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ゴミ屋敷による子供への影響とゴミ屋敷脱出方法とポイント

ゴミ屋敷と化した部屋で過ごす子供への影響について考えたことがあるでしょうか。
ゴミ屋敷といってもレベルがありますが、床が見えないくらい物が散乱し、飲みかけのペットボトルやお菓子の袋が放置されているような状態であるなら、危機感をもって今すぐ改善すべきです。
では、ゴミ屋敷によって子供にどのような影響を与えてしまうのでしょうか。
ゴミ屋敷を脱出するためには?
家族のため、何より子供ためにも、今すぐ行動を起こしましょう。

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ゴミ屋敷による子供への影響、ゴミ屋敷は子供の命をも脅かす

ゴミ屋敷による子供への影響、ゴミ屋敷は子供の命をも脅かす

近年社会問題になっている「ゴミ屋敷」。

部屋が足の踏み場もないくらいゴミで覆い尽くされてしまう状態ですが、共働き世帯が増え、掃除にまで手が回らないことも背景にあります。

ただゴミ屋敷は大人だけの問題ではなく、家族、特に子供への影響を考えなくてはなりません。

ゴミ屋敷はダニやホコリの温床

ゴミ屋敷と呼ばれる状態をテレビで一度は見たことがあるとは思いますが、ご飯の食べ残しやペットボトルの飲み残し、ちり紙やお菓子の包装紙、他人から見ればゴミとしか思えないような物で部屋が埋め尽くされています。

家中がゴミで溢れてしまうと、そのゴミをエサとするダニやノミなどが大量発生するため、その害虫が原因で喘息や皮膚病などのアレルギーが起きる可能性が高く、子供の健康に悪影響を与えます。

また、悪臭がする環境で生活することで、嗅覚に異常をきたす可能性もあります。

このように、ゴミ屋敷は子供の健康を脅かす可能性が高いため、軽く考えず、命の危険さえあることを知っておく必要があるのです。

ゴミ屋敷は子供の友達関係にも影響しかねない

子供への影響は健康被害だけではありません。

子供も小学生にもなると、「〇〇ちゃんの家は…」といった話をよくするようになります。友達同士でもそうですが、親に家の状況を話すこともあるでしょう。
 
「〇〇ちゃんの家はゴミ屋敷だって」

と子供が親に報告した場合、

 

「そんなお家には遊びに行かないように」

「仲良くしてはいけません」

と親は注意を促すかもしれません。

ゴミ屋敷と、掃除が行き届かなかったというのはレベルが全く違います

家がゴミ屋敷だと子供が自覚している場合、家に友達を呼ぶことも躊躇してしまいますし、身なりが不潔だと体臭や服の汚れなどで、友達関係に何かしら影響を及ぼすのは間違いありません。

家がゴミ屋敷の子供もそんな周囲の反応を感じ取り、恥ずかしい思いをしたくないと、あえて友達を避けることもあります。

子供が小さいうちはさほど影響はないかもしれませんが、子供も年齢が上がると共に周りの状況を理解し始め、様々なことに対して敏感に感じ取るようになるので、思春期の多感な時期にこうした体験をすると、友達関係に躓き、学校生活にも支障がでてしまうこともあるのです。

子供への影響は学力にも。ゴミ屋敷は集中力さえも奪う

ゴミ屋敷によって健康を害し、友達関係にも躓いてしまう子供の心理的ストレスは相当なものです。

ただでさえ部屋中ゴミだらけで注意力が欠けてしまうのに、それに心理的ストレスが加わるとなると、家に帰ってから勉強する意欲など湧くわけがありません。

教科書を開いて勉強しようと思っても、ゲームや漫画が視野に入ればそちらに注意がいってしまうのも無理はなく、親がいくら「勉強しなさい」と言ったところで、整理整頓されていない環境で集中することはできないのです。

勉強の作業効率を上げる最も有効な手段は、集中力が高まる部屋、環境にすること

整理整頓された居心地のいい部屋、圧迫感のないすっきりとした机と配置。
青や緑をインテリアにうまく取り入れたり、照明に気を配るのも勉強効率を上げる手助けになります。

勉強に集中できず学力が低下すれば、自己評価が低くなり、ますます陰にこもってしまいます。

ゴミ屋敷は子供の学力さえも奪ってしまうのです。

ゴミ屋敷は忘れ物が多く、ものを大切にしない子供を育てる

ゴミ屋敷は床一面にものが散乱していることが多いため、普段から物を踏みつけて生活しています。

物を踏みつけているわけですから、物をぞんざいに扱って育ってしまい、結果的に物を大切にしない子供へと成長してしまいます。

必要な物がすぐに探し出せないので、見つからなければ新しいものを買う習慣が身に付いてしまい、本来親が教えるべき「物を大切にする」という気持ちを学ぶことができません。
親も物が見つからないなら買うしかないという考えになってしまうので、どんどん物が増えてしまい、ゴミ屋敷が加速します。

