単身赴任で1人で生活する夫も大変ですが、それ以上に単身赴任妻はストレスを抱えてしまいます。
妻の苦労を知らずに独身気分を味わってしまうと、妻のストレスが高まるだけでなく、最悪の場合、あなたの帰る場所さえなくなってしまうかもしれません。
夫婦円満に単身赴任生活を終え、赴任後も仲良く生活していくためには、夫であるあなたが妻のストレスに気付いてあげることが大切です。
では夫として妻にできることはあるのでしょうか。
寂しい老後にならないためにも、気遣ってあげてくださいね。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
旦那の単身赴任が嬉しい妻、ただお互い慣れすぎてしまうのは危険
旦那の単身赴任が決まった当初は寂しい気持ちが大きくても、そのうち嬉しい気持ちが勝ってしまうのが妻の本...
-
夫婦円満が一番!あなたの10か条は?私達夫婦の10か条を公開
今回は、私が日々感じ実践している「夫婦円満の10か条」についてご紹介したいと思います。 我が家...
スポンサーリンク
単身赴任の妻はストレスを抱えやすい
会社によっては単身赴任の制度が充実しており、何不自由なく生活ができているというご家庭もあるかもしれませんが、全ての家庭がそうとは限りません。
手当がごく僅かで毎月の生活もギリギリ、二重になった家計の負担が大きく、それに加えて子供の受験や塾、習い事といった教育費も増え、高齢化社会で親の介護の問題を抱えている家庭もたくさんあるのではないでしょうか。
だからといって音を上げることもできないため、結局は妻1人がストレスを抱えながらなんとか生活していくしかないわけです。
単身赴任で家計を圧迫するとなれば、妻が働きに出ることもあるでしょう。
家事育児をこなしながら仕事もするのは、ストレスがどんどん蓄積されていくだけ。
夫がいない生活が楽に感じる時も確かにありますが、単身赴任妻はストレスを抱えやすいということを理解しておきましょう。
単身赴任の妻が一番ストレスに感じているのは育児
夫の単身赴任中にストレスを感じる原因はいくつかありますが、妻が一番ストレスに感じるのが育児ではないでしょうか。
ましてや自分は24時間子供とつきっきりで1人の時間も作れないのに、単身赴任をしている夫は今頃独身気分を味わているだろうと思ってしまうと、「なぜ自分ばかりがこんなめに…」と不公平に感じて不満が募ります。
家事育児の負担が妻1人にのしかかることで、より強いストレスを感じるのです。
仕事をしている方なら尚更。
育児の負担に加え仕事のストレスも重なるわけですから、些細なことで子供につい大声を出してしまうこともあるのです。
子供が小さいうちはママと一緒に遊びたいでしょうし、体力が有り余った子供の相手をするのは体力的にも大きな負担です。
そうなると、肉体的にも精神的にも疲弊してしまうのです。
単身赴任の妻が夫に対してもストレスを感じてしまう理由
妻が単身赴任の夫に対してストレスを感じている理由
離れていても上手くコミュニケーションが取れていれば問題ないですが、普段から妻に全て丸投げで、用事がないと連絡をしないようでは、お互い理解できないことも増えていきます。
ただでさえ離れて暮らして生活リズムがお互い変わってきているのですから、夫が理解できず、何を考えているかわからなくもなるのです。
夫を理解できないということは、信頼関係も失くなってしまうということ。
夫がいるだけでストレスをになるのですから、もう帰ってこなくてもいいのにとさえ感じ、結果的に「亭主元気で留守が良い」状態の方が居心地がよくなるのです。
単身赴任の夫が妻のストレスを軽減するためにできること
イライラしているな、疲れていそうだなと感じた時は、妻を1人にさせてあげる時間を作ってあげてください。
子供と家で留守番し、妻が外出しやすい環境を作ってあげてもいいですし、反対に子供と一緒に出掛けて妻を1人にさせてあげてもいいと思います。
子供は家に母親がいるというだけでつい「ママ、ママ」となってしまうものです。
家で遊ぶ相手をしていても、結局はママのところへ行って妻が休まることもないわけです。
家族一緒に過ごす時間も大切ですが、たまには妻を1人にさせてあげる時間も作ってあげてみてはいかがでしょうか。
家庭以外に居場所を作ってあげることも大切です。
妻がリフレッシュできるような時間を設けてあげるよう意識を
また、普段から妻の話をしっかり聞いてあげることも必要です。
仕事から疲れて帰ってきてまで妻の愚痴なんて聞きたくないと感じるかもしれませんが、話を聞くだけでいいので耳を傾けてあげましょう。
面倒と思わずに、積極的に会話をするようにしましょう。
単身赴任の妻におすすめしたいストレス発散方法
- 友達に愚痴を聞いてもらう
ストレスは溜め込んでしまうからいけないのです。
悩みや愚痴は、1人で溜め込まずに家族や友人に聞いてもらうのが一番です。
とはいっても、なかなか家庭の事情を話せないという方も多いのではないでしょうか。
そういった場合は、SNSを利用するのも方法の一つです。
詳しい内容を載せてしまうと人物が特定されたり悪用されてしまう危険性もありますが、ブログを立ち上げて愚痴や悩みを打ち明けるだけでもストレスはいくらか軽減できるのではないでしょうか。実際にブログで育児の悩みを載せている人の中には、このブログがストレスのはけ口になっていると公言している方もいます。 - 外出をする
たまには子供を預けて、1人の時間を満喫しましょう。
出来れば細切れの時間ではなく、まとまった時間が理想です。
外出して普段は子供とは入れないようなカフェで一息つくのもいいですし、1人映画館などもいいでしょう。
時間を気にしないでウィンドウショッピングをするのもおすすめです。
ママが笑顔でいると子供も笑顔でいられます。
辛い時は周りに助けを求めて、無理をしない子育てをすることが大切なのです。
単身赴任中はなるべくストレスを溜めないよう夫婦で協力を
単身赴任で、妻の負担が想像以上に大きいことがおわかりいただけたでしょうか。
家族のために1人離れた土地で仕事を頑張っている苦労もわかりますが、家事育児を一手に引き受けている妻も相当ストレスを抱えていることを理解してあげてください。
夫婦の協力なくして単身赴任生活を乗り越えることは不可能です。
頑張っているのはお互いさま。
ぜひ協力し合って、ストレスを溜めないよう工夫をしながら乗り越えてください。