結婚すると、これまで気にしたことがなかったお歳暮で悩みます。
気になるのはお姑さんの反応。
贈らないとマナーを知らない嫁と思われてしまうのでは?贈って逆に迷惑?など色々悩んでしまうわけです。
では、お姑さんには嫁の立場としてお歳暮は贈るべきなのでしょうか。迷った時は?
お歳暮を贈るべきかどうかで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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嫁として姑にお歳暮を贈るべき?お歳暮で悩んだ時の判断ポイント
結婚後、義両親の誕生日や父の日・母の日にはプレゼントを…と考えている方は多いと思いますが、お歳暮を贈るべきかどうかで悩んだことがある方も実際多いのではないでしょうか。
年末近くになるとデパートではお歳暮コーナーが設置され、それを目にすると「嫁として義実家にお歳暮を贈るべきなのか」と悩むのですが、お歳暮で悩んだ時、贈る贈らないをどこでどう判断すればいいのでしょうか。
■まずはお姑さんの性格、人柄をチェック
お姑さんが礼儀を重んじ、お歳暮等を贈るのがマナーだと捉えているかどうかがポイントになると思います。親戚内でもお歳暮やお中元を贈り合うのが常識だと捉えているなら、その風習に習ってあなたも贈る方が安心でしょう。
旦那さんにも相談すると思いますが、ここで注意したいのが旦那さんの意見はほぼ当てにならないということ。
旦那さんの「そんなの必要ない」という言葉を鵜呑みにせず、義両親がどういった性格、人柄かを見極めることが大切ですし、その方が確実です。
既に結婚している兄弟がいるならお歳暮事情をそれとなく探ってみる
一番無難なのは、周りがどうしているのかをリサーチしてそれに倣うことです。
旦那さんに兄弟がいるなら、それとなく毎年お歳暮はどうしているのかを聞き、もし贈っているならあなたも合わせて贈ると安心でしょう。
「周りが贈っているからってそれに合わせる必要はない」という意見もあると思いますが、兄弟世帯が毎年お歳暮を贈り、お姑さんがそれを快く受け取っているということは、お姑さんもそれを良しとしている証拠ではないでしょうか。
陰で「〇〇のところは毎年お歳暮を贈ってくるのに、〇〇(あなたのお家)は一切贈ってこない」と言われるくらいなら、兄弟世帯と足並みを合わせたほうがあなたも安心ではないでしょうか。
お歳暮は地域性もあるので、既に結婚している兄弟がいるならお歳暮事情をそれとなく探ってみましょう。
それでも判断がつかないなら、1年目はお歳暮を贈ってみる
義両親の性格や人柄を考えてもわからない、既に結婚している兄弟もいなければ地域性もわからないなど、どうしても判断がつかず迷うのであれば、1年目だけは試しに贈ってみるというのも考え方のひとつです。
一度お歳暮を贈って、お姑さんの反応を確かめてはいかがでしょうか。
恐らくお礼の電話等がくると思いますので、その時のお姑さんのリアクションから今後どうするべきかを判断するのです。
・お歳暮はいらない
・家族なんだから必要ない
・お返しが面倒だし気を遣うから
と言われたなら、「お気遣い頂いてありがとうございます」と伝えて、来年からは贈らなければいいのです。
反対にそうした言葉が一切なければ、お歳暮も嫁としての義務と捉えて毎年贈ればいいだけのこと。
最初はお姑さんも「せっかく贈ってくれたのだから」といらないと言えなかったのが、年を重ねるうちに「もうお歳暮はいらないわよ」と言ってくれるかもしれません。
お歳暮を贈るなら何がいいの?予算の目安・選ぶポイント
■予算の目安
店頭にはたくさん商品が並んでいて、どのくらいの金額が妥当なのかでまず悩んでしまいますが、予算のポイントは「毎年贈っても苦にならない金額」です。
最初から値の張るお歳暮を贈ってしまうと、その金額が基準となり、それ以下の物を贈れなくなってしまいます。
要は気持ちなので、後々のこともよく考え、あなたの家計が圧迫しない程度の予算の物を贈ることをおすすめします。
一般的にはお歳暮の相場は3000~5000円程度なようですし、実際お店にもこのあたりの金額の商品が多く売られています。
毎年気持ちよく贈るためにも、最初から無理をしないことが大切です。
■品物は義実家のライフスタイルを基準に
親戚がよく集る家や晩酌が欠かせない家。普段からコーヒーをよく飲む家や孫がよく遊びに来る家など、義実家のライフスタイルや食の好みも選ぶ際のポイントになるのでは。
それでも何を贈ったらいいのかわからないのでれば、カタログギフトを贈る方法もあります。選ぶ楽しみ、届く楽しみがありますし、毎年何を贈ったらいいのか悩む必要がないのでおすすめです。
お歳暮は一度贈ると辞め時が難しいのも事実、旦那さんとよく話し合って決めよう
お歳暮のルーツは中国。神様のお祭り「御霊祭(みたまつり)」でお供えをする風習が日本に伝わり、ご先祖様へお供えした物をお世話になった方々へ配るようになったのが、日本のお歳暮の始まりと言われています。
そのため本来お歳暮は、
「今年一年お世話になりました、これからもよろしくお願いします」
というお礼の気持ちを込めて贈るものなのです。
ただその意味を考えると、ますます贈るべきでは?と思ってしまいますが、お歳暮は必ずしも”贈らなければならない”というわけではありません。
だからこそ贈る贈らないで迷ってしまうわけですが、旦那さんの意見も参考にしつつ、お姑さんの人柄や周囲の状況を見極めた上で判断するといいのではないでしょうか。
私は結婚当初は義実家と離れて暮らしていたのですが、お歳暮は贈っていません。それは、お姑さんの性格がざっくばらんで、細かいことを気にしない人だと理解していたからです。ただお歳暮等を贈らない代わりに、日頃から感謝の気持ちとして、誕生日や母の日・父の日の贈り物は欠かせませんし、旅行した際はちょっとしたお土産も渡しています。
お歳暮がどうのこうのというお姑さんもいるのかもしれませんが、お姑さんは品物よりも、普段からのコミュニケーションや気遣いがうれしかったりするものではないでしょうか。
お歳暮でお姑さんとギクシャクしないよう、ぜひ参考にしていただければと思います。