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転勤族が悩むPTAの役員決め。役員決めで憂鬱な人へアドバイス

転勤族で転校したばかりでも役員決めは決行されます。
知らない人、知らない土地、まだ生活に慣れていないのに役員なんて引き受けられない、転勤族という理由で役員を断ることはできないの?と、悩むでしょう。

そこで、転勤族が悩むPTAの役員決めについて、断り方や注意点などいくつかご紹介していきたいと思います。

難しそう、面倒そうという印象が強いPTA役員。
無理をしてまで引き受ける必要はないかもしれませんが、引き受けるメリットがあるのは確かです。
苦手意識を持たず、前向きに捉えることも必要ではないでしょうか。

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転勤族が悩み憂鬱になるのがPTAの役員決め

小学生や中学生のお子さんがいる転勤族の方も多いと思いますが、毎年悩むのがPTAの役員決めです。

転勤族でなくても悩むこのPTAの役員決め。
ましてや数年ごとの転勤が決まっているご家庭の場合、役員を引き受けても任期途中で引っ越しするかもしれず、それなら役員を引き受けると逆に迷惑をかけてしまうのではないかと考えますし、どうにか断ることはできないだろうかと悩むのではないでしょうか。

以前通っていた学校で役員を引き受けていたとしても、それが今の学校で通用することはないので、場合によっては去年苦労して役員を全うした後、また転校先の学校で役員となって多忙を極めることもあるでしょう。

転勤族だと周りに頼れる親戚や知人もないでしょうし、小さなお子さんがいる場合は子連れでの役員作業もかなり大変だと思います。

一度は役員を免れたとしても、次年度にまた役員決めは必ずありますので、今の学校にいる以上逃れることができないのも悩みどころ。

では、転勤族という理由で役員を断ることができればいいのですが、実際はどうなのでしょうか。
転勤族が多い地域に住んでいる私の体験を元に、転勤族の役員事情について考えてみました。

転勤族を理由に役員を逃れることは可能なのか

転勤族でいつ引っ越しがあるかわからない場合、転勤族を理由に断ることができたら…と考えると思います。

結論から言えば、転勤族だからという理由だけで役員を断ることは難しいかもしれません

その理由

役員を断りたい人はたくさんいますし、転勤族でなくてもそれぞれ家庭の事情により断りたい気持ちはあるからです。

引っ越したばかりで知り合いもなく、学校の行事やPTA活動もわからないのに役員を引き受けることはできない、という気持ちもよくわかります。
次年度にと言わても、今度はもしかしたら引っ越しするかもしれないと言いたい気持ちもあるでしょう。
役員をやっていない人は他にもいますし、何も新入りに役員を押し付けなくてもと思うのも当然の心理です。

転勤族をアピールして役員を逃れようとすると他の保護者の反感を買うことも

役員決めに不公平感を感じることはありますが、ただ一つ言えることは、「転勤族だから」「学校のことをまだよく知らないから」という理由だけでは役員を断ることは難しいということ。
それを理由に免除をお願いされてしまうと、「私達だって事情があるのに」「転勤族だからって理由になるの?」と思う保護者も必ずいるからです。

実際色々理由をつけて毎年役員を逃れようとしている方は多いですし、あなたもその厄介な保護者の一人と目をつけられてしまうかもしれません。

学校にもよりますが、転勤族を理由に役員を逃れることはやはり難しいでしょう。

転勤族だから役員を断りたい時の言い方とポイント

転勤族を理由に役員を逃れることは難しいですが、どうしてもやむを得ない事情から役員を引き受けることができないこともあると思います。

では、どうすれば上手く断ることができるのでしょうか。

PTA活動には参加する意欲をみせる

PTAの組織運営は学校によって異なりますので一概には言えませんが、私がおすすめするのは、「転勤族で役員を引き受けることは難しいので、他にできる範囲でお手伝いできることは何でもします」とPTA活動自体には積極的に参加する姿勢を見せることです。
PTAは役員だけの活動ではありません。

保護者が一役として参加することはたくさんあると思いますので、それらに参加する意思をみせることで、悪い印象を与えることなく役員を断ることもできるのではないでしょうか。

他の保護者の反感を買ってしまう一番の原因は、役員を断りたい、逃れたいという後ろ向きの気持ちが強いからだと思います。

転校してすぐ役員を任される不安は当然あると思います。
であれば、今年度は役員を引き受けることが難しいことを伝えた上で、ボランティア活動など、PTAに関する活動には積極的に参加する意思をみせることを伝えるべきではないでしょうか。

実際に参加することが難しくても、協力する姿勢を見せることは必要だと私は思います。

実際に私が経験した、転勤族家庭の役員事情

私の子供たちが通う小学校は市内中心部にあることから、転勤族のご家庭もたくさんいましたし、接してきました。

そこで感じたのは、転勤族でも役員を快く引き受ける人はいますし、転勤族をアピールして毎年役員を逃れようとしている人もいるということです。
要は、役員を引き受けるかどうかは、その人個人の問題もあるということです。

転勤族でも役員を引き受けていた人

転勤族を理由に役員を断ることはありませんでしたし、責任をもって最後まで役員を務めていました。
ただ任期途中で引っ越しする可能性もあることだけは伝えていたようですし、役員を引き受ける以上伝えることは重要でしょう。

実際任期途中の8月に引っ越しをしたご家庭もありましたが、役員が一人抜けてもPTAの活動に大きな影響はありませんでした。
任期途中で引っ越しすることを前もって伝えて役員を引き受けることで、PTA本部も不測の事態に備えることができますし、補欠として役員を抑えておくこともできます。

快く役員を引き受けている人がいる一方で、転勤族を理由に何年も役員を断っている方も当然いますので、「転勤族を理由にするけど毎年いるじゃない」といった陰口を耳にしてしまうこともありました。

転勤族だからこそ役員はやるべき、は正論ではあるが…

「転勤族で知らない土地に来たからこそ、役員を引き受けた方がいい」という意見をよく耳にします。

役員をするメリットは確かにある

それは、役員を引き受けることで学校の様子を知ることができ、役員を通じてママ友ができやすいとされているからです。地域の情報を得られるのも大きなメリットです。

転勤族だとママ友もできにくいですし、特に小学校の場合は幼稚園に比べるとママ友もできにくいのではないでしょうか。
行事に参加しても知り合いがいなく、孤独感を味わうこともあると思います。

PTA役員を行うことで学校へ行く機会も増えますし、業務を通じて知り合いも増えるのは間違いありません。先生とのコミュニケーションも増えます。
私もPTA役員を通して転勤族の方と知り合いになった経験があります。

しかし転勤族全てに当てはまるとは限らない

役員を引き受けるメリットはありますし正論ではありますが、これは性格も関係するのではないでしょうか。転勤族こそ役員はやるべき、と押し付けるのは間違いだというのが私の意見です。

転勤族でも役員を引き受けていた人は、やはり社交的な人が多い

人前に出るのが苦手な人もいますし、転勤族で2,3年という短いスパンで引っ越しをするということは、仲のいいママ友ができても別れは必ずきます。中にはあえてママ友はいらないという人もいますし、そういった考えも間違いではないと思います。
もちろん面倒、めんどくさいという人もいるでしょう。

役員を毛嫌いするのもよくはありませんが、私は無理に役員をする必要はないと思っています。
ただ先程も述べた通り、役員ではなくても何かしら出来ることはありますので、前向きに捉えることは必要ではないでしょうか。

PTA役員がなかなか決まらない背景と問題点

PTA活動が不透明

PTA役員が決まらない理由の一つに、活動の不透明さがあります。

どんな仕事をするのか、集まりはどのくらいの頻度であるのかなど、具体的な内容がわからないため不安に感じてしまう

活動内容がよくわからないと、自分に果たして役員が出来るのか不安に思うのは当然でしょう。難しそう、大変そうという印象を与えてしまわないよう、仕事内容は明確に提示すべきです。

誰と役員をやるのか人選の不安

また、PTA活動は数人で行うため、一緒に活動を行う人との相性も気になります。
もしPTA役員に一人でも苦手な人がいたとしたら。きっと役員活動の1年間が苦痛に感じるに違いありません。

転勤族で知り合いがいないと不安、これも役員が決まらない原因の一つ

学校によっては役員が決まらない場合はじゃんけんで決めることもあるようです。
確かに不公平感はないかもしれませんが、じゃんけんで決まった人が必ずしも役員を全うしてくれるとは限りませんし、じゃんけんでもくじ引きでも、役員をやろうとしない人は最後までやらないのです。
とはいえ、PTAはやりたい人だけやればいいじゃない、というわけにもいかないため役員決めが難航するのです。

PTA活動は親のためでも学校のためでもない、子供のための活動です。

頭では理解できているとは思いますが、苦手意識の方が強い人の方が多いと思います。

これまでの活動内容を大きく変えることは難しいかもしれませんが、誰もが参加しやすいPTAに変えていく必要はあるのではないでしょうか。

あなたの学校は?最近変わりつつあるPTA役員の決め方

PTAの決め方は各学校によって違いますが、私の学校を例にしますと、ここ数年で大きく変わりました。
その原因は、やはり役員決めが毎年大変だったからです。

4月の参観日後にクラス懇談があるのですが、以前はそこで残った保護者を中心に役員決めを行っていました。
1年目はそれが通例だとは知らずに参加しますが、学年があがれば皆さん理解しますので、当然4月のクラス懇談は欠席する人が増え、結果少人数で役員を決める羽目になってしまうのです。
残った人だけでは決まらないのでお便りで役員募集をかけ、最後は担任の先生が一軒一軒電話をして役員をお願いすることに。
ただこれでも役員が決まらないことも多く、ある学年は役員なしで1年間終えてしまったクラスもあったほとです。

これを改善すべく、今まで役割ごとに2名ずつ役員を選出してきたのやめて、一人一役として年に一度保護者が希望する役割をこなすだけでOKになったのです。
兄弟がいる場合は上の学年をメインに、学級委員、厚生委員、校外委員など一人一役として活動することで、以前より参加しやすくなったように感じます。

役割分担は、4月に係りの具体的な活動内容や日時が明記されたお便りを受け取り、それをみた上で希望する係りを第3希望まで記入し提出します。
後は担任の先生が第1希望を重視した上で、バランスよく配置し決定されます。

以前はPTA総会にも参加しない方が多かったですが、役員決めを廃止したことで総会やクラス懇談に参加する保護者も増えました。

PTA本部役員の方

立候補も含め全役員の方が任期を終える前に声を掛けているようですが、クラス役員とは違い活動が密になりますので、メンバーの顔ぶれをみながら選出しているのが現状のようです。

各学校によってルールはあると思いますが、PTA活動も時代に応じて変えていく必要があるのは確かです。

転勤族で役員を引き受ける時の注意点

出来ないことは無理せずできないとはっきりと伝える

転勤族に限らず、役員を引き受ける時はこれが重要だと思います。

人前で話すのが苦手だったり、急用で役員活動ができない時もあるでしょう。
そこで無理をする必要はないですし、あなたの生活を犠牲にしてまで役員活動をする必要はないということです。

PTA活動を通して得られることはたくさんあります。1年の活動を終えて「引き受けてよかったな」と思えるような活動が理想です。
そしてその経験を周りの保護者の方に伝えていくことで、風通しの良いPTA活動ができるのではと私は思います。