また、物の置き場所が決まっていないので、必要な持ち物を把握できず、学校での忘れ物も目立つようになります。
これで学校生活がスムーズに送れるわけはなく、学力低下にも繋がるのです。

ゴミ屋敷は百害あって一利なし、ゴミ屋敷を脱出するためには

ゴミ屋敷による子供への影響がどれだけのものか、おわかりいただけたでしょうか。
家族のため、そして子供のためにも、ゴミ屋敷状態の家を脱出することが必要なのです。では、どうすればいいのでしょうか。

ゴミ屋敷のレベルにもよりますが、部屋を片付けるには、

  • 自分たちで片付ける
  • 専門業者に依頼する

という2つの方法があります。

客観的に見て、頑張れば自分たちで片付けられそうなレベルかどうかを把握することが大切なのですが、

  • 床がどのくらい物で埋め尽くされているか
  • 害虫やカビの有無
  • 家の様子が把握できないほどゴミが積まれているかどうか

の3つを目安に、自分の家がどのくらのレベルかをまずは把握するといいでしょう。

床が見えていて、頑張れば自分たちで片付けられそうなレベルであれば、本格的なゴミ屋敷へとなる前に、早急に手を打つことが大切です。

家の様子がうかがえないほどゴミが山積みだったり、自分たちで手に負えないと思うレベル、仕事が忙しくて片付ける余裕がないのであれば、費用はかかりますが専門業者へ依頼した方がいいでしょう。

ゴミ屋敷化した家を片付けるために必要なステップ

まず大前提として考えておきたいのが、物をとにかく捨てることが大切だということ。

片付け始めると、「まだ使えそう」「これから使うかもしれない」という気持ちから、捨てるという行為に躊躇してしまいます。

これではいつまでたってもゴミ屋敷は改善しないので、とにかく捨てる、まだ使えそうな物は売って現金化する、これを考えながら片付けていくことが大切です。

まずは身の回りの小さなゴミから処分

ゴミの処分方法は各地自体によりますが、生ゴミ、燃えるゴミ、燃えないゴミ、リサイクル、粗大ごみに分かれると思います。

まずは床のゴミをきれいにするなど、明らかにゴミだとわかる小さなゴミから手を付けていきましょう。

最初から細かく分別しようとすると、考え込んで作業効率が低下してしまいますので、分別は大まかで構いません。どんどんゴミ袋に入れていきましょう。

基本は貴重品以外は捨てる覚悟で

ある程度ゴミを片付けたら、次に残すものと捨てるものの仕分け作業を行うのですが、これが一番手間がかかる作業のひとつです。

一度考えこんでしまうと、片付けの手が止まってしまうので、貴重品以外のものは捨てる覚悟がゴミ屋敷を脱出するためには必要です。

思い入れのある物を残すにしても、最小限にとどめておくようにしましょう。
片付けで出たゴミ、不用品は、不用品回収業者に依頼して一括で引き取ってもらうと一度で済みます。

掃除は一番最後

片付けながら掃除をしたくなりますが、掃除は一番最後。
物を捨てることを最優先とし、とにかくゴミを捨てることだけに専念しましょう。

専門業者へ片付けを依頼した方がいいケースと依頼する場合の注意点

自分たちで片付けするのが困難な場合、親族や親しい友人に手伝ってもらうという方法もありますが、ゴミ屋敷状態の家を見せるのに抵抗を感じる方も多いと思います。

自分たちで片付けができないようなゴミ屋敷であれば、専門業者へ依頼する方が一番手っ取り早く、気兼ねなく片付けを終わらせることができます。

専門業者はプロなので、部屋の大きさにもよりますが、早ければ数時間~数日で片付けを終わらせることができます。

専門業者を選ぶ時は、費用の安さだけで選んではいけません。

安いなりに理由がありますので、サービス内容や会社の実績、スタッフのスキル、料金体系がしっかり明記してあるかどうか、廃棄回収の資格があるかどうかも見た上で、口コミも参考にしながら業者を選ぶことをおすすめします。

専門業者に依頼すると当然費用がかかります。
できれば複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討した上で業者を選ぶといいでしょう。

専門業者はどんなゴミ屋敷でも対応しますし、ゴミ屋敷状態の家を見せるのが恥ずかしいと思う必要もありません。女性スタッフが対応する業者もあります。
一度相談してみてはいかがでしょうか。

子供への影響も考え、ゴミ屋敷を脱出しストレスをなくそう

ゴミ屋敷は子供にとって悪影響でしかありません。

自分たちで片付けることもできますが、私個人の意見としては、多少費用がかかっても専門業者へ依頼し、部屋を一掃してもらう方がいいのではと思います。

生活しながらゴミ屋敷化した部屋を片付けるのは大変な作業ですし、プロに依頼した方が途中でくじけることなく短時間で清掃まで完了できるからです。

片付けが終わった後は物を増やさずに、使ったら片付ける習慣を身に付けることも大切です。

家族のため、子供のためにも、ゴミ屋敷を脱出するよう一歩踏み出しましょう。