共働き夫婦がうまくいかない原因ひとつに、家事分担の難しさがあると思います。
家事に協力的な夫が増えたとはいえ、妻の方が家事を行なっている家庭が多い印象ですし、夫に「家事を手伝ってよ」となかなか言えない、一度は引き受けてくれたのにやってくれたのは最初だけ、結局は私がやっていると不満を募らせている方がほとんどではないでしょうか。
どうにかして夫婦で家事分担をし、夫にも協力してもらうしかないのですが、ではどうすればうまくいくのでしょうか。家事分担で揉めないためには?
我慢はストレスを溜めてしまうだけ。
夫婦でコミュニケーションをとり、早急に問題を解決していきましょう。
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共働きがうまくいかない一番の原因は家事分担の難しさにある
仕事から疲れて帰ってくるのは同じなのに、夫はソファでスマホを眺めながら食事が出てくるのを待ち、一方の妻は急いで台所へ向かって食事やお風呂の準備をする。
このように、共働きがうまくいかない一番の原因は家事分担の難しさにあり、
とイライラが募るのです。
根本に「女は家庭を守る」という考えが未だに根付いているから
共働き夫婦が当たり前になっている世の中でも、こうした「男は仕事、女は家庭」という考えが今でも根付いているため、家事分担がうまくいかず妻だけに負担が重くのしかかるのです。
妻も夫と同等の働き方をしているのに、家事負担が大きいと当然パンクしてしまいます。
家事が思うように回らなくなり、不満だけが募って共働きがうまくいかなくなるのは明白です。
コミュニケション不足も共働きがうまくいかない原因のひとつ
夫婦で家事分担ができれば、共働きをしても家事をこなしていけると思いますが、家事分担がうまくいかないのは、夫婦のコミュニケーション不足もあるのではないでしょうか。
話し合いがしっかりできておらず、なんとなく共働きを始めてしまったために起こった問題だと思います。
もしかすると夫は、
- 「家事は苦手だし得意な方がやって当然」
- 「俺の方が収入があるのだから家事は妻がやるべきだ」
- 「俺の方が仕事が忙しい」
- 「家事育児は妻がメインでやるべきだ」
という考えをもっているのかもしれません。
家事分担をやる必要はあるのか、子供だってママがいいに決まってる、全く家事をやらないわけじゃない、といった言い分もあるのかもしれません。
また、男性が家事や子育て中心の生活をしたくても、まだまだ会社の理解も乏しく、男は仕事優先という風潮が強いのも影響しているでしょう。
夫としっかり向き合って話し合わないことには何も解決しない
あなたが家事を一手に引き受けて倒れてしまえば、共働きによる収入も得られなくなり、家計のダメージも大きいのではないでしょうか。
そうなる前にも夫婦でコミュニケーションをとり、どうすれば共働きがうまくいくのかを早急に話し合う必要はあると思います。
共働きは夫の協力がなければ絶対にうまくいかない
共働き夫婦が増えている昨今、男性の考え方も変わってきているのは事実です。
男も家事育児をするべきだ、夫婦で協力すべきだといった考えの男性は多く、実際に夫婦で家事分担をし、共働きを成立させている方もいます。
夫は家事分担の必要性を感じてはいるものの行動に移せていない
- 何を手伝えばいいのかわからない
- 家事が苦手なのにかえって妻に負担をかけてしまうのではないか
- 家事をしたいが仕事が忙しく物理的に無理だ
との理由から、家事分担に消極的な姿勢を見せてしまいます。
共働きを成立させるには夫の協力は必要不可欠
日本は、夫が家事をしない国第一位だそうです。
そこには日本人の勤勉さからくる労働時間の長さが影響しているのもそうですが、女性の社会進出が増えている今の時代、夫にも協力してもらい、家事をこなしていくことが今の時代にマッチしているのではないでしょうか。
共働きで家事分担がうまくいかない時の対策
では、どうすれば家事分担がうまくいくのでしょうか。
まずは話し合いから
男性は、料理、掃除、洗濯だけが家事だと思いがちです。
ですが家事というのはそれ以外にも色々あり、ゴミ出しや食器の後片付け、シーツの交換など細かく言えばきりがないくらいたくさんあります。
何が何でもフェアにしようとは思わないこと
と言いたい気持ちもよくわかりますが、今まで家事をまったくしてこなかった夫に対して、いきなり家事の半分を負担させるのはちょっと酷過ぎます。
ここはあなたが折れて、夫には今できる範囲の家事をお願いし、後は徐々に慣れてから家事分担を増やしてもらう方がうまくいきます。
使いやすい便利な家電を取り入れる
たまに電気店に行くと、便利な機能がついた最新家電がたくさん陳列されてあるのに驚きます。
時短が叶えば、夫も協力しやすいと思います。
夫に家事をお願いする時に使える言い方とコツ
夫に家事をお願いする時は、共働きなら家事分担は当然!という気持ちをまずは抑えて、夫が進んで家事をするような言い方をすることが大切です。
「〇〇は大変だから私がやるけど、〇〇をしてくれたら助かるな~」
例えば朝のゴミ出しとお風呂掃除、2つの家事のうちのどちらかをお願いしたい時は、
というように、「〇〇をして」と押し付けるのではなく、「〇〇は大変だから私がやるけど、〇〇をしてくれたら助かるな~」という言い方にしてみましょう。
そうした提案をすることで、夫も「じゃ朝のゴミ出しはやるよ」と引き受けてくれるかもしれません。
「料理お願いしていい?」など高度な要求をあえて先に言う
男性が家族分の料理を毎日行うのは、よっぽど料理好きな男性でない限り相当ハードルが高いと思います。
料理に限ったことではありませんが、夫に家事をお願いする場合は、最初に料理などハードルを上げてから、「じゃ食器洗いだけでもいい?」などとハードルを下げてお願いするとお願いを受け入れてくれる可能性が高くなります。
知ってびっくり、私の友達の正社員共働き夫婦の家事分担方法
私達夫婦の友人に、同じ専門職でフルで働いているご夫婦がいます。
お子さんが2人いる4人家族で、今でも家族ぐるみでお付き合いがあるのですが、以前家事分担についての話を聞いたことがあり、その際とても意外で驚いたことを今でも覚えています。
旦那さんが朝食と昼のお弁当、夕食まで全て担当していることにまず驚きます。絶対うちの夫には無理です。
私でさえ3食用意するのも面倒だなという時があるのに、仕事をしながら料理全般を引き受けている旦那さんに驚愕しました。
よくよく話を聞くと、もともと旦那さんの方が料理好きで、友人知人を自宅に招いては料理を振る舞っていたとか。
加えて釣りも趣味なので、釣ってきた魚を自分でさばいて料理をすることも多いそうです。
奥さんは全く料理をしないわけではないようですが、子供たちも「おふくろの味」というよりは「おやじの味」で育ったと夫婦で笑っていました。
そして、一度家事を任せたら口を挟まずとことん任せる、これも大切なことだと実感しました。
共働き夫婦におすすめ、家事の中でも面倒な料理が楽になる便利家電をご紹介
先程も少し触れましたが、共働きとして日々忙しく過ごしている家庭こそ、家電に投資する方法もありだと思います。
初期投資はかかりますが、共働きの家事負担がぐっと減るのは間違いありません。
そこで、共働き夫婦におすすめしたい、毎日の料理が楽になる便利家電をご紹介したいと思います。
時短料理が叶う便利な調理器具「シャトルシェフ」
余熱で食材に火を通すことができる調理器具です。容器に入れて放置するだけでOK、火にかけなくても料理が出来てしまうとても便利な調理器具です。電気代やガス代がかからないのも嬉しいポイント。
我が家にも使い続けて十数年になるシャトルシェフがありますが、カレーや肉じゃがなどを作る際にとても役立っています。
ボタン一つで料理ができちゃう高機能レンジ「ヘルシオ」
これは今私が最も買いたいもののひとつです。
特に気になるのが「まかせて調理」。焼く、蒸すだけでなく、揚げたり炒めるなど全部で4つのコースがあるのですが、分量や温度調節はヘルシオが自動的に行なってくれるので、食材を入れてボタンを押すだけの手軽さが魅力です。
上段と下段で温度が異なる食材を入れても、ヘルシオがいい具合に調理してくれますので、上段で魚を焼いて、下段で惣菜で買ってきたコロッケを温めることもできるのです。
うまくいかないまま放置すると、不満だけが募りいつか爆発するかも。家事分担の問題はすぐに解決しよう
共働きがうまくいかない原因のひとつである家事分担について、なぜ家事分担がうまくいかないのか、どうすれば解決できるのかについて述べてきましたが、少しは参考になったでしょうか。
それが離婚の引き金になってしまうこともありますので、夫婦ですぐに話し合うことが必要です。
妻であるあなたの方が先に旅立つ可能性だってあるわけですし、妻亡き後の生活を考えれば、男性も少しは家事を出来た方がいいに決まっています。ご自身のためでもあるのです。
その辺りの話も加えながら、最新家電を取り入れたり夫をうまく操縦して、共働き生活を乗り越えていきましょう。