夫が単身赴任をして既に4年目。
あと3年は単身赴任生活が続く中、最近は些細なことから夫婦喧嘩をしてばかり。
物理的に離れている分、些細なことでもすぐに売り言葉に買い言葉で、度々夫婦喧嘩が勃発してしまう。
こんな状況に当てはまる方も多いのではないでしょうか。
夫婦喧嘩が多くなると、夫は自宅に帰りたくなくなりますし、妻の方も喧嘩が絶えない悲しみや不安、イライラが募ってしまうことになります。
単身赴任中に夫婦喧嘩をしてしまい、夫婦関係に溝が入ってしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
そんな悩みのヒントになれば幸いです。
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単身赴任中に夫婦喧嘩が勃発してしまう原因
単身赴任は家族にとって正念場です。
単身赴任生活を乗り越えるには夫婦の努力が必要不可欠
些細なことで夫婦喧嘩をしてしまうこともよくあります。
夫は妻に、妻は夫に対して「どうして理解してくれないの?」「気持ちをわかって」といった欲求が必ずあります。
その沸き起こる感情がピークに達した時、悲しみやイライラ、寂しさといったネガティブな感情から喧嘩になってしまうのです。
欲求が満たされず、自分はコミュニケーションを取りたいのにそれを受け取ってくれないとなると、その欲求が否定されたと感じてしまい、怒りが芽生えてしまうのです。
その根底にあるのは、夫(妻)にこうして欲しい、良くなってほしいという気持ちがあるからです。
夫婦喧嘩をしてしまうのは、気持ちを理解してほしいという気持ちと、コミュニケーションをとって、「相手に良くなってほしい」という気持ちの表れでもあるのです。
単身赴任中の夫婦喧嘩は、すぐに問題を解決しないと溝が深くなる
最初は些細な夫婦喧嘩でも、お互い意地になって連絡を断ってしまうと、距離が離れている分、心までもが離れてしまう危険性があります。
電話越しで大喧嘩し、売り言葉に買い言葉で、離婚話にまで発展してしまうことも珍しくありません。お互い折れることなく歩み寄ることもなければ、本当に離婚に至ってしまうことだってあるのです。特にどちらかの性格が頑固で自分からは譲れないタイプなら尚更でしょう。
どうしても用事があってラインをしても、既読スルーとなると虚しく思え、連絡するのさえも面倒になり、どんどん夫婦の溝は深まってしまいます。
しかしその生活にも慣れ、赴任生活も長くなると、お互い仕事や家事育児に忙しくなり、電話も疎かになってしまうわけです。
たまに電話をしても、怒り口調で「何?」と言われてば、腹も立ちます。そうなると、月に数回帰ってきたのが、やがて月一だけとなり、ついには帰ってこなくなってしまうこともあるのです。
単身赴任中の夫婦喧嘩は、長引けは長引くほど解決が難しくなってしまうため、注意が必要です。
単身赴任中の夫婦喧嘩で溝が生じた時はどうするべきか
では、単身赴任中にもし夫婦喧嘩をしてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
夫婦の在り方は人それぞれですし、色々な事情もあると思いますので、参考までにぜひ聞いてください。
夫婦関係に溝が入るなんて、きっと結婚当初には思っていなかった方がほとんどだと思います。単身赴任で夫不在の中子供を抱え、辛い思いをしているのではないでしょうか。
あなたは妻として母親として、子育てと仕事を両立し、生活面の不安や夫の事も考えながら日々の生活を支えていると思います。
その生活も、赴任生活が続くと慣れて当たり前になってしまうわけです。
対する夫も同様に、家族を養うために一人寂しく家族と離れて暮らし、慣れない環境の中仕事を頑張っている生活も徐々に慣れていきます。
お互いへの感謝がなくなる、これが当たり前になってしまうのは問題
単身赴任という夫婦・家族にとって大変な時期や状況を、お互い理解し合えない、感謝し会えないのは大きな問題だということです。
相手の気持ちに寄り添うことで、自然と解決策も見えてくるのではないでしょうか。
単身赴任中に夫婦喧嘩をした時は、お互い頭を冷やす時間も必要
夫婦喧嘩をした時、夫に理解を求めて何度連絡をしても、無視をされてしまうことはよくあります。
男性は話し合う事を嫌うため、こちらから何を言っても無口で通すこともあります。
黙っている夫に対して何を言っても無駄だと諦める気持ちがあっても、なんとか話し合いたいという気持ちは当然あるでしょう。ただ男性は、女性に口喧嘩で勝てるとは思っていませんし、怒りが爆発している妻に対して何を言っても無駄だとも思っています。
そんな状況で双方話し合うのは無理でしょう。
一度お互い頭を冷やし、時間をおいてからアプローチするか、もしくはこちらから一度無視を突き通してみるのも方法の1つかもしれません。
夫婦喧嘩で無視をしている時に感じているのは優越感
夫が黙り無視をする状態を何とかしようと、妻の方から謝ってしまうこともよくありますが、これは妻側が「折れる」ことで夫に対して「優越感」を与えてしまうだけに過ぎません。
主従関係ができてしまい、妻が尻に敷かれてしまうことになってしまいます。
夫婦喧嘩をした時は、一旦頭を冷やすことも必要ですし、こちらから折れたり相手を責め立てるのではなく、冷静さを失ってはいけません。
話し合う時は、相手を諭す気持ちで意識するといいでしょう。
単身赴任によって物理的な距離が出来てしまった時の夫婦の在り方
期間限定の単身赴任と、期限が決まっていない単身赴任とでは、考え方を変える必要があります。
期間限定の単身赴任では、そこまで夫婦の溝が深まることはないかもしれませんが、期限が決まっていない単身赴任の場合は、ちょっとしたきっかけで気持ちが離れてしまうこともあるという危機感を常に持たなくてはいけません。
単身赴任で物理的に離れ、会えるのが月一、もしくは年に数回
お互い単身赴任生活にも慣れ、喧嘩をしてもアクションを起こさないまま放置してしまうのは、夫婦関係を終わらせようとしているに過ぎません。
浮気などの危険性も高まるでしょう。
家族と離れるのが寂しい男性は多い
その寂しさを埋めてくれる人が身近にいたら…浮気を防ぐことが誰にできるでしょうか。
そういった状況を回避するには、離れていてもお互いの存在をアピールするしか方法はありません。
特に子供がいる場合は、子供と密にコミュニケーションを取らせることで気持ちが離れることを防ぐこともできるでしょう。
夫が単身赴任で楽だという妻も多いですが、夫自身に「いないほうが楽でいい」と感じさせないことも大切です。
夫には「早く一緒に暮らせるように頑張ろう」という気持ちを伝えるべきでしょう。
単身赴任がきっかけの離婚を未然に防ぐには
単身赴任がきっかけで離婚してしまうケースは、残念ながら多いのは事実です。
ですが、それを防ぐ方法はあります。
マメに連絡を取り合う
何度も言ってきた通り、夫婦喧嘩や離婚してしまうのは、コミュニケーション不足が原因です。また浮気の可能性を高めるのもこれが原因です。
離れていてもお互い関心を持ち、相手が何を望んでいるかを常に意識することはとても大切なことです。
自由な時間を謳歌しすぎない
単身赴任による経済的不安で、パートに出る方も少なくありません。
今までは家庭にいたのが社会に出るわけですから、新しい世界にトキメキを覚え自信もついてくると思います。
一見すると喜ばしいように思えますが、自分の世界を広げすぎるのは危険です。
また、夫側もそんな妻に対して小言を言いたくもなりますが、ただの鬱陶しい存在になってしまうので、応援する気持ちを持つことも大切だと思います。
時には夫婦の時間も大切に
色々な事情はあるにせよ、やはり夫婦は一緒にいるべきです。ただ赴任先によっては、交通費も高くなかなか会えないこともあるでしょう。
でも物は考え方。
会えない分、会えた時は二人で密に過ごすよう努力するべきです。
家族と一緒に過ごすのもいいですが、たまには二人で映画や食事に行くのもいいでしょう。
一緒にいる長さが重要ではなく、どう過ごすが大切なのです。
疑心暗鬼にもなりがちですが、日頃からコミュニケーションさえとって、お互い感謝の気持ちを忘れなければ、喧嘩をしたとしても仲直りはできます。
夫婦でよく話し合いましょう。