子育てと犬を育てるのは似てるってどういうこと?
子育てと犬を育てるのは全く別物、似てるわけない、一緒にするべきじゃないという方もいると思いますが、今子犬のしつけで苦労している私は、子育てで悩んでいた頃となぜか似た感覚を味わうことが多々あります。
愛情と責任をもって犬を飼っていますが、しつけはマニュアル通りには当然いかず、壁にぶち当たってしまうことも。
子育てと似てる?愛情をもって犬を育てる大切さとしつけの難しさについて改めて考えてみました。
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始めて子犬を飼って実感する、子育てに似た不思議な感覚
家に子犬がいる、夢にまで見た光景を今味わっている最中です。
それは私だけでなく夫や子供たちも同じで、可愛くて仕方がないのがとても伝わってきます。
ずっと飼いたかった犬を迎え入れてから、家族みんなで楽しみ悩みながらも頑張って育てていますが、私は犬を飼ってからというもの、子育てと似た感覚をふと感じる瞬間がいくつかありました。
ただ似ているからといって、子育てと同じように犬を育ててしまうと、単なるわがままな犬に育ってしまうのは理解していますので、そこは勘違いせずにしっかり犬を育てなくてはいけないとは思っています。
それを踏まえた上で、子犬を飼い始めてから実感する子育てと似たところや、犬と生活してから感じる子供への影響、しつけの難しさなど述べていきたいと思います。
犬のしつけはマニュアル通りうまくはいかない、これも子育てと似てるところ
子犬のうちからしつけをしっかり行うことが大切だ、という話は聞いていたので、犬を飼う前からしつけに関する知識だけは頭に入れようと、ネットで色々検索し勉強していました。
まずしつけで重要なのがトイレです
家に来たその日から排泄をしますので、トイレのしつけ方を前もって勉強したのですが、犬がトイレをするたびに「ワンツー、ワンツー」と声掛けをして、犬がトイレの場所を覚えるよう誘導し続けることが大切だということで、まずは声掛けを徹底しました。
まだワンツーの掛け声だけでトレイトレーに戻って排泄をすることができませんが、ほぼトイレシーツでトイレはできるようになりました。
ただ失敗もまだまだあるので、根気強く教えることが大切なようです。
トイレトレーニングで大事なことは、うまく排泄ができた時に褒めてあげること
これでもかというくらい大げさに褒めてあげることで、犬はトイレをすると褒めてもらえることを覚え、自らトイレシーツの上でトイレをするようになります。
子犬のうちは一日に何度も排泄をしますので、遊んだ後や食事後、睡眠後などのタイミングを見計らって排泄を促す必要があります。
そこでふと思い出すのが、子供たちのオムツトレーニングをしていた頃のこと。
お昼寝の後など、排泄しやすいタイミングでトイレへつれて行き、うまくできた時は「よくできたね~」と褒めていた当時をふと思い出しました。
成功と失敗を繰り返しながら覚えていきますが、時にはイライラもし、ため息をつきながら思い通りにいかないことで悩んだものです。
それが今、子犬にトイレを教えている状況となんだか似ているなと感じ、そしてどちらもマニュアルはあっても、その通りにはうまくいかないなと実感しています。
子育てのイライラと犬へのイライラ、どちらも思い通りにいかないことへの苛立ちからきてしまう
子育てでイライラしてしまうことはよくあります。
イライラの内容は子供の年齢によって違うと思いますが、子供が赤ちゃんの頃は、
- どうして寝てくれないの?
- どうして言うことを聞いてくれないの?
- どうしてグズるの?
- どうしてイヤイヤばかりするの?
「どうして?どうして?」とうまく育児ができないことにイライラしてしまいます。
もちろん赤ちゃんが悪いわけでもなく、思い通りにいかないことへの苛立ちからイライラしてしまうのですが、しつけが必要な犬に対しても、思い通りにいかないことでイライラしてしまうことが多々あります。
無駄吠えに効果的なのは「無視」だといいます。
犬が吠える原因は、
- 要求
- 寂しさや不安
- 警戒
- 遊び
から吠えるのですが、飼い主が無視を徹底することで、吠えると飼い主がいなくなってしまうと学習し、無駄吠えが減るといいます。
ただこの無視がとっても大変で、無視をしても本当に効果があるのかと疑うくらい鳴き続けるのです。
飼い主が根負けしてしまうのが一番ダメなようなので頑張って無視し続けますが、ご近所さんに迷惑をかけていないだろうかと毎回心配になるくらいです。
いつまでも止まない鳴き声に、ついイライラしてしまうことも。
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最近はケージ外に出すことも増えてきましたが、ケージ外に出す際に注意しなければならないのが「誤飲」です。
好奇心旺盛で食いしん坊な犬に多いようですが、拾い食いは本能的なもので普通にあること。しかし家での誤飲は飼い主が防げるものばかりです。
- 部屋をきれいに片付け、物を出しっぱなしにしない
- 犬が食べそうな物は手の届かないところに置く
- ゴミ箱は蓋付きにするか、もしくは高いところに置く
飼い主が誤飲のきっかけを作らないよう環境を整えることが大切
犬を飼い始めてからというもの、子供たちは率先して部屋を片付けてくれるようになりました。
ただ飼い主が環境をいくら整えても、散歩の時など誤飲するきっかけはいくらでもありますので、誤飲による体調不良や命の危険を防ぐためにも、誤飲しないためのしつけも必要になります。
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犬は何でも口に入れようとしますので、タバコなどの毒性のあるものや、骨や串など刺さると危険なものでもなんでも口に入れてしまいます。
誤飲しないよう部屋を片付けようと努力はしていますが、それでも小さなゴミを見つけてはカミカミすることがまだまだあります。
そして普段の遊びの中で、犬がおもちゃを口に加えた時に「出せ」や「ちょうだい」といった言葉を使って、口から物を出させるしつけを覚えさせることも大切です。
このしつけによって何か口に入れた時もすぐに吐き出すことができ、誤飲防止にもなるので、犬の命を守るためにも重要なしつけではないでしょうか。
”噛んだものを離す”しつけ方
犬が好きなおやつを用意し、おもちゃを口に加えた時におやつを犬の鼻先に近づけ、おやつを食べようと口を開けた時におやつを与えて褒めることを繰り返します。そうすることで言葉を理解し、口に何かを入れた時にでも「出せ」の言葉ですぐに口から出すことができるようになるのです。
子育ても犬を飼うことも、その子の個性を受け入れることが大切だと実感
子犬を迎え入れる前は賢い犬に育てようと意気込んでいたものの、思うようにしつけができず、イライラしながらも最低限のしつけだけは行おうと家族で取り組んでいる最中です。
子育てと犬を飼うことは一緒ではありませんが、どこか似ているところはありますし、子育てにしても犬を飼うにしても、信頼関係を築くことが重要なことだけは共通しているのではと感じています。
赤ちゃんの頃に比べたら子育てでイライラすることは減ったと思いますが、それでも思春期ならではのイライラを感じることがたくさんあります。