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人事異動で憂鬱な夫に対し妻としてどう励ますべきなのか

人事異動によって慣れ親しんだ部署から新しい部署へ異動するのは、期待がある一方で憂鬱にも感じてしまうもの。

特に地方公務員である市役所職員などは、3~4年という短いスパンで定期的に人事異動がありますが、異動希望が通ることがほとんどないので、不本意な部署へ異動となる可能性も当然あるわけです。
あなたの夫も人事異動で憂鬱な気分になり、落ち込む日がくるかもしれないのです。

そこで今回は、人事異動で憂鬱な夫に対し、妻としてどう励ますべきなのかについて考えてみました。

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目次

人事異動で憂鬱になってしまう主な理由

人事異動は組織で働いている以上避けては通れないことですが、公務員の場合ですと、3~4年という短い期間で人事異動によって部署が変わります。

理由は、特定の団体との癒着を防ぐこと、またそうした疑いを向けられないため

一部の幹部は別として、その決定権は人事課にあります。
希望の部署があってもそれが叶うことはほぼありませんので、異動が決まったらそれに従うしかありません。

当然希望通りの部署に異動できない可能性がありますし、居心地の良いやりがいのある今の部署から異動することを考えると憂鬱になってしまうのですが、では、人事異動で憂鬱になってしまうのは主にどんな理由からなのでしょうか。

異動後の人間関係の不安

異動するということは、また新たに人間関係を築いていなかなくてはならないということ。特に人付き合いが苦手な人は、周りにも気を遣い過ぎてストレスを抱えてしまいやすいため、それが仕事へも影響しかねないと不安が強くなります。

どこの部署へ異動するかよりも、誰が上司で誰と一緒に働くかが一番気がかりなのです。

全く知識のない部署へ異動するかもしれないという不安

どこに異動するかわかりませんし、全く知識のない部署へと異動する可能性もあります。不本意な異動によって仕事への意欲も薄れ、知識がないために仕事ができない人だとレッテルを貼られてしまうのではないかと不安になるのです。

人事異動が憂鬱そうな夫に対するNG行動

人事異動による不安を抱え、憂鬱そうな夫を目にするのは妻としてとても辛いことですが、励まそうとして逆に夫を傷つけてしまう、やってはいけない言動がいくつかあります。

同じ部署の人や知り合いと比較する

男性はプライドが高いもの

人事異動で憂鬱な気持ちになっている夫に対して、

「〇〇さんの旦那さんは〇〇部署が濃厚らしいよ」

「〇〇さん次の異動で昇進かも」

などと言っていないでしょうか。あなたの何気ない一言に夫は傷つきます。注意しましょう。

不安で憂鬱な気持ちを受け止めない

人事異動に対する不安な気持ちを夫から打ち明けられた時、「そうなんだ。それよりもさ…」など話を聞かず、自分の話ばかりしていないでしょうか。あなたは聞いたつもりでいても、夫は「俺の話も聞いてくれないのか」と無視された気持ちになってしまいます。

無関心な態度

妻が夫を気遣う素振りもなくいつも子供中心でいると、夫は家に自分の居場所を見つけることができなくなってしまいます。母親として子供中心の生活になってしまうのは当然のことですし、仕事と家事育児の両立なら夫に構っている暇なんてない!と言いたくもなるでしょう。

でも時には子供優先ではなく、夫にも目を向けることが大切なのです。

人事異動が憂鬱な夫へ妻としてどう接するべきか

家でストレスをかけないよう配慮する

人事異動が決定し落ち着くまでは数ヶ月かかる

その間だけでも夫を気遣い、できるだけストレスをかけないよう配慮することも必要ではないでしょうか。

例えばいつもお風呂掃除やゴミ出しをお願いしていたとしたら、いい機会だからと子供にお手伝いさせたり、土日にソファでダラダラしていても文句を言わないなど、いつもはつい小言を言ってしまいそうなことも大目に見てあげることもこの期間は大切だと思います。

聞き役に徹し愚痴や不安な気持ちを聞いてあげる

無理に話を聞き出そうとするのはよくありませんが、もし異動に対して不安な気持ちを打ち明けてきたら、まずは聞き役に徹しましょう。聞いているうちに励まそうとアドバイスをしたくなりますが、話が終わるまではグッと我慢。耳を傾け話を聞いてあげましょう。

仕事を家庭には持ち込みたくないと頭ではわかっていても、人事異動の憂鬱な気持ちはどうしても引きずってしまうものです。
人事異動で揺れ動く数ヶ月間、落ち着くまでは見守ってあげましょう。

異動後仕事が上手くいかず憂鬱になっている夫への励まし方

異動先が不本意であっても仕事なので我慢するしかありませんが、異動後仕事や人間関係が上手くいかず憂鬱になってしまうこともあります。
そんな時はどう夫を励ますべきなのでしょうか。

「お疲れ様」の一言が一番の励みになる

新しい部署で頑張らなければならないと一番感じているのは夫自身です。そんな夫に対して「新しい部署でも頑張ってね」「ミスだけはしないように」などの叱咤激励はいりません。それよりも疲れて帰った時の「お疲れ様」の優しい一言だけで十分なのです。

「どんなことがあってもあなたの味方。だから大丈夫、安心して」

不安で気持ちが押しつぶされそうな時、1人味方がいるだけで乗り越えられそうな気持ちになります。

男だから我慢するべき、泣き言を言わないのが正解でしょうか?
苦難な状況も分かち合うのが夫婦、弱い自分を見せ合うことができるのも夫婦だと思います。
どんな状況でも味方でいることを示す、これも夫の励みになるのではないでしょうか?

憂鬱な表情で仕事へ向かう夫を見ると、病んでしまうのではないかと不安になってしまいます。でもあなたも夫と一緒になって暗い表情でいたって何も解決しません。
家庭が暗い雰囲気になってしまうだけなので、できるだけ笑顔でいるよう心がけましょう。

異動先の憂鬱な気持ちは仕事が解決してくれることも

新たに築かなければならない人間関係、イチから覚えなければならない仕事。
やむを得ない事情がない限り希望の部署へ異動できることはほぼないので、知識がない部署へ異動して苦労するのは当然のこと。

憂鬱な異動、裏を返せば知識を広げるきっかけにもなり、それが新たなチャンスを生む可能性もある

仕事で結果を残せば上司の目にも止まるので、前向きに仕事を続けることが一番ではないでしょうか。
前向きに仕事を続け、上司と信頼関係が築けることができれば仕事の相談もしやすくなりますし、仕事が軌道に乗れば周りも認め、人間関係も円満に傾くかもしれません。

上司に認められるには仕事を真面目に取り組み、与えられた仕事で結果を残すしかありません。苦難を乗り越えることで大きな自信に繋がり、異動による憂鬱な気分も払拭できるのではないでしょうか。
やりたくない仕事でも前向きに取り組むことで、将来のプラスになるのは間違いありません。

資格を取ってこれからの仕事に活かすのもおすすめ

資格があることで評価に繋がりますし、異動の際に有利に働くことがあります。

仕事が軌道に乗るまでは不安が募りますが、前向きに捉えて頑張りましょう。

異動後ずっと憂鬱で辛そうな時は休ませることも大切

不本意な部署でも仕事を続けることが大切ですが、それは健康だからできること。
憂鬱な気分が拭えず、ずっと辛そうな状態でいるようでれば、手遅れになる前に仕事を休ませることも妻として必要なことです。

退職という二文字がチラつく前に身も心も休ませてあげよう

部署が変われば体調が良くなることもあるので、退職という形で終わらせてしまう前に休職手続きをしましょう。

休職期間は最低限のお給料はもらえますので生活に大きな支障はありませんし、しばらく休んで気持ちが安定した頃を見計らって、徐々に仕事復帰すればいいのです。
休職したことで、上司や人事課も次の異動に関して何かしらの配慮があるかもしれません。

辛い状況を強くアピールする勇気も必要

そしてもう一つ大切なのが、辛い時は我慢せずに異動したいことを強く主張することです。
本来は3~4年の短いスパンで異動するものですが、異動期間を待たずに自分から強く主張しないことには、今の辛い状況は誰にも伝わりません。

察して欲しいは職場では伝わりませんので、自分で声を上げるしかないのです。
弱みを見せるのは嫌だとプライドが邪魔するかもしれませんが、勇気をもって辛さをアピールするようアドバイスすることも必要だと感じます。

公務員を実際に退職する人は少ないのが現状。退職、転職で悔しないために今やれることから始めよう

公務員といっても国家公務員や地方公務員、消防士や警察官、自衛隊や教員など職種は色々。
あなたの周りにも公務員の方がいると思いますが、定年退職以外で退職する方はいたでしょうか。恐らくほぼゼロに近いと思います。

安定した職業である公務員職を離れる人は少ないのが現状

仕事が辛く辞めたいと思っても、実際は休職や異動願いなんとか乗り越え、転職することなく定年まで勤め上げる人がほとんどなのです。

異動で辛い状況になってしまう人はあなたの夫だけではないので、どうしても辛い時は、信頼できる上司や人事課に相談するのが先決でしょう。
短いスパンで人事異動があるならそれまで待つというのも方法の一つですし、続けることによって解決に向かうこともありますので、夫婦でよく話し合うことが大切でしょう。

公務員という安定した職を離れるのだけは、妻としては何としてでも阻止したいところ。夫が前向きに仕事に取り組めるよう、笑顔を心がけて美味しい料理を作り、夫をサポートしてあげましょう。