家庭が多い中、少数ではありますが、転勤に合わせて子供もずっと一緒についていくというご家庭もあります。
それは、家族は一緒にいた方が絶対にいいという考えからです。
子供にとって一番なのは両親が揃っている環境であり、その両親の背中を見て育つことの方が一番幸せだという強い思いからです。
確かに子供が小さいうちは親の言うことを聞くものですし、ある程度親がコントロールしやすいのは確かです。
ただ思春期に入ると父親としての役割も必要になりますし、何より一旦家族が離れて暮らすのに慣れてしまうと、単身赴任を終えた後の同居に戸惑い、夫婦関係はもちろん、親子の関係にも溝ができてしまう可能性もあるからです。
そういった点では子供はいつまでも一緒に暮らした方がいいと言う考えに納得はできますが、現実的に考えて、やはり遅くても高校受験前には定住先を考えたほうが良いというのが私の考えです。
子供をいつまでつれていくか、子供の意見もしっかり聞こう
親は子供の事を第一に考えます。
子供が安心して暮らし、楽しく学校へ通うことが一番の願いだからです。
子供をいつまでつれていくかは、それぞれの家庭環境にもよりますし、ご主人の異動先にもよると思います。子供の年齢にも大きく関係するでしょう。
ただ、子供が小さいからといって何も相談や意見も聞かず、親が良いと思って引越しを繰り返すのは良くないのではないでしょうか。
引越しや定住するタイミングにしても、子供の意見にも耳を傾けて、家族全員が同意した上で選択することが大切だと思います。