「単身赴任 夫婦仲」で検索すると、よく出てくるワードが「浮気」や「離婚」「夫婦仲の悪化」です。
夫婦仲が良くなることがないようなことばかり書かれていますが、そんなことはありません。
単身赴任によって逆に夫婦仲が良くなることだってあるのです。
今現在単身赴任を経験している私達夫婦ですが、元々夫婦仲は良好ではありましたが、単身赴任によって夫婦仲はもちろん、家族の絆も深まったように感じます。
これから単身赴任をするご夫婦にとって乗り越えなければならないこと、不安なことはたくさんあると思いますが、夫婦仲を良好に保つことはできます。ぜひ参考にしてください。
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単身赴任で逆に夫婦仲が良くなるケースも実は多い
単身赴任によって家族が皆寂しい思いをする、お互い自由を満喫して夫婦仲が悪化する…ネガティブなイメージが強い単身赴任ですが、物は考えようではないでしょうか。
実は単身赴任によって、新婚当初の初々しさを感じる事ができるため、夫婦のマンネリを脱出する機会でもあるのです。
男性の多くは家事の中でも特に料理が不得意なもの
赴任前の不安材料の1つでもあるのですが、この料理によって改めて妻のことを尊敬し、感謝するきっかけにもなるのです。
単身赴任をしているあるご家庭では、奥さんが週末に色々な料理を作って冷凍保存し、チンして食べれる状態にして持たせてくれるそうです。
離れていても食べ慣れた妻の手料理を味わうことができるのは、単身赴任をしている男性にとって大変嬉しいことです。
単身赴任中で離れていても夫婦仲が良くなる方法
①単身赴任中でも連絡をマメに取ることで夫婦仲が良くなる
離れて暮らしているのですから、電話やメール、ラインなどでしか連絡手段はありません。遠距離恋愛でも言えることですが、夫婦ならなおさらお互い寄り添う努力が必要ではないでしょうか。連絡だけはマメに取らないと、コミュニケーション不足によって夫婦仲にも亀裂が生じてきます。
「おはよう」「今日はどうだった?」の短文で十分なので、多少手間を惜しんでも1日に何回かは連絡を取るよう意識しましょう。
②たまには休日を利用して夫の元へ
単身赴任をしているご家庭の多くは、旦那さんが休みの日に自宅へ帰ることがほとんどだと思います。
多少交通費はかかるかもしれませんが、旅行気分も兼ねて遊びに訪れてはいかがでしょうか。
特にまとまった休みがある時はいつもより長く一緒に過ごす時間も取れ、夫婦仲、家族の絆もより深まると思います。
この2つは実際に我が家も行っていることです。
朝晩の連絡を欠かしたことはないですし、たまに子供達を連れて主人の部屋へ訪れたりもしています。
単身赴任でも夫婦仲が良くなる魔法の言葉とは
普段旦那さんに対して、感謝の言葉を口にいているでしょうか。
なかなか面と向かって「ありがとう」と言えない方も多いと思います。
他にも「好き」「幸せ」「結婚して本当によかった」など、本当は思っていても照れくさくてなかなか言えない言葉はたくさんあるでしょう。
でもこれらの言葉は、全てあなたも言われたら嬉しい言葉ではないでしょうか。
思っていても言えない、そういった言葉こそ魔法の言葉なのです
旦那さんが帰って来た時にでも、この魔法の言葉を散りばめてあげてください。
普段言うのが照れくさいのであれば、結婚記念日やお誕生日など特別な日に使ってみるのもいいのではないでしょうか。
人は認められ、同意されることで自分の価値を判断し、それを感じることで安心を得るのです。
「旦那が単身赴任してくれて自由でよかった~」と思う気持ちもわかりますが、日々の感謝の気持ちを忘れずに、たまには言葉にすることで夫婦仲も良くなるのです。
単身赴任の夫婦仲を良好に保つためのヒント
単身赴任で離れていても、夫婦仲を良好に保つには秘訣があります。遠距離恋愛と違って、単身赴任というのは家族という母体があります。
単身赴任でも家族の存在を感じられるような環境作りをしている
携帯の待受画面を子供にしたり、あるいは赴任先の部屋に家族写真を飾るなど、いつでも家族の顔が浮かぶようにしているのです。
家族の存在をアピールするということは、周囲にもアピールできるということ。結果的に浮気防止にも自然と繋がります。
ちなみに私の主人も携帯は子供の写真ですし、部屋には父の日に書いた似顔絵や家族で撮った写真を飾っています。
子供も主人の誕生日に、部屋に飾れるような手作りの作品を作ってプレゼントをすることもあります。
しかし、気楽な生活ができるのは、お互い守るべきものがあるからなのではないでしょうか。お互い感謝の気持ちを忘れずに、そして信頼することも大切だと思います。離れて暮らすということは、今までよりも信頼関係が重要になります。
夫婦仲が良ければ浮気の心配もなくなるということ
単身赴任中で一番心配になるのが「浮気」だという調査結果もあります。確かに妻の目が届かないですし、つい浮気をしてしまう人もいるでしょう。
浮気をした夫は確かに悪いです。しかし、その原因が妻にあることも十分考えられるのです。
単身赴任は「亭主元気で留守がいい」という言葉が身にしみる
私も単身赴任生活になる不安は大きかったですが、生活に慣れてくるとこの言葉に納得してしまう自分がいるのは確かです。
1人で家事育児をする大変さはあっても、いつしかそれが日課となり、子供もある程度大きくなるため楽に感じてくるのです。
主人が帰ってくるとなると、男性一人分の食事が増えますし、洗濯も増えます。身の回りの世話がいつもより増えるため、どうしても面倒に感じてしまうのです。
ただそれを感じたとしても、旦那さんを粗末に扱ってはいけないということです。家に居場所がなくなると、その寂しさを埋めようと浮気に走ってしまう可能性だってあるわけです。
単身赴任中は様々な問題に直面します
お金の面もそうですが、子供や介護など、ご家庭によって内容は異なりますが、小さな問題でも夫婦で話し合うことがとても大切です。
単身赴任だからといって何も相談せずに、妻1人で決めてしまうのはよくありません。
一緒に問題を解決してこそ、夫婦の絆が強くなり、結果的に夫婦仲が良くなるわけです。
平穏で何も問題がない日常は確かに素晴らしいものですが、むしろ家庭の問題を夫婦で共有しながら解決していくことの方が、浮気を抑制する効果があるのではないでしょうか。
単身赴任先に頻繁に押しかけるのだけは避けた方が無難
夫婦でもある程度の礼儀は必要だと私は思っています。
単身赴任先の自宅へ
多くの方は、旦那さんの住む部屋の合鍵をもらうと思います。合鍵を妻が持つのは当然ですし、何かあった時に必要なのは確かです。
合鍵を持つことで、部屋に女性を連れ込むようなことを防止することもできますし、旦那さんも合鍵を渡しているということから、部屋に連れ込もうと思わないかもしれません。
いきなり部屋に押しかけることも可能ですし、突撃訪問で浮気の心配を払拭もできます。
ただあまり頻繁に訪れるのは避けた方がいいでしょう。
仕事から疲れて帰る旦那さんが煩わしく感じるでしょうし、何より信頼していないと自ら言っているようなものです。
部屋を訪れる際は、旦那さんの状況をよく観察した上で訪れて欲しいと思います。
そして訪れた際は、「浮気が心配だから」と伝えるのではなく、「会いたくなったから」「いきなり来てあなたを喜ばせようと思って」などがベストです。
後は旦那さんとの時間を楽しめばいいのです。
単身赴任は夫婦仲を深める絶好のチャンス
単身赴任がきっけけで離婚に至ってしまう夫婦も多いですが、単身赴任はむしろ、夫婦仲を深める絶好のチャンスだと私は思います。
普段顔を合わせている以上に会話も弾みますし、前よりも感謝の言葉を伝える機会が増えたようにも感じます。
そして、なにより家族で一緒に過ごす日々のありがたさを実感するのです。
決して単身赴任はマイナスだけではなく、夫婦の努力次第で、逆に良い経験をしたと言い合えるようになるのではと思います。