最近夫婦の会話ない、そんなご夫婦も多いのではないでしょうか。
会話をする時は用事がある時だけ、それも一言二言。
「うちはそれが普通だから」と軽く考えてしまうのは危険です。会話がない状態が長期化してしまうと、その生活に嫌気が差し、離婚に至ってしまうことも十分あり得るからです。
そこで、夫婦の会話がなくなってしまう原因やリスク、夫婦の会話を取り戻す方法など考えてみました。
会話は本来楽しんでするもの。会話がつまらないと諦めずに、ある程度努力することも必要ではないでしょうか。
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単身赴任夫婦の会話がなくなる一番の原因はすれ違い
離婚寸前の夫婦は、夫婦の会話が圧倒的になくなることがわかっています。
会話量については、まったく会話をしないのはもちろん、要件だけをラインで済ませたり、メモだけでやり取りをしたり。食事も寝室も別で過ごしているという夫婦も、実際は多いと思います。
単身赴任によるすれ違い
単身赴任前は夫婦仲が良くても、生活を共にしないことで更にコミュニケーションが希薄になります。
最初は寂しさからお互い頻繁に連絡しあい、事あるごとに電話やラインを使って会話をしていたのが、いつしか夫がいないことにも慣れてしまい、今まで普通に相談してきたことも自分で判断し対処できるようになってきます。
夫がいない生活が楽になる
そうなると、いちいち夫に相談するのが面倒になってしまい、結果的に
となってしまうのです。
その気持がすれ違いを生み、一気に会話が減ってしまうのです。
夫婦の会話がなくなることのリスク
既に夫婦の会話がないことで悩んでいる方も多いと思いますが、今までどのような会話をしてきたかをまずは思い出してみてください。
あるいは、忙しいのを理由に、まるで業務連絡のように短い会話だけで終わらせてはいなかったでしょうか。
離婚原因で多いのが「性格の不一致」「価値観の違い」
会話がなくなることで「どうしてわかってくれないんだ」「なぜそんな言動をするの?」という思いが積み重なり、それが長期化することによって、一緒に生活する意味はあるのか、こんな生活はもう嫌だと離婚の二文字が浮かんでくるのです。
会話をしようとしても相手が避ける、離れてしまうといった場合、会話以前に何か問題がある可能性もあります。
何らかの不満を抱えているからこそ、会話することさえ面倒に感じてしまうのです。
会話をしてもどうせ喧嘩するから、話し合っても無駄、その思いから意識的に会話がなくなることこそ危険だと思います。
夫婦の会話がなくなると子供にも影響が
笑顔で溢れている家庭が子供には必要であり、そうした家庭を築くのが親の役目だと思います。
それなのに、会話がない目も合わさないような親の姿を見たらどうでしょうか。
子供にとっては両親どちらも大切な存在
会話がない状況をなんとかしようと気を遣い、なんとか元の仲の良い両親、家族にしようと努力するのではないでしょうか。
そんないつも両親の顔色を伺いながら過ごす生活に、安らぎなんてありません。ストレスを溜め込んでしまい、それが成長の妨げになることもあると思います。
子供は親の背中を必ず見ている
ましてや単身赴任家庭で、父親が家に帰るたびに母親がため息をついたり愚痴を言ったり、貴重な家族団らんの場でさえ会話がない両親を見ていたら。
最初こそ両親の仲をなんとかしようとするかもしれませんが、母親の姿をいつも見ている子供は父親の存在価値をなくし、家庭に良いイメージを持つことなく成長してしまうのではないでしょうか。
どんどんなくなる夫婦の会話、夫婦の会話を取り戻すには
では、夫婦の会話を取り戻すにはどうすればいいのでしょうか。
会話はキャッチボール
相手が投げたボールを受けてすぐに投げ返すのではなく、ボールを一度しっかりと受け取り、それがどんなボールだったかをよく観察し考えた上で投げ返す、これが会話のキャッチボールです。
受け取ったままでもいけませんし、受け取ったボールを放り投げて、違うボールを投げてもいけないということです。
相手が受け取りやすいボールを投げることも大切です。
そうした会話を心がけるだけでも、会話はスムーズに進むのではないでしょうか。
まずは会話をする時間を作るところから
最近会話がなくなっているなと感じているなら、まずは会話をする時間を作るところから始めましょう。会話が長ければいいというわけではありません。会話が短くても、質の良い会話をすればそれで十分です。
妻側にありがちなのが、その日あった出来事をただひたすら話すことです。聞く側の夫は話の内容なんてどうでもよくなり、ただ相槌を打って聞き流してしまいます。
そうならないためにも、相手が興味を持つような内容を話すことも大切なことだと思います。
単身赴任妻の私が、普段から夫婦の会話で気をつけていること
平日はもちろん家にいないので、単身赴任前よりも会話は減ったのは確かです。しかし、単身赴任前よりも今の方が会話をしているように感じるから不思議です。
それは、やはりお互い普段顔が見えず生活を共にしていない分、要点を絞って話し、夫婦だけの会話をより大切しようと心掛けているからだと思います。
毎日の帰ったよコール、何か変わったことはないかという気遣い、今日の食事や子供のこと、なんでも話し合える空間をお互い作るよう日頃から意識しているからだと思います。
夫婦の会話がないからと諦めずに、妻のあなたからぜひ会話ができる環境を整えてみてはいかがでしょうか。