断捨離によって夫婦仲が良くなる、という話を耳にしたことありませんか?
一時期断捨離がブームになり、書店へ行くと断捨離についての本がたくさん並んでいましたが、部屋が綺麗になることは理解できても、断捨離によってなぜ夫婦仲が良くなるのか、その理由がわかりませんでした。
そこで今回は、断捨離をすることでなぜ夫婦仲が良くなるのか、断捨離の方法やポイントについても調べてみました。
注目したいのが、断捨離によって夫婦仲が悪化してしまう可能性もあるということ。
断捨離で後悔しないためにもぜひご覧ください。
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断捨離をすることでなぜ夫婦仲が良くなるのか
物を探す時間が減るから
部屋中物で溢れていると、必要な時に必要な物がすぐに見つかりません。
すぐに物が見つからないというちょっとしたストレスが蓄積され、夫婦仲が徐々に悪化してしまうのです。
掃除がしやすくなるから
物が多いと掃除をするのも大変です。
大変だとわかっていると掃除をする意欲を失くし、どんどん物やホコリで部屋が埋め尽くされてしまいます。それを毎日目にするのはかなりのストレスです。
部屋が綺麗になることで気分が上がるから
断捨離で部屋がすっきりすると、気分まですっきりします。
気分が上がることでエネルギーも高まり、それが良い結果に結びつくわけです。
どれも共通するのは、断捨離によってストレスが軽減され、それが夫婦仲にも良い影響をもたらすということ。捨てる時に相手の同意を得るため、会話が増えるのも夫婦仲が良くなる理由の1つでしょう。
注意!断捨離が原因で夫婦仲が悪化してしまうことも
断捨離によって夫婦仲が良くなることはおわかりいただけたと思います。
実際、妻が断捨離に目覚めてどんどん物を捨ててしまい、自分が大事にしている物も断りもなく捨てられてしまった、などの理由から夫婦仲が悪化したという話もあります。
妻からしてみればガラクタに見えるものでも、夫からすれば宝物かもしれません。
夫婦喧嘩に発展してしまうのは当然でしょう。
断捨離の目的を見失わないこと
問題なのが、断捨離の目的がズレて、物を捨てることだけに集中してしまうことです。
断捨離によって良い結果をもたらすことはあります。
すると今度は「断捨離=幸せになる」という気持ちが強くなり、「物をどんどん捨てよう」「捨てないと幸せになれない」と思い込んでしまうのです。
そして自分がやってることは正しいことだという思い込みから、夫や家族にまで物を捨てることを強要するのです。
これで夫婦仲、家族が幸せになれるでしょうか。
夫婦仲を良くする断捨離の方法とポイント
では、断捨離をする際はどんな方法、ポイントがあるのでしょうか。
①捨てるルールを決める
物の価値観は人それぞれ、自分のものさしで捨てるのではなく、例えば、1年様子を見て使わなかった物は捨てようといったルールを決めるのです。特に洋服などを捨てる時に効果的な方法です。
②家族の物には手を付けない
私の夫は物を集めるのが好きです。特に本はよく購入するので、気が付くと本棚に入りきれずに乱雑に置かれていることもあります。
捨ててしまうのは簡単ですが、捨てた本をまた取り戻すのは難しいことでもわかるように、家族に断りもなく断捨離をすることだけはやめましょう。
③捨てることを強要しない
自分から捨てることはなくても、「これ捨てたら?」「早く捨ててよ」など口うるさく言ってはいけません。
自分の考えを押し付けてまで捨てることを強要してしまうと、部屋がスッキリしてもモヤモヤした気持ちだけが残るだけ。
どうせ断捨離をするなら、夫婦仲が良くなるような断捨離を目指したい、そう思いませんか?
夫婦仲を悪化させないためには「思いやり」が必要です。下記記事もぜひ参考にしてください。
自分本位の断捨離は絶対にだめ。夫婦仲を悪化させるしかない 断捨離は不思議なもので、最初はなかなか捨てられずにいても、捨てるコツがわかるとどんどん物を捨てたくなってしまいます。 断捨離することが多い洋服にしても、以前は、 […]
断捨離をしたいけど捨てる勇気がない時の対策
断捨離をしたくてもなかなか踏み切れない、まだ使うかもしれないと捨てる勇気がないという方も多いのではないでしょうか。
1年以上使っていない物、着る機会がない服でも、いつか使うだろう着るかもしれないとなかなか捨てられないのです。
1日1個捨てるところからスタート
断捨離はたくさん捨てることだと思いがちですが、そうではありません。
捨てる勇気がないのなら、1日1個捨てることを目標にしてみてはいかがでしょうか。
1日1個捨てる習慣が身に付くことで、自分にとって今何が必要で何が不要かが見えてくると思います。
捨てても後悔がないと断言できる物から捨てる
1年以上使っていない物でも、高価だった物や思い出がある物はなかなか捨てることができないもの。
捨てる勇気がないものを無理に捨てる必要はない
それよりもボールペンや食器など、日々の暮らしの中で無駄に多い物、破損している物など、捨てても後悔がないと断言できる物から捨ててみてはいかがでしょうか。
断捨離場所を限定する
机全体、押入れ全部、クローゼット全てを断捨離しようとすると疲れてしまい、捨てる時に迷いが出てしまいます。
机の引き出し、押入れの下段のみ、衣装ケース1つなど、場所を限定して断捨離を行うと進みやすくなります。
最初はなかなか捨てられないかもしれませんが、一度捨てるとコツが見えてきます。
断捨離をすることで無駄な出費がなくなり、結果的にお金が貯まる
私の体験談ですが、ある日子供から「学校でダンボールを切るから、ダンボールカッターが欲しい」と言われました。
普段全く使うことのないダンボールカッターですが、上の子の時に購入した記憶があったので、家にあるのは間違いありません。そこで、おそらくここだろうという場所に目星をつけて探しました。
しかし探しても探しても見つかりません。でも絶対に捨てることはないため、必ず家にあることはわかっています。
それでも見つからなかったので私は断念し、ほとんど使うことのないダンボールカッターをまた購入したのです。
例え数百円の物だとしても無駄な出費に変わりはありませんし、その数百円で別のものが変えたと思うと悔しくてなりません。
断捨離することで無駄な出費を減らし、結果的にお金が貯まることにも繋がるのです。
断捨離だけで夫婦仲が良くなるとは限らないが、部屋が汚いだけで夫婦仲がギスギスすることだけは断言できる
喧嘩が絶えない夫婦の家は、部屋が散らかり空気が淀み、薄暗い雰囲気だそうです。
喧嘩がなくても、あなたはそんな家に帰りたいと思いますか?
空気が淀んだ薄暗い雰囲気の部屋で食事をしても美味しくないですし、そこから楽しい会話なんて生まれません。
もちろん部屋が汚くても夫婦仲が良好な方もいるでしょうし、断捨離だけで夫婦仲が良くなるとは限らないと思いますが、断捨離によって部屋が明るくなるだけでも夫婦仲、家の雰囲気は変わると思います。
断捨離をするのは大変だが行う価値はある
なかなか作業が進まないこともあると思います。育児と家事の両立で部屋を片付けられないこともあるでしょう。
しかし断捨離によって物を減らし快適な家へと生まれ変われば、夫も大事にされていると実感でき、帰りたく家へとなるのではないでしょうか